春夏秋冬 山へ登ろう!

里山ハイキング・テレマークスキー・ゴルフについて綴っています

雲取山を日帰り登山する 2015-10-22 日本百名山【59座目】

2015-11-09 | 日本百名山シリーズ
  1. 山名  雲取山(くもとりやま) 2012m
  2. 東京都奥多摩・山梨県丹波山村・埼玉県秩父 の県境に位置。
  3. 登山形態  日帰りピストン
  4. メンバー  単独
  5. 交通手段 マイカー(駐車場所は下記)
  6. コースタイム&ルート
    鴨沢ルート(小袖登山口~七つ石小屋~奥多摩小屋~雲取山頂上をピストン)
    全長:21.2km/所要時間8:15分/累積標高+1587m
  7. 写真・動画

 

山梨県丹波山村の道の駅「たばやま」を朝5時前にマイカーで出発し、小袖登山口付近の路肩スペースに運よく駐車できた。

前日、道の駅の観光案内で小袖の駐車場所を確認したら、村営Pは今工事中で5台ほど可で、本来の林道舗装路も工事中で通行止めなので所畑の細い林道を利用するしかないと言われ、何とかPにたどり着けた。

小袖登山口からでないと日帰りがしんどいが、村営Pが工事中で小袖に駐車するのには苦労する。

登山口付近の駐車スペースを地図上に記しておく(2015-10-21日現在です)
   

登山口を出発できたのは5:40頃でヘッデンを点灯して歩いた。距離があったのでいつもより速足で歩いたが登山道に石がなく大変歩きやすい状態で七つ石小屋には2時間ほどで着いた。

七つ石小屋で休憩していたらテント場の二人と長話になり20分も休憩してしまい、慌てて七つ石山を登った。

七つ石山からは急な下り坂が15分ほど続くが、その後は奥多摩小屋までなだらかな登り坂となり、相変わらず速足で歩く。

奥多摩小屋には8:55に着いたが、道端に何気なく売り物の登山バッヂが置いてあり、あまり買わないほうだが気にいったので1個購入。
小屋の主人がうれしかったのか、これから先の小雲取山へのルートについていろいろアドバイスをくれた。

この雲取山はいろんなピークに巻き道が作ってあり、地図にはないが直登ルートより楽に登れる。
七つ石山の巻き道は超長いがその内の一つかもしれない。

残念ながら頂上に近づくにつれガスが出てきて眺望は良くなかったが、9:47に頂上到着、強風の上 ガスが出ていたので標柱前で証拠写真を撮って非難小屋でランチ休憩。
小屋には女性二人が居て、淡路島出身の女性と関西の山や食べ物の話をしていたら、またも40分も長居してしまい、慌てて下山開始。

七つ石山の巻き道を下山したが、楓・もみじ・ブナの紅葉、黄葉が結構色付いていて楽しめた。

小袖登山口着は13:40で、予定は16時だったので余裕の日帰り登山となった。

日本百名山 59座達成!

2000mクラスの山登りで休憩時間含めての平均時速が2.6kmにもなったのは初めてで、傾斜だけではなく、登山道の歩きやすさでかなり変わることを体験した。

 この後、マイカーで極狭の林道を下りて日帰り♨のめこいの湯で汗を流して明日の天城山を目指して移動した。


出発直後はこんな道を歩くが、ガレ場とかなく大変歩きやすい




出発から2時間くらいで紅葉が見え始める

七つ石小屋へ到着。水場もあるし冷たいドリンクやビールも売っている。

七つ石山への登り

七つ石山頂上。奥多摩方面への縦走路がある。

ガスが出始めた

大変歩きやすい道が続く(小走りで登る)


ヘリポートがある。奥多摩小屋の手前。

奥多摩小屋だ。これでも宿泊できるようだ。トイレももちろんある。

小屋の主人お薦めの小雲取山への巻き道を歩く。

頂上の非難小屋が見えてきた。

9:50 雲取山の頂上へ到着。

頂上非難小屋でランチ休憩
トイレは外にあるが、水場が全くない。

10:22 下山開始。

正面に七つ石山が見えるが、下山は巻き道を通った。

変わった形の木だ。枝も幹もくねっている。

七つ石山の巻き道ルートに入ると紅葉が鮮やかだ

崖が多い。

13:30ごろ、小袖登山口が近くなり見下ろすと狭い路肩スペースに何とか駐車している2台

もう少し奥の林道には数台停められるスペースがあるみたいだ

登山口脇の路肩スペースにも停めている🚘

13:40 マイカーだ。登山口から2~3分下流で4台は停められる。

自分の脚では日帰りは厳しいかと思ったが、予定より2時間以上早く、余裕の日帰り登山だった。

七つ石より上はコメツガやシラビソなどの針葉樹が多く綺麗な山容でした。

END

 

 

 

 

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秩父の百名山 両神山(1723m)に登る 2015-10-20【58座目】

2015-11-05 | 日本百名山シリーズ

南関東・秩父の日本百名山巡りの4日目は埼玉県秩父の両神山1723mに登った。

  1. 2015年10月20日
  2. 両神山(りょうがみさん)  1723m
  3. 埼玉県秩父市、小鹿野町に所在
  4. 日向大谷ルート日帰りピストン
  5. 単独
  6. 交通手段はマイカーで両神山荘から1.5km手前の路肩スペースに駐車(通行止めで登山口Pまで進入せず)
  7. コースタイム&ルートマップ
  8. ショートムービー動画

 

10月20日朝4時半ごろに車中泊した道の駅「ちちぶ」から両神山荘を目指してマイカーで出発。

山荘手前の10kmくらいから「土砂崩れにより両神山荘手前で通行止め、登山口まで通行できません」の標識が何回も出てきた。

下調べ不十分さを後悔したが、行くだけは行こうと🚘を走らせると、山荘手前1.5kmくらいで「通行止」の看板が現れて「進入禁止」の看板とバリケードが出てきたので、その手前のスペースに駐車して徒歩で山荘へ向かった。

バリケードは完全封鎖ではなく🚘が通れるスペースがあるのが不自然で、ひょっとすると通行できるかも と思ったが、1kmちょっとだから歩くのもいいかとそのまま徒歩で進んだ。

後で知ったことだが、これはどうやら自治体が安全を見てとった措置のようで、昨今 自然災害について人的ミスを非難されるのを恐れてとった措置のように想像できる。

両神山荘付近まで行くと、🚘が数台停まっていて、やっぱり通行は全く問題ない状態だった。

下調べをしなかったのを後悔したが、日帰り登山には時間的に全く問題ないので山荘からの登山口に向かった。

🚘は数台停まっていたが、登山者は他に見られず、しばらくは一人旅で歩き続けたが、1時間半ほど歩くと先行者が一人見られ、やがて追いついて会話をしながら清滝小屋まで歩いた。
どうやら自分と同じ日本百名山巡り中とのことで会話が結構続いた。

