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おさな子

2015-06-27 19:05:16 | 日記・エッセイ・コラム
先日テレビでS社の出版した小学校1年生用の教科書の挿絵に誤りがあり、印刷をやり直したという報道があった。その中に誤りの発見はS区の小学校の教室、とあった。詳細は分からないが、恐らく1年生の生徒の誰かが発見したものと推測した。というのは、子供の観察眼の鋭さに感心することが多いからである。かなり前のことだが、知人のお宅にお邪魔した時、こども相手に蝶の図柄を書いたことがある。そのときモンシロチョウのつもりで羽に丸を一つかいところ、その子は、それ以後親の描く蝶の羽に必ず丸じるしを要求したというのでる。私の書いた丸の印象がその子には非常に強烈だったのであろう。どのような図柄が、どの程度強い印象をこどもに与えるのか私には分からないが、そうしたことがあることは事実だと思う。今回の教科書のあやまりの発見は、ある子供があの絵からある強い印象を得たことと関連があったのではないだろうか。