every day

日々感じたり思ったりしたことを書いていこうと思います。

望み

2011年01月06日 | 家族
私には、小学生の頃から思い描いていた「家庭」というものがあった・・・

お父さんと、お母さんが居て

お母さんはいつもニコニコお料理をして、お父さんは、あまりしゃべらなくても目が合えば笑いかけてくれる
そんな両親を思い描いて「家庭」というものに理想を描いていた



それだけ、たったそれだけだった

大人になってから考えてみると、ささやかな望みだと感じた

実際のところ、私は母の手料理の記憶が無い
1度きりの爆弾のようなおにぎりを覚えているだけで記憶の欠片程度だと思う

父親は、気に入らないとすぐ手を上げる
手で殴ると手が痛くなるからと、箒の柄で殴る人だった
殴る理由など、それこそ些細なことだった
毛糸のパンツを穿かなかった
それだけで殴られた

将来、看護師になりたいと話したら、即刻却下された
他に夢は無いのか・・・そう聞かれて「無い」と答えたら
「この子は、夢も何も無いのか」と母親に嘆かれた
私の中には「医療関係に進みたい」それしかなかったから

大人になって、結婚して、子供を授かって
結局、夫は父親と同じ、すぐ切れて手を上げる人だった

子供達との生活が始まって今年で15年が過ぎようとしている

私が望んでいたことは、今のところ叶ってはいないけれど
心掛けてきたことはある

「子供達に忙しくても手料理を心がける」
「子供が望めば一緒にキッチンに立とう」

そして

「子供達の将来を、己の手で潰すことだけはしまい」

通じていたのかどうか
上は望んでいたIT関係に進む



下は今春高校を卒業して4月から看護の勉強をする為4年間学校に通いだす



とりあえずのところは、彼らの望み通りに進んでいるように思う

彼らに言いたいのは
「夢は掴むもの、理想は追い求めるものである」

未来におもいっきり羽ばたいて欲しい・・・心からそう願う


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