清滝小屋は無人で避難小屋になっているが、中を覗くと寝具も置いてあり結構綺麗な感じだ。
現に2人分のシュラフが広げてあったので宿泊者がいるようだった。

小屋を出発するとやがて先ほどの人を追い越して先へ進んだが、鎖・ロープの箇所が次々に現れてきた。
必要ない所が多かったが安全登山として良く整備されていた。

途中で、谷向うの峰のほうから木がガサガサ大きく揺れる音が聞こえて、ひょっとしてクマさんかと思ったが離れているので気にせず歩いたが、何回も聞こえてくるので思わず後ろを振り向きながらの山歩きになった。

頂上直下にも大きな鎖があるが、捉まりながら歩く程度で難易度は低い。

頂上には4時間半ほどで着いたが、数人の登山者がいて、八丁峠からの人はヘルメット姿だったが急な鎖場の連続でかなり疲労度が大きいようだった。標識には危険個所多いので行くべからず的なことが表示されていた。

途中で追い抜いた登山者の方もしばらくして到着され、ランチを食べながら会話し、記念写真も一緒に撮ったが、上州 武尊山の山荘を経営している人のようで2500円/素泊まりなので使ってくださいとのお薦めがあった。
こちらのYoutubeについて教えてほしいとのことでチャンネルIDを教えてあげた。

下山も同じルートをピストンしたが、13時過ぎに両神山荘に到着、駐車場所まで舗装路を20分ほど歩いて、次の目的地「丹波山村」へ向かった。

深田久弥は、両神山について一種奇怪な形の山と書いているが、頂上の四角い岩のブロックが空に向かって突き出ているのが威圧的で異風だと言うものだが、実際に登ってみてもそのようには感じとれなかった。

両神神社には2頭の狼が控えていたのが印象的で、普通には狛犬らしいが何故狼なのだろうか。

沢沿いをひっそりと、清滝小屋へ向けて急登をひたすら、小屋から上は鎖・ロープと戯れ、眺望を楽しみながら登った山だった。

これで日本百名山58座目達成!

時間がたっぷりあるので この後マイカーで山梨県の丹波山村へ。

大菩薩ラインの10kmほど続く最高の紅葉を楽しみながらドライブした。 


 写真を並べた

両神山荘手前1.5kmでこの「通行止」「進入禁止」の標識と
バリケード(🚘が通れるスペースがあるのは何故だ)
朝6:09 この手前の路肩スペースにマイカーを停めて日向大谷へ
出発


前方のピークが両神山?


第3駐車場脇に階段があり、ここから両神山荘への近道らしい

日向大谷ルートの案内図がある

両神山荘のPには🚘が数台あり、通行可だ

登山口から直ぐ鳥居がある

鎖場が出てきた。特に鎖は必要なさそうだった。

巻き道のような狭い登山道が続く

7:04 清滝コースと七滝沢コースの分岐標識。清滝コースへ向かう

七滝沢コース入り口には「無理な登山はやめよう」が。難コースらしい。

清滝コースは しばらくは沢を渡渉しながら登る

沢を歩くとルートが分かりにくいが赤テープを見ながら間違わないように

水場だ。水はたっぷりあるのでここでは飲まなかった。

8:32 無人の清滝小屋へ到着。中は畳敷きで小奇麗だ。シュラフが
2人分広げてあったので誰か宿泊中のようだった。
びっくりしたのはトイレが水洗だった。

小屋から上は紅葉が進んでいる

小屋から30分くらい登ると、鎖やロープが次々に出てくる。
足場がたくさんあるので特に危険な箇所は全くなしで、鎖は不要
なところが多い。





岩に木が生えている。

このピークが頂上か?

頂上はこの岩を登ったところ。
ここも足場がしっかりしていて安全に登れる。

10:06 頂上1,723m到着。

僅かに富士山が見えていたがカメラには映らない。

10:45 ランチ後に下山開始。頂上の鎖場を下る。

END

 


 

 

 

 

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南関東・秩父の日本百名山巡り/2015年10月編

2015-11-03 | 日本百名山シリーズ

日本百名山巡りの山旅 2015年10月 第2弾として南関東・秩父方面に8日間の予定で出かけた。

目指すは 天城山   丹沢山   両神山   雲取山  の4座 で、日本百名山 トータル60座達成を目指した。

10/17(土)の天城山からスタートの予定だったが、当日は南関東は雨で強風だったため、天城高原GCの登山口で朝8時から待機したが天気回復せず その日は登山断念。大きく予定を変更することになり、最終的に以下の日程で南関東・秩父の百名山を巡った。

おまけの山として、東京八王子の「高尾山」にも登り、日本一登山者の多い山を味わってきた。

◆地図上での百名山位置




 ◆10月16日(金)~23日(金)の山行日程スケジュール

月/日

スケジュール・コースタイム

詳細記事

10/16㈮

🚘姫路自宅10:30==播但有料・山陽道・名神・新名神・東名阪・伊勢湾岸道・東名・新東名=駿河湾沼津SA上り18:30

 

10/17㈯

 

🚘沼津SA6:00==沼津IC==伊豆縦貫道・遠笠山道・天城高GC8:00:  
登山口で天気回復を1時間30分待つも強風・ガスで登山断念。 
🚘で伊豆スカイライン経由で熱海温泉。「かんぽの宿」で温泉入浴、食事・熱海見物してから丹沢山 大倉登山口付近の神奈川県秦野公園付近の有料Pで車中泊

 

 

10/18㈰丹沢山
日帰り登山

👤大倉登山口(秦野ビジターセンター)6:00・・・駒止茶屋7:39・・・堀山の家7:54・・・花立山荘8:41・・・塔の岳9:25・・・丹沢山10:50~11:40・・・塔の岳12:37・・・花立山荘13:01・・・堀山の家13:44・・・駒止茶屋14:05・・・秦野ビジターセンター15:16
🚘有料P==秦野天然温泉さざんか==厚木道==東名==首都連絡道=厚木PA


丹沢山ブログ記事は こちら

10/19㈪

高尾山
       観光

🚘厚木PA=首都連絡道=高尾山ICー八王子市営P(高尾山口)
👤P・・・清滝ケーブルカー駅=🚡=高尾山駅・・👤・・自然研究路(4号炉)・・・高尾山頂上・・・1号炉・・・JR高尾山口・・・P
🚘P==一般道==秩父 武甲温泉==道の駅ちちぶ

