山椒日記

キャンピングカーや釣り趣味の日記

咄咄怪事

2021-05-13 08:27:15 | 釣り
いつも釣りに行く前日にどこに入るかなんとなく決めて、当日は目が覚めた時間に出発する。 

渓流を始めた数年前は、自動的に夜明け着のちょうどいい時間に目が覚めたもの。
最近は目覚める頃にはもう明るくなっている。

そのせいか先行者の後を追うことになり、釣果は伸びない。

が、どうやらその自然体の釣りが自分には合っているようで、厳しい条件の中でいい魚に出会う事が喜びとなり自分のペースで楽しめるようになった。

言い訳がましく書いたが、今回も6時出発。

朝日を浴びながら運転。

焦りは無い。

目的の渓に到着。

先行者を確認。

魚影は未確認。

反応は無い。

焦りは無い。

しばらく遡行すると走るイワナが見え始めた頃に、ゴン!!




自分のイメージした通りのラインをトレースしてきて出たので満足。


可愛いサイズや


いい顔のやつ。

先行者の後は色の地味な小さめの軽いルアーや2g程度のスピナーが効く気がする。

餌を取りに出る範囲も小さくなるので、
ギリギリに通すと喰ってくれる感じで、
タイトに攻める。

途中タラの芽を採りながら、
渓を移動。

初めての渓なのでフレッシュな気持ちで、先行者の後に入る。

反応は薄めながらポツポツかかる。

そんな中、それ程大きくない小場所。
小さな落ち込みの脇
不意の激しいバイトで水面が割れた!

ラインが出ていく、デカい!

レインボーのようなジャンプもかまし
しっかり楽しませてくれ無事ネットイン。




今まで見た事の無い銀化したような無班の銀白の魚体。背中は少しグリーンがかって頭は透き通る。




神々しさをも感じる。
尺2寸程。
丁重にリリース。

手前で釣れた魚体はこんな感じだった。




思いがけない山主との出会いに
歩む道を止め引返す自分がいた。
自然に感謝。

fin