Break Time

coffee breakで気分転換を~♪

アンをめぐる人々

2015-07-09 20:24:51 | 読書
L・M・モンゴメリ作掛川 恭子訳「アンをめぐる人々」を読んだ。
次々と登場する人たちのエピソード、興味深かった。



あらすじ(サイト参照)

シンシア叔母さんお気にいりのペルシャ猫は、いったいどこへ消えたのか? どうしても父親を結婚式に招待したかったレイチェルの作戦は?
崇拝者を持ったことがないとは言えなかったばかりに、シャーロットが立ちいたった珍事態――平和に見えるアヴォンリーでも、
人々は何かしら事件をかかえている。
深い人間愛と豊かなユーモア、確かな洞察力で描かれた、アンをめぐる人々の生活。

アンの夢の家

2015-07-06 20:11:28 | 読書

L・M・モンゴメリ作 村岡花子訳「アンの幸福」を読んだ。
ギルバートとの生活の場所で巡り合う人々との様子が面白くつづられていた。



あらすじ(サイト参照)

美しい九月のある午後、グリンゲイブルスでごく親しい人たちにかこまれ
、結婚式を挙げたアンとギルバートは、プリンスエドワード島のフォアウィンズ港に近い美しい海辺の小さな家で、
新しい生活をはじめました。その小さな白い家の名前は「夢の家」。
リンド小母さんをほうふつとさせるミス・コーネリアや、家主ジム船長、美しいレスリー・ムアなど、
魅力的な隣人たちと出会い、新婚の一日一日をいつくしむように過ごすアン。
そして、夏のある日、だれもが待ち望んだアンの最初の赤ん坊が生まれて……。

アンの幸福

2015-07-06 09:46:33 | 読書
L・M・モンゴメリ作 村岡花子訳「アンの幸福」を読んだ。
ギルバートに出した手紙を主に校長生活の三年間の様子を垣間見ることが出来た。




あらすじ(サイト参照)

大学を卒業したアンは、幼なじみのギルバートと婚約し、プリンスエドワード島サマーサイド中学校の校長先生になりました。
でも、よそ者に敵意を持つ同僚の教師や、町の有力者プリングル一族は、若い校長であるアンの悩みのたねでした。
アンは、学校に残って医学の勉強を続けているギルバートにあてて、仕事の悩みや新しく知り合ったレベッカ・デューや、
「小さなエリザベス」などとの楽しい交流をユーモラスな筆にのせて、せっせと書き送ります。

アンのユーモアの才能は、ペンでもばつぐんに発揮されます。
どんなことにもおもしろさを発見してしまうアンの才能は、校長先生になったって不滅なのです!

アンの友達

2015-06-29 17:59:39 | 読書
L・M・モンゴメリ作 村岡花子訳「アンの友達」を読んだ。

これはアンとは直接にかかわらないか、たまに名前が出てくるが、その周辺の人たちの話だった。



あらすじ(サイト参照)



ちょっとした気持の行き違いで長いこと途絶えてしまった人と人との愛情が、
またふとしたことから甦る。10年も20年も離れていた婚約者同士が、
ついにお互いの存在を再確認する――1908年の刊行以来、アンの物語は広範囲の読者の心を捉えてきたが、
この第4巻ではアンから少し離れて、アンの周囲の素朴な人たちが愛ゆえに引き起す、さまざまな事件をいくつか紹介する。

アンの愛情

2015-06-27 17:36:53 | 読書
L・M・モンゴメリ作 村岡花子訳「アンの愛情」を読んだ。

前は河合祥一郎訳だったが、今回からは村岡花子訳
余りにも砕けた言い方でちょっととっつきにくかったが、内容はほのぼのとしたものだった。



あらすじ(サイト参照)

あこがれのレドモンド大学に入学したアン。
なつかしいアヴォンリーをはなれ、愛らしい「パティの家」で友だちと暮らすことに!
きびしい勉強や華やかな社交生活、おさななじみルビーとの悲しい別れ、腹心ダイアナの結婚、
そして、いつも心に描いていた「うるわしの王子」そのもののロイとの出会い――。
心にのこる大学生活をいきいきと描いた、アン・シリーズ第3作

六の宮の姫君

2015-06-25 20:06:16 | 読書
北村薫著「六の宮の姫君」を読んだ。
あの時代の作家の交遊録や著書を掘り下げて芥川龍之介の思想などと結び付けていく作業に読んでいて久し振りに肩が凝った。



あらすじ(サイト参照)

最終学年を迎えた「私」は卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げていく一方、
田崎信全集の編集作業に追われる出版社で初めてのアルバイトを経験する。
その縁あって、図らずも文壇の長老から芥川の謎めいた言葉を聞くことに。
「あれは玉突きだね。…いや、というよりはキャッチボールだ」
―王朝物の短編「六の宮の姫君」に寄せられた言辞を巡って、「私」の探偵が始まった…。

アンの青春

2015-06-22 17:00:40 | 読書
L・M・モンゴメリ作 河合祥一郎訳 「アンの青春 上・下巻」を読んだ。
成長逞しい姿がエネルギッシュで微笑ましい。




あらすじ(サイト参照)
アンは村の改善協会を立ち上げ、アヴォンリー村を良くしようと奮闘するが、なかなか良い成果にはつながらない。
アンは教師になり、子供達を教えるようになる。マリラはデイビーとドーラという双子を引き取って育てる。
作家のモーガン夫人を家に招待する。ミス・ラベンダーと出会い、ロマンスを成