 

高尾山のブログ記事は こちら

10/20㈫

両神山
   日帰り

🚘道の駅ちちぶ5:00==一般道==両神山荘手前1.4kmで駐車(通行止め看板)
👤駐車場所6:09・・・両神山荘6:35・・・七滝沢コース分岐7:04・・・清滝小屋8:32・・・両神神社9:27・・・両神山頂上10:05~10:44・・・両神神社11:13・・・清滝小屋11:43・・・七滝沢コース分岐12:51・・・両神山荘13:19・・・駐車位置13:37
🚘駐車位置14時頃==一般道==山梨 道の駅たばやま(丹波山♨のめこい湯)

 

両神山のブログ記事はこちら

10/21㈬

雲取山
  日帰り

🚘道の駅たばやま4:50==一般道==小袖登山口P 5:15(※駐車スペース小)
👤小袖登山口5:37・・・七つ石小屋7:40-7:57・・・七つ石山8:19-8:24・・・奥多摩小屋8:56・・・小雲取山9:25・・・避難小屋9:40・・・雲取山9:45-10:25・・・小雲取山10:36・・・奥多摩小屋11:01-11:14・・・巻き道分岐11:35・・・七つ石ルート合流点12:05・・・小袖登山口13:43
🚘小袖登山口P==林道==一般道==道の駅たばやま(♨のめこい湯)==一般道==道の駅 富士吉田18:30

 

 雲取山のブログ記事はこちら

10/22㈭

天城山
   日帰り

 

🚘道の駅 富士吉田7:00==修善寺道==伊豆スカイライン==天城高原GC(天城山縦走路登山口)9:15
👤天城高原登山口P9:34・・・万二郎岳登山口9:52・・・万二郎岳頂上10:35-10:48・・・万三郎岳頂上11:51-12:23・・・涸沢分岐12:58・・・万二郎岳登山口14:01・・・天城高原登山口P14:17
🚘天城高原登山口P==一般道==伊豆スカイライン==修善寺道==♨百笑の湯==新東名=
  浜松SA

 

 

天城山のブログ記事はこちら

10:23㈮

🚘浜松SA==新東名・東名・伊勢湾岸道・東名阪・新名神・名神・中国道・山陽道・播但有料==姫路着

 

各々の山行報告詳細はブログ記事リンクに記載。


 

 ◆元々の計画・日程

月/日

スケジュール

宿泊地

10/16㈮

🚘姫路自宅10:30==播但有料・山陽道・名神・新名神・東名阪・伊勢湾岸道・東名・新東名=駿河湾沼津SA上り18:30

SAで車中泊

10/17㈯

天城山

🚘沼津SA6:00==沼津IC==伊豆縦貫道・遠笠山道・天城高原GC8:00:
👤天城高原GC登山口8:30・・・万二郎岳登山口8:50・・・万二郎岳9:40・・・万三郎岳10:55・・・涸沢分岐12:00・・・万二郎登山口12:25・・・ゴルフコース登山口12:40
🚘P出発13:00==神奈川県立秦野戸川公園P17:00

秦野戸川公園P

車中泊

10/18㈰丹沢/蛭ヶ岳

👤大倉登山口6:00・・・駒止茶屋6:35・・・花立山荘9:25・・・塔ノ岳10:35・・・丹沢山12:15・・・蛭ヶ岳(蛭ヶ岳山荘)14:55

蛭ヶ岳山荘泊

10/19㈪

丹沢/蛭ヶ岳

👤蛭ヶ岳山荘7:00・・・丹沢山8:30・・・塔ノ岳10:10・・・花立山荘10:50・・・駒止茶屋12:15・・・大倉登山口13:25
🚘秦野戸川公園P14:00==厚木自動車道==首都圏中央連絡道==厚木PA18:00

厚木PA 車中泊

10/20㈫

予備日 

道の駅ちちぶ泊

10/21㈬

両神山

🚘道の駅ちちぶ5:00==両神神社(日向大谷口P)6:00
👤日向大谷口6:30・・・会所7:00・・・清滝小屋8:10・・・両神神社8:50・・・両神山頂上9:30・・・両神神社11:10・・・清滝小屋11:50・・・会所12:50・・・日向大谷口13:30
🚘日向大谷口P14:00==道の駅たばやま18:00

道の駅たばやま泊

10/22㈭

雲取山

🚘道の駅たばやま5:00==丹波山村村営P5:30
👤小袖乗越6:00・・・七ツ石小屋8:45・・・奥多摩小屋10:20・・・小雲取山10:55・・・雲取山11:25・・・小雲取山12:15・・・奥多摩小屋12:35・・・七ツ石小屋13:55・・・小袖乗越16:00
🚘丹波山村村営P16:30==御殿場==新東名==駿河湾沼津SA下り20:30

SA 車中泊

10:23㈮

🚘姫路着

 

END

 

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丹沢山を大倉尾根ルートで日帰り登山/2015-10-18 57座目

2015-11-02 | 日本百名山シリーズ

日本百名山巡り 南関東 2015年10月編として神奈川県の丹沢山を登った。

10月16日~23日の8日間で丹沢山・両神山・雲取山・天城山の百名山4座と

おまけの東京八王子の日本一人気の山 高尾山も登ってみた。

全体の日程・スケジュールは ブログ「南関東・秩父の日本百名山巡り/2015年10月編・・・」に記載。


 

  1. 丹沢山 1,567m (神奈川県相模原市緑区山北町清川村)
  2. 日程   2015年10月18日(日)
  3. メンバー 単独
  4. 形態  日帰り(登山口で前泊)
  5. ルート&コースタイム
    大倉尾根ルートピストン、全長:20.1km、9時間18分(休憩1.5時間)、累積標高1,922m

  6. 交通手段 マイカー 
    ・・・神奈川県立 秦野公園前民間P利用
  7. ショートムービー動画・・・当日の動画&写真をショートムービー化


前日10月17日(土)に大倉登山口の秦野ビジターセンター前の民間有料P(24h 800円)に駐車して車中泊。

県立秦野公園Pも隣接されているが、朝8:00~18:00までの利用となるので日帰り登山としては利用できないので、民間Pか500mくらい先の道路路肩に駐車するしかない。(民間Pは30台くらいは可能)

18日(日)朝6:00ちょうどに秦野ビジターセンター前で登山届を投函し出発。
計画では丹沢山までの登りが7時間15分だったので、丹沢山系の最高峰である蛭ヶ岳まで足を延ばして蛭ヶ岳山荘で小屋泊ピストンするつもりだったが、4時間50分 10:50頃に丹沢山頂上着で、2時間以上も計画より早かったので日帰りピストンに変更した。

