つむじ風の通り道

ツーリングチームつむじ風の記録

バイク安全運転の心得

2012年02月15日 | 交通安全

バイク安全運転の心得


初版:2008/6/29 
2018/11/16 改訂
パイプの煙


バイクに対する社会的基本通念
1) 車は歩行者を見ているが、バイクは見ていない。
2) 車のドライバーはバイクより常に優先と考えている。
3) バイクはすぐ止まれるものと思われている。

バイク安全運転12か条
1. 交差点での右折車両は直進する対向のバイクを見てない。
2. タクシーは客拾いのため、突然停車する。
3. 駐車場へ入る左折の車は方向指示器を出さずに突然曲がる。
4. 渋滞車両の間からは後方確認無しのバイクが飛び出す。
5. 交差点で停車中の車の陰に歩行者あり。
6. ブラインドコーナーに停駐車の車あり。
7. 停車中のバスの前方は歩行者が横断する。
8. 大型車の死角(左後方走行)のバイクは左折時巻き込まれる。
9. 車線変更時、並走車両はサイドミラーに移らない。
10. 車線変更車両の左には停駐車車両あり。
11. 子供と猫はバイクの進路に飛び込んでくる挙動予測不能の生命体。
12. 一方通行路、あるかもしれない自転車反対走行。

運転注意事項
A) 徐行または挙動不審車両をむやみに追い抜かない。
B) タクシーは常に挙動不審車両である。
C) 知らない道に迷ったら、あせらず、落ち着いて、必要なら一旦停止して道を確認する。
D) 早いバイクについていこうとせず、自分のペースで走る。
E) すり抜け走行は渋滞車との相対速度20km以下で。
F) 夜間、無灯火自転車は神出鬼没。
G) 冬季、路面凍結または遠距離トラックの落とす雪がある場合は二輪車に乗らない。
H) Uターンをする場合、道路混雑状態の状況判断、後続車がいないかの確認をした後、実際のUターン開始時の最終後方確認を行いUターン 開始時に忍び寄る後方車両に注意する。

バイク事故モデル
右折直進事故:
(ア) 交差点右折車両との右折直進事故
(イ) 交差点右折時、渋滞停止車両の陰からのすり抜け直進バイクとの事故

すり抜け走行事故:
(ア) 左折大型車両の巻き込み事故
(イ) 交差点歩行者との衝突
(ウ) 交差点右折車両との衝突(右折直進事故)
(エ) 渋滞車両すり抜け車線変更の二輪車との衝突
(オ) 渋滞車両突然の車線変更の車との接触
(カ) 駐車場への左折車との衝突

追い越し事故:
(ア) 追い越し車両の車線変更による接触
(イ) 左追い抜き時の駐車車両との衝突
(ウ) ブラインドコーナーでの対向車との正面衝突

過剰スピード&コーナリング事故:
(ア) コーナーでのスリップ、ふくらみによる事故。
(先行者についていこうとせず、自分のペースを守ること、スピード感覚の麻痺にも注意。 )
(イ) 悪い路面状態、複合コーナー、停車中車両、歩行者などの障害物の想定を怠っての事故。
(ウ) センターラインを超えて走行の対向車との衝突。

マスツーリングの心得
1) 安全に関して、個人の安全責任はソロでもマスツーリングでも一緒。
2) みんなと一緒に過ごすのは休憩と食事のとき、それ以外は単にソロの集まり。
3) 前の人が行っても、安全確認は必ず自分で行う。
4) マスツーリング時、分断されても信号は守る。
5) 自分のペースを守り、無理をしない。
6) パンク、ガス欠、整備不良は自己責任、みんなの迷惑にならないよう。
7) 親しくても走行中、必ず安全距離を保つ。
8) やむをえない理由以外で、途中無断離脱はマナー違反。
9) 時間は守らなければならないが、安全に優先しない。
10) 雨具を着るタイミングは自己判断で決める。

運転操作の習慣付け
A) フットブレーキに足をかけて発信する。(右手はブレーキレバーから開放する)
B) 後方確認はミラーに頼らず、体をねじって直視する。(GPライダーのように)
C) 停止は左足着地を先にする。バイクは停止時自立しない(立ちこけ)ことに配慮すること。

以上、