中学生 勉強が得意になる

しばらくは歴史に強くなるをテーマにやります

細川ガラシャと松浦メンシア

2023-08-12 19:43:29 | 歴史が得意になる

細川ガラシャ 画像お借りしました。

明智光秀の娘で細川忠興の妻となった細川ガラシャ(玉子)はキリスト教に入信したが、夫からは棄教を命じられた。忠興が上杉征討へ向かっている間に石田三成から人質にされようとしたが、細川家の家老加賀山秀清の介錯によって亡くなった。キリシタンは自殺することが許されなかったためである。加賀山もキリシタンであった。

ガラシャは信仰と貞節を守った人として知られている。

松浦(まつら)メンシアは大村純忠の娘で松浦久信の妻となった。幼いころからキリシタンであったが、夫久信や息子隆信から棄教を迫られたが、従わなかった。

幕府に召喚され、メンシアは江戸の寺に謹慎されたが、殺されることはなかった。一生、信仰を貫いて、島原・天草の乱後も生き残った。

メンシアは娘(清浄院)、息子(隆信)を次々と失い、自分は生き残った。

一説にキリスト教を棄教したともするが、家族や信者を失って寺に幽閉された人生を望んだとは思えない。

松浦メンシア