深田久弥の百名山 丹沢は今の丹沢山一峰を言っているわけではなく、丹沢山地全体を示すらしいが、それではどこまで登っていいのかわからないので、現在の丹沢山頂上で済ませた。

登山道はバカ尾根とか呼ばれて登山口から塔の岳までは木の階段だらけで急登がず~っと続くが、危険個所もガレ場などもなく歩きやすいので標高で400m/hrくらいはかせげてコースタイムは早くなる。

天気も良く、紅葉が期待できたが、塔の岳まではほとんど見られなくて、塔の岳から丹沢山は見頃で楽しめた。

塔の岳まではたくさんの登山者が登っているが(100人くらいは座っていた)、丹沢山は10名くらいしか見られなかった。
塔の岳から丹沢山の間は富士山が常に見えているし、紅葉景色が素晴らしいのにもったいないことだ。

丹沢山頂上では、おにぎり&卵ラーメン、いつものコーヒーを楽しんで50分ほど丹沢山系の景色をみながらゆっくりさせてもらった。

丹沢山から塔の岳への下りでは、登りの人は10名ほどすれ違っただろうか、以外と少ないが、塔の岳まで帰るとなんと100人くらいの人で埋まっていて、若い人の色とりどりの山ファッションがいい。

塔の岳からの下りでは、歩きやすいせいかトレランの人がどんどん走っていて気を使う。なにせ荷物がほとんどないから羨ましいが、一般登山者も多いので彼らも走りにくいと思うので、大倉尾根のようなメインルートよりマイナーなルートを走ればいいのにと思うが。

バカ尾根をダラダラと下っていたら、午後3時15分ごろに秦野ビジターセンターにゴール。

日帰りに変えたので明日の予定を考えながら「秦野天然♨さざんか」で疲れを癒した。

この後、圏央道で厚木へ移動だ。


 

   写真です   

天気が良くて最高の紅葉登山でした。

次のブログ記事は「日本一 登山者が多い 高尾山」です。

   END 

 

 

 

 

 

 

 

 

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戸隠キャンプ&高妻山登山2015-10-7(日本百名山56座目)

2015-10-13 | 日本百名山シリーズ

上信越 山旅3日目の2015-10-6は小谷村から戸隠キャンプ場へ移動し戸隠キャンプ場で幕営。

戸隠神社界隈は平日でも観光客だらけ。そば屋ばっかりだ。

戸隠キャンプ場は寒いせいかほとんどテントが見えない。

1泊4000円で2泊8000円を受付で支払って だだっ広いオートサイトに幕営。

4000円は高い~。施設は古いしサイトは凸凹だし夜中に野良猫にテント内を荒らされて散々。

おまけに翌朝は氷点下でテントはパリパリ。

しかしながら普段の行いがいいのか高妻山登山も快晴で気持ちいい登山ができた。

高妻山は戸隠連邦の中で最高峰だが、頂上は2353m。

そんなに高い山ではないが、選んだルート 一不動ルートは帯岩など鎖場があって危険個所があり、頂上稜線直下は超急登で岩登り気味で日帰り登山としては9時間14kmを超える体力勝負の山だ。3000m級の山と思ったほうがいい。

現に、高齢の登山者の方は鎖場で苦労され、一不動の手前の急登で苦労され、頂上稜線直下の急登で苦労され、下山が相当遅くなっていた。

登山者用Pの車も午後5時30分で5~6台残っていたし、安易に登れる山ではないと思ったほうがいいと感じた。

自分は、出発が5:40と早かったし、鎖場にも慣れているし重荷の縦走もして来ているので、きつかったけど午後3時には下山できた。

紅葉はしていたが、雨飾山と比べると鮮やかさがなく今一だった。

とにもかくにも日本百名山巡りとして56座目を無事に達成できたことは喜ばしい。

★登山の様子を動画にまとめた

 

 

★ルート&コースタイム他

       ・ルート図(GPSログデータ)

     

     ・ GPSグラフ

     

      ・コースタイム

      戸隠キャンプ場5:40・・・・牧場入口5:55・・・・登山道入口6:21・・・・帯岩6:52・・・・一不動(避難小屋)7:32-7:46・・・・五地蔵岳8:40・・・・頂上10:26-11:05・・・・五地蔵岳12:34-12:47・・・・一不動13:27-13:37・・・・帯岩14:14・・・・戸隠キャンプ場15:04

 


 

★ 写真

↓ 戸隠キャンプ場フリーサイトを高妻山目指して出発(10月7日 5:40)

     広~いオートサイトで1張りだけで、地面は霜が降りている。サム~

↓ 戸隠牧場入口・・・登山者の為に開放してくれています。m(__)m

↓ 牧場の牛さんたち

↓ いよいよ森の中へ入っていきます。奥に見えるのは五地蔵岳

↓ 沢の渡渉が20回くらいあるか。

↓ 滑滝のような鎖場(長さ10mくらいで滑らないよう注意)

↓ 帯岩の鎖場で、最初は濡れた岩を垂直に登る。女性や高齢の方は時間がかかる。

↓ この写真の状態で先行者から、「お先にどうぞ」と言われ、鎖のない所を

   歩いて追い越す羽目に。

 

↓ 下山時に撮った帯岩の写真だが、鎖場は50mほど続く。

↓ 出発から約2時間、「一不動」と言う無人の避難小屋に着き小休憩。

↓ 五地蔵岳がチョロット見える。割りと近い。

 

↓ 約3時間経過、五地蔵岳に到着。後ろに高妻山が。

↓ さらに10分歩くと、高妻山がくっきりと見える。遠い~

↓ 北アルプスの雪景色がかすかに見える。早くも雪か

↓ 反対側には妙高山がそびえ立つ。

 

↓ 更に近くなった高妻山

↓ 疲れて ふと下を見ていたら、数少ないリンドウの花が。

↓ 十三仏と言う13の仏を拝んで死者を弔う山らしく、石碑が随所に見られる。

↓ 高妻山の急登は見るだけでため息。

↓ 北アルプスの槍ヶ岳 穂先が見える。

↓ 頂上稜線直下の急登はまいった~。写真を撮る余裕もないほどだった。

↓ 出発4時間45分、なんとか頂上到着。

 

日本百名山 56座目をGet!

