日本百名山シリーズ 48座目を登った。
2015年6月21日(日) 梅雨の合間の晴れ間を狙って奥秩父の百名山巡りに出かけた。
6月22日(月)は奥秩父のヘソと呼ばれる甲武信岳(2475m)。
朝4時、中央道諏訪湖SAを長野県川上村梓山の毛木平駐車場を目指してマイカーで出発。
6時過ぎに毛木平に到着、今日のコースは計画では源流コースから十文字山を通る周回コースだったが、天候の関係で源流コースをピストンにした。
既に15台くらいの駐車があり、老若男女の登山者が出発している。さすが人気の百名山か。
トイレ横の登山届ポストに持参した届を投函して出発。
千曲川の上流に沿って緩い登山道を登るコースで、徐々に千曲川の川幅が狭くなっていくのが面白い。
2時間半ほどで源流ポイントに到着、木の根っこ部の小さいところから源流水が湧いている。
源流水で喉を潤して頂上目指して出発、ここからは急登でかなりペースが落ちる。
よく考えたら、恰好の水場があるのに飲み水をなんと3リットルも背負ってきてしまった。
1リットルもあれば十分で、2kgも軽ければ楽に歩けたこと思うと悔やまれる。
トレランの女の子が軽く追い抜いていき、なんとか追っかけようとするが全くスピード不足であきらめる。
頂上手前も急なガレ場でしんどい。
残念ながら頂上からの眺望は雲でほとんど無く、富士山が見られるかとわずかな期待があったが完全に裏切られてがっくり。
頂上標柱の横で記念写真を撮ってもらい、甲武信小屋へ進む。
甲武信小屋は頂上から標高100mくらい下るので登り返しがつらそうだが時間があるので行ってみた。
50張りくらいのテン場があるが今日は誰もいない。インスタントラーメンを作って食べていると静岡の
若いカップルが話しかけてきて、関西から来たので4つほど百名山登るつもりだけど、もう「やっつけ仕事」
みたいなものですよ。と言うと えらい「やっつけ仕事」が受けたのか、30分くらい話をしてくれた。
天気も危なそうなので慌てて頂上へ登り返し、ピストンで毛木平Pへ下山した。
下山の道のりが単調でダラダラ歩きでえらい疲れてしまい。ゴールしたら車中で30分ほど仮眠してしまった。
頂上の眺望が全くなく、源流点は見られたものの2500mの標高高い山だけで、個人的にはあまり好みの山ではないように思った。
石楠花の時期にでも登るか、テント泊でのんびり5月末くらいに登ると楽しめるかもしれない。
帰りのマイカールートでは八ヶ岳のクール高原野菜作りの風景と大きな専用トラクターが道路を泥だらけにしてガンガン走る様を見て
えらく新鮮だった。
今夜は中央道の双葉SA上りで車中泊。その途中で「たかねの湯」へ立ち寄って汗を流した。
日本百名山48座目をゲット!!
明日は大菩薩嶺の予定だが天気がダメかな。
◆コースタイム
毛木平6:06 = 源流ポイント8:49 = 頂上9:46 = 甲武信小屋9:58~10:42 = 頂上11:01 = 源流ポイント11:41 = 毛木平ゴール14:10
◆ルートマップ(GPSログ) & ルート3D画像
ショートムービー
PHOTO
毛木平Pへ向かう途中で甲武信岳方面ビュー
朝出発時は晴れていてすがすがしい登山道。
スタート時は幅の広い千曲川沿いを歩く。
今にも落ちそうな木の梯子。
かなり川幅が狭くなってきた
思わず渡渉してしまったが、間違いで引き返す。
ここも滑りやすそうな梯子。
千曲川・信濃川 源流ポイントの標柱。
この木の根っこ付近から水が湧いている。これが源流だ。
源流を過ぎると急登が始まる
頂上手前のガレ場。あと一息。
日本百名山「甲武信岳」の標柱。これは長野側の表現で、裏にまわると山梨百名山「甲武信ガ岳」になる。
証拠写真をパチリしてもらう。
残念ながら頂上からの眺望はない。
頂上から下って「甲武信小屋」へ行く。ここでランチ休憩。
ランチ後、頂上まで登り返してピストン下山で毛木平へゴール。
単調な道でやけに疲れてしまった。
石楠花の時期に来るべきだったか。
END