↓ ランチ休憩30分で下山開始。

↓ 牧場・キャンプ場が見える所まで下山。

↓ 下山も一不動ルートで。鎖場も無事クリアして無事に下山。

戸隠キャンプ場には午後3時ちょうどに下山。

トータル9時間20分、14.9kmの山旅だった。

標高は2353mで低いが、アップダウンが大きく、危険個所もあり、手強い山だった。

今夜もキャンプ場でテント泊、今夜は更に寒いのでシュラフカバーも使って暖をとろう。

明日は最終日、戸隠観光と美ヶ原に立ち寄ってのんびりすごそう。

END

 

 

 

 

 

 

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紅葉の雨飾山1963mを登る 2015-10-5

2015-10-12 | 日本百名山シリーズ

日本百名山巡りとして、紅葉の時期を迎えて上信越の 雨飾山と高妻山を登ってきた。

今回の山旅は家族(妻&愛犬)を連れて長野県の小谷村の雨飾高原と戸隠高原キャンプ場で幕営しながら4泊5日となった。

キャンプ場は標高が1200mもあるので寒かったが、登山口キャンプだったので登山には便利で、効率的に日帰り登山ができた。

雨飾山の紅葉は以前から注目していたが、見ごろに登れて最高の紅葉を楽しむことができた。

特に荒菅沢から布団菱方面の紅葉は、今まで見たことないくらいに岩肌の白と紅葉・黄葉・緑のコントラストが綺麗で感動した。

 紅葉中心ににまとめた。

  


  雨飾高原キャンプ場には午後1時10分前にマイカー着。

1泊 2600円(大人2名+車代)で、キャンプ場はガラガラで他に一張りのテントがあったくらい。予約など要らないくらいだが、受付に行くと「本日は業務終了」の表示。う~ん何?

連絡先電話番号の表示あるが携帯の電波はなく、なすすべないとあきらめかけると、管理棟の裏口からトイレや公衆電話がある部屋に入れたので公衆電話で連絡とれて何とかセーフ。好きな所に幕営して結構とのこと。

炊事棟・トイレ・洗面所が綺麗で、生ゴミや普通ゴミも収納あり、消し炭の置き場もあり 値段の割に便利なキャンプ場だ。

何と言っても登山口に位置するのがいいし、山岳テントでも別スペースだが泊まれるのがいい。

 キャンプ場とテント

無料駐車場は平日でも朝6時30分で満車(あふれた車は路駐)


 

今回のルートとコースタイム

  ルートマップ         ルート断面図

            

  コースタイム

     登山口6:30 ・・・ 紅葉ビューポイント7:44 ・・・荒菅沢8:05 ・・・笹平9:29 ・・・ 頂上10:02-10:47 ・・・ 笹平11:20 ・・・ 荒菅沢12:28 ・・・登山口14:04


 

10/5(月) 朝6:30 雨飾高原キャンプ場を出発。

 

登山口出発直後には、山葡萄がいっぱい。

木道を少し歩く。

ブナ林をしばらく歩く。

1時間30分ほど歩くと前方が開け、紅葉が見えてきた。

布団菱の紅葉だ! 超きれい~

 

荒菅沢から笹平を目指す途中で稜線の紅葉を楽しむ。

笹平が見えてきた。

笹平から頂上目指して歩く。

頂上の登りだ。

10:30 頂上到着。やった~

日本百名山55座目をGet!

北アルプスが近い。

45分ほど 頂上でランチ休憩してから下山開始。

 

午後2時ごろ、無事にキャンプ場へ下山。テント内でお留守番していた愛犬に大歓迎してもらった。

10月5日 今日もここでテント泊、鳥鍋で体を温めて明日は戸隠キャンプ場へ移動だ。

10月7日の戸隠 高妻山のブログに続く・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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南アルプス 悪沢岳・赤石岳 縦走2015/9/19~21

2015-10-01 | 日本百名山シリーズ

同じクラブのS夫妻の日本百名山踏破登山99座目 悪沢岳(3141m)、100座目 赤石岳(3121m)登頂に同行させてもらい、喜びと感動を分けてもらった。


 

  • 日程 2015年9月19日~21日
  • メンバー  Sさん夫妻と自分 3名
  • 山名  南アルプス 赤石山脈 悪沢岳(3141m)、赤石岳(3121m)
  • 登山形態  小屋泊・縦走
  • ルート図・・・クリック拡大

 

                 

      1日目は 椹島から千枚小屋を目指し小屋泊。2日目は千枚小屋から千枚岳・丸山岳・悪沢岳を経て赤石岳登頂、赤石岳避難小屋泊。

      3日目は赤石岳避難小屋から赤石岳・赤石小屋を経て椹島へ下山。

 ショートムービー・・・3日間の写真・動画まとめ


 

[9月18日㈮]

5:30にマイカー姫路出発→15時頃静岡県畑薙ダムP到着 車中泊

臨時駐車場は2~3百台分のスペースあるが、シルバーウィーク前日なので まだ50台くらい。

あいにくの小雨なのでテントは設営せず、車中で夜を明かしたが、夜中にドンドンとマイカーが入ってきた。

蚊が多く、少し窓を開けていると必ず侵入してきて、蚊取り線香もスプレーもなかったので夜中まで蚊を手で叩いての戦いとなった。十数匹はころしたのでは。その内睡魔に襲われ朝までぐっすり。


 

[9月19日㈯]・・・10.7km / 7時間14分

朝6時頃 送迎バス(3000円)畑薙バス停→椹島ロッヂ7:00着

椹島ロッヂ7:29(1120m)==小石下9:42(1586m)==清水平10:49(1823m)==ランチ休憩11:25-11:55==千枚小屋14:16(2586m)

↓ 畑薙ダムの駐車場の様子。夜のうちにかなり増えたがまだスペースは余裕。

↓ 送迎パス待ちで朝5時頃から長蛇の列。ねむ~い。

 

朝5時、すでに椹島行きのバス待ち行列ができ始めていて、慌てて身支度して列に並ぶ。それでも1台目バスは間に合わず2台目に乗車。

↓ 1時間ほどで椹島に到着。朝のお勤めをして7時30分頃に登山スタート。

↓ 千枚小屋までは6時間以上 樹林帯を歩き眺望は全くなく急坂なのでなんと疲れることか。

 

  

千枚小屋は満員だが1畳/一人くらいのスペースあり やれやれ。

↓ Sさん自慢の百名山踏破記念の横断幕で千枚小屋前で記念撮影。憩いの多数登山者から大拍手で盛り上がる。


 

[2日目]9月20日・・・11.3km 9時間27分

千枚小屋6:25==千枚岳7:15-7:21 == 悪沢岳8:44-9:13 == 荒川岳9:51 == 荒川中岳10:12-10:39 == 荒川小屋11:51-12:18 == 大聖寺台12:58 == 小赤石岳14:20 == 赤石岳15:03-15:17 == 赤石岳避難小屋15:21

いよいよ百名山達成の日だ。

小屋の前で富士山と日の出を眺めて

↓ 朝起きて小屋の前でびっくり、大きな形のいい山が目の前にある。

  お~富士山がこんなに大きいか。

↓ 千枚岳付近まで上ると僅かに紅葉が見られ、

 

↓ 頂上で記念写真をパチリ。

↓ 塩見岳・間ノ岳だ

↓ 悪沢岳を目指すSさん。快晴だ~

↓ 9月20日8時45分、遂に99座目 悪沢岳登頂。

 

↓ 居合わせた一般登山者さんも思わず万歳で99座目を祝う。

↓ 同行者M.kageは悪沢岳が53座目。百座は先がなが~い

↓ 中岳からの下りは激下りだ~。                         

↓ 垂直の壁に見える。これから上る人は上を見上げてため息。

 

↓ 赤石岳ははるか彼方で雲が広がって来た。

↓ 荒川小屋に到着。水場で水を補給して一休み。

↓ はるか彼方の赤石岳を見上げてM.kage一休み。

 

↓ 大聖寺台から小赤石岳への長くきつい登りに入るSさんとM.kage.

  10分歩いて休憩状態だったが、下を見ると上がってくる人はトレラン

  の軽荷物の人だけで、登山者は若い人もどんどん遅れ始めていて、み

  んな辛い のがよくわかった。

 

↓ 小赤石が近づいてくると草もみじが綺麗だ。

↓ 赤石岳は目の前だと思ったら結構距離あるな~。

↓ いよいよ分岐点、赤石岳は目の前だ。Sさん 急に足が速くなった。

↓ 9月20日 15:05 S夫妻 日本百名山踏破達成の瞬間 おめでとうございます!

↓ もう一つの標柱前でもパチリ。後ろには避難小屋。

 

↓ 赤石岳登頂の様子をビデオ収録

↓ M.KAGEはやっと54座目GET!

↓ 今夜の宿は赤石岳避難小屋。今夜は大混雑だと。

  定員30名に62名ですって。夜は暑かった~。(写真は引用)

管理人さんのキャラクターなのか とてもアットホームな小屋で、S夫妻の百名山達成を祝して 登頂証明書・記念のオリジナル手拭・記念写真 をプレゼントされ S夫妻にとって最高の百名山達成記念日になったでしょう。


 

[3日目]9月21日・・・・9.1km / 6時間10分

赤石岳避難小屋6:09 == 赤石小屋8:35-8:40 == 椹島ロッヂ12:17   🚎椹島ロッヂ14:00 == 畑薙ダムP15:00

朝起きると、管理人から「今季一番の朝焼け」との言葉で赤石岳頂上からのご来光と富士山を見に行く。

↓ 見事なご来光と富士山をパチリ。

↓ 下山の稜線は強風だったが少し下ると青空が見えてきた。

↓ 赤石小屋へ下る途中では少し木々が色付いてきていた。

↓ 赤石岳が遠くなった。

↓ 赤石小屋で またも横断幕現る。

↓ もくもくと下山していると「紅天狗竹」

↓ 下山 約7時間で登山道終点 無事下山。きつかった~

途中、富士見平の眺めは赤石山脈が見渡せて富士山も見える。

↓ 富士見平からの眺望ビデオ

椹島ロッヂには下山者が辛い山歩きからやっと開放され芝生で寝っ転がったり生ビールを飲んでバス待ちの一時をくつろいでいたのが印象的だった。この時食べた山菜うどんがものすご~く美味かった。(夕べから腹の調子が悪くて満足に食べていなかったせいか)

バスは小屋の宿泊者は無料なので領収書を見せて整理券をもらい14時の🚎で畑薙ダムへ戻った。


 

これで一路姫路へ無事帰還としたいが、サプライズがもう1件。

白樺壮で風呂に入ると、なんと ひとふで書登山 の田中陽希に遭遇。

S夫妻は田中陽希と記念写真を撮り、かけがえのない記念になったようです。

S夫妻、同行させていただき色々な感動をもらいました。苦しかった百座目登頂でしたがほんとうにおめでとうございます。

私の百名山踏破も更に目標が大きくなりました。頑張るぞ~!

END

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黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳 縦走(2015年7月25日~28日)

2015-08-02 | 日本百名山シリーズ

夏山シーズン到来、百名山巡りとして黒部源流の山々を四日間縦走した。

7/25(土) 折立登山口~太郎平(太郎平小屋泊)、3時間50分、7.3km

7/26(日) 太郎平(太郎平小屋)~北ノ俣岳~黒部五郎岳~黒部五郎小屋~三俣蓮華岳~三俣山荘、10時間50分、17.1km・・・日本百名山50座目

7/27(月) 三俣山荘~鷲羽岳~ワリモ岳~水晶岳(黒岳)~ワリモ分岐~祖父岳~雲ノ平~薬師沢小屋、10時間19分、15.9km・・・日本百名山51、52座目

7/28(火) 薬師沢小屋~太郎平~折立登山口、6時間06分、12.8km

★4日間縦走のビデオムービー

7/25(土)に入山したが、以外と登山客は少なく、太郎平小屋はほぼ定員ほどで1畳/一人の寝床スペースがありラッキーだった。

折立登山口から登り始め、今回は久しぶりに小屋泊荷物のためザックは14kgちょっとと重く、歩行ペースが気になったが初日は標準タイムより40分早く歩けてヤレヤレ。

2日目の26日は63歳の誕生日。記念する日に日本百名山の黒部五郎岳を登ってちょうど50座目。ハーフ百名山を誕生日に達成して一人で祝う。

北ノ俣岳を越えたあたりから北アルプスの山々が見え始め久しぶりに雄大で迫力のある山容を楽しみながらの縦走登山となった。

黒部五郎岳はスタートから5時間弱で登頂、頂上からは稜線を歩かずカールを歩いたが、雪解けの水と岩と緑が成す庭園風の風景が続き疲れを癒させてもらった。が、途中で黒部五郎小屋までの時間が岩に記されていたが、なんと「コヤまで2時間」とある。

登山計画では、ヤマケイオンラインの標準タイムが黒部五郎岳頂上から1時間20分だったが倍以上かかるかも の不安がよぎる。

黒部五郎小屋着時点でやはり2時間20分以上かかって約1時間遅れだ。太郎平小屋発も45分遅れたためトータルで1時間30分遅れだ。

三俣山荘着予定は15時なので16時30分をまわる可能性あり少々慌てる。

三俣蓮華岳頂上まで標高差約500mあり、ここまで8時間弱歩いているので体力の消耗が予想以上でヘトヘト状態で歩いたが、双六から新穂高への綺麗な稜線風景を眺めながら何とか16時30分に三俣山荘へ辿り着いた。

17km 11時間の行程は無茶だったか。

明日の力が残っていないほど体力を消耗したが鹿肉のシチューを食べて、途中で知り合ったYさんと山談議を消灯前まで楽しんだら力が戻ってきた。

翌27日も晴れていて、目の前に朝焼けの槍ヶ岳が立ち尽くして、小屋の前はカメラマンだらけ。

昨日の疲労が嘘のように今日は体が軽く、鷲羽岳からワリモ岳もきつい登山道だが殆どストレスなくクリアできた。

鷲羽岳登頂時はちょうどガスが出て残念ながら周囲は見えなかったが、ワリモを過ぎたころからガスが晴れ、鋭い稜線がくっきり現れ、縦走路を振り返って感動した。

水晶岳は昨日午後時点では体力的に無理とあきらめていたが、ここまで来てパスするのも後悔するような気がしたのでワリモ分岐でサブザックに詰め替えて水晶岳チャレンジ。水晶岳は岩場が多く手足を使いながら楽しく登頂できた。

頂上でお会いしたSさんから、ビデオを回していたら映りたそうだったので、「Youtubeにアップしますよ」と言うと「みんな見てくれるから映してほしい」と。じっくり映してほしいとのリクエストがあり数秒ほど映してあげた。変わった人だった。

ワリモ分岐まで戻り、サブザックをメインに詰め替えて祖父岳(じいだけ)に向かう。

祖父岳から雲ノ平へ下りたが、テント場は登山者が入ると荒れるとのことで大きく迂回するルートをとらされ がっかりさせられた。

その上、雲ノ平山荘で水補給をしようとしたが、テント場まで降りて補給しなさいとの標識あり。テント場を迂回させられた上に30分もかけてテント場で水を汲んでほしいと言うのはどうでしょうか?

予定は雲ノ平山荘泊だったが時間も早いし明日は雨の予報だったのでひとつ先の薬師沢小屋まで行くことに。

薬師沢小屋は雲ノ平から激下りのルートになるが、約1時間以上も大岩の激下りと格闘することに。大きい岩を飛び降りながらの下りで相当な疲労を覚えた。雲ノ平の木道から一気に大岩激下りへの様変わりにびっくりした。

対岸に小屋があるため吊り橋を渡って行くが、揺れるし下が丸見えで少々ビビりながら渡った。こう言うスリルも楽しいかも。

薬師沢小屋もほぼ定員状態だったが、寝床スペースが結構広く、特にザックスペースあり、衣類を干す紐が寝床上にあり便利になっている。

夕食は小屋食で、朝食は自炊してコーヒータイムを楽しんで最終日の出発をした。

夜は雨だったが朝には止み、晴れのもと太郎平に向かえた。

体調も良く、いいペースで下山ができ心配だった有峰林道も通行可だったのでヤレヤレ。

下山後は亀谷温泉で汗を流して帰路に着いた。

初めての4日間単独縦走で、しかもロングプランが2日間もあったが歩き通せたことと、久しぶりの北アルプスの雄姿を眺められて最高に充実した4日間の縦走だった。

1.登山計画&コースタイム

7/24㈭

🚘姫路自宅12:00==播但有料・中国縦貫・舞鶴道・北陸道==小矢部川SA 19:00

小矢部川SA車中泊

7/25㈯

🚘小矢部川SA5:00=北陸道=富山IC---一般道---有峰林道(有料)---折立出入口7:10

折立(07:44)・・・三角点(09:22)・・・太郎平小屋(11:35)

太郎平小屋:076-482-1917現地080-1951-3030

7/26㈰

太郎平小屋(05:45)・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(07:22)・・・中俣乗越(08:58)・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)(10:35)・・・黒部五郎小舎(12:57)・・・巻道合流点(13:40)・・・三俣蓮華岳(15:34)・・・三俣山荘(16:37)

三俣山荘:0263-83-5735現地090-4672-8108

7/27㈪

三俣山荘(05:32)・・・鷲羽岳(07:03)・・・ワリモ北分岐(07:40)・・・水晶小屋(08:53)・・・水晶岳(黒岳)(09:30)・・・水晶小屋(10:02)・・・ワリモ北分岐(11:02)・・・祖父岳(12:06)・・・雲ノ平(13:32)・・・薬師沢小屋(15:53)

雲ノ平山荘:0263-83-5735現地090-4672-8108

7/28㈫

薬師沢小屋(06:41)・・・太郎平小屋(09:06)・・・三角点(11:13)・・・折立(12:47)

🚘折立出入口15:30==有峰林道(有料)=富山IC=北陸道=小

矢部川SA19:00

小矢部川SA車中泊

7/29㈬

🚘小矢部川SA7:00=北陸道・舞鶴道・中国道・山陽道=姫路自宅13:00

 

 

2.ルート&所要時間、歩行距離

  • ルート図&3Dルート図    

        

 3.写真

    

    

     

  

                                                             END

 

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日本百名山 大菩薩嶺(峠)に登る 2015-6-24

2015-06-29 | 日本百名山シリーズ

6月21日に関西から奥秩父の日本百名山巡りツアーに出発、22日の甲武信岳に続き24日は大菩薩嶺(峠)2057mに登った。

  • メンバー 単独
  • コースタイム   

        ロッヂ長兵衛(6:42) = 福ちゃん荘(7:05)~大菩薩峠(7:45)~雷岩(8:54)~大菩薩嶺(9:14) = 雷岩(9:23~9:46) =

         松尾尾根(10:14)~福ちゃん荘(10:30)~ロッヂ長兵衛(10:54)

  • ルートマップ(GPSログ)

       

  • 歩行軌跡3D図

        

  • ショートムービー

        

大菩薩嶺は登山入門者でも簡単に登れる標高差500m、周回コース全長8kmくらいのハイキングコースなのでゆっくりスタートしたいところだが、何せ梅雨の最中で午後からは天気が崩れるとの予報があり、朝6時には登山口 ロッヂ長兵衛をスタートできるように上日川峠(かみにっかわ)にマイカーで向かう。

ロッヂ長兵衛に到着すると、既に数台の車が駐車しており、未明まで強い雨だったのに結構登る人が多くて少々驚きだ。

ロッヂ横から森の中に入ると、地道の登山道とアスファルト舗装路と両方あるので、当然地道を登っていく。

 

福ちゃん荘まではタクシーも入れるように舗装路があるようだが、登山者も舗装路を歩く人が結構いる。

20分ほどで福ちゃん荘に到着、「皇太子様 ご休憩宿 2012年9月12日」の看板があり、お風呂もあるようだ。

  

大菩薩峠へ向かって歩き出して、確か富士山は右手のはずと見まわすと、富士山が木々の間から見え、峠まで行くともっとはっきり富士山が見えることを期待して足を速めた。

   

大菩薩峠への道のり途中で、駐車場でお隣だった方を追い越して大菩薩峠に到着。記念館には立ち寄らずに富士山が見える所まで進んでしばらく富士山の姿を眺めた。頂上付近に少し雲がかかりはじめたため全体の姿は眺められなかったが、こちらへ来て初めて眺められたので満足だ。

    

富士山をバックにセルフタイマーで記念写真を撮っていると、でかい三脚で富士山を映していたご婦人さんが「いいアングルありますので映してあげます」と言われ、富士山バックに岩に乗った自分を映して頂いた。

  

天気が良く眺望がいいのでゆっくり雷岩を目指して歩いて行くと、標高2000mの標柱があった。

 

雷岩に到着。ここは富士山が更によく見えるし、レンゲツツジの時期なら最高のロケーションだ。

     

雷岩の間近の写真。

ここで大菩薩嶺(頂上)への案内標柱が出てくる。

雷岩から10分ほどで大菩薩嶺に到着。大菩薩嶺の標柱があるだけで眺望もない。証拠写真を撮って雷岩へ戻る。

 

雷岩で富士山を眺めながらコーヒーを飲んで一服したが、富士山はかなり雲を被ってきてほとんど見えなくなってきた。

雷岩からは松尾尾根を経由して福ちゃん荘へ下りるが、結構急坂でガレ場なのでご高齢の方がゆっくり慎重に下山されている中を、すみませんと声をかけながら追い越しながら下山していった。

福ちゃん荘で妻の土産にバンダナを600円で買い終えて無事にロッヂ長兵衛にゴールした。

入門登山者用の山と思っていたが、結構眺望が良く風光明媚な山で個人的には気に入った。山荘も多く年中気軽に登れていい景色を楽しめる山のような気がする。また、秋にでも来て見たい山だ。

END

 

 

 

 

 

 

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甲武信岳 に登る 日本百名山 48座目 2015-6-22

2015-06-27 | 日本百名山シリーズ

日本百名山シリーズ 48座目を登った。

2015年6月21日(日) 梅雨の合間の晴れ間を狙って奥秩父の百名山巡りに出かけた。

6月22日(月)は奥秩父のヘソと呼ばれる甲武信岳(2475m)。

朝4時、中央道諏訪湖SAを長野県川上村梓山の毛木平駐車場を目指してマイカーで出発。

6時過ぎに毛木平に到着、今日のコースは計画では源流コースから十文字山を通る周回コースだったが、天候の関係で源流コースをピストンにした。

既に15台くらいの駐車があり、老若男女の登山者が出発している。さすが人気の百名山か。

トイレ横の登山届ポストに持参した届を投函して出発。

千曲川の上流に沿って緩い登山道を登るコースで、徐々に千曲川の川幅が狭くなっていくのが面白い。

2時間半ほどで源流ポイントに到着、木の根っこ部の小さいところから源流水が湧いている。

源流水で喉を潤して頂上目指して出発、ここからは急登でかなりペースが落ちる。

よく考えたら、恰好の水場があるのに飲み水をなんと3リットルも背負ってきてしまった。

1リットルもあれば十分で、2kgも軽ければ楽に歩けたこと思うと悔やまれる。

トレランの女の子が軽く追い抜いていき、なんとか追っかけようとするが全くスピード不足であきらめる。

頂上手前も急なガレ場でしんどい。

残念ながら頂上からの眺望は雲でほとんど無く、富士山が見られるかとわずかな期待があったが完全に裏切られてがっくり。

頂上標柱の横で記念写真を撮ってもらい、甲武信小屋へ進む。

甲武信小屋は頂上から標高100mくらい下るので登り返しがつらそうだが時間があるので行ってみた。

50張りくらいのテン場があるが今日は誰もいない。インスタントラーメンを作って食べていると静岡の

若いカップルが話しかけてきて、関西から来たので4つほど百名山登るつもりだけど、もう「やっつけ仕事」

みたいなものですよ。と言うと えらい「やっつけ仕事」が受けたのか、30分くらい話をしてくれた。

天気も危なそうなので慌てて頂上へ登り返し、ピストンで毛木平Pへ下山した。

下山の道のりが単調でダラダラ歩きでえらい疲れてしまい。ゴールしたら車中で30分ほど仮眠してしまった。

頂上の眺望が全くなく、源流点は見られたものの2500mの標高高い山だけで、個人的にはあまり好みの山ではないように思った。

石楠花の時期にでも登るか、テント泊でのんびり5月末くらいに登ると楽しめるかもしれない。

帰りのマイカールートでは八ヶ岳のクール高原野菜作りの風景と大きな専用トラクターが道路を泥だらけにしてガンガン走る様を見て

えらく新鮮だった。

今夜は中央道の双葉SA上りで車中泊。その途中で「たかねの湯」へ立ち寄って汗を流した。

日本百名山48座目をゲット!!

明日は大菩薩嶺の予定だが天気がダメかな。

コースタイム

  毛木平6:06 = 源流ポイント8:49 = 頂上9:46 = 甲武信小屋9:58~10:42 = 頂上11:01 = 源流ポイント11:41 = 毛木平ゴール14:10

ルートマップ(GPSログ) & ルート3D画像

   

ショートムービー

 

PHOTO

毛木平Pへ向かう途中で甲武信岳方面ビュー

朝出発時は晴れていてすがすがしい登山道。

スタート時は幅の広い千曲川沿いを歩く。

 

今にも落ちそうな木の梯子。

かなり川幅が狭くなってきた

思わず渡渉してしまったが、間違いで引き返す。

ここも滑りやすそうな梯子。

千曲川・信濃川 源流ポイントの標柱。

この木の根っこ付近から水が湧いている。これが源流だ。

源流を過ぎると急登が始まる

頂上手前のガレ場。あと一息。

日本百名山「甲武信岳」の標柱。これは長野側の表現で、裏にまわると山梨百名山「甲武信ガ岳」になる。

証拠写真をパチリしてもらう。

残念ながら頂上からの眺望はない。

頂上から下って「甲武信小屋」へ行く。ここでランチ休憩。

ランチ後、頂上まで登り返してピストン下山で毛木平へゴール。

単調な道でやけに疲れてしまった。

石楠花の時期に来るべきだったか。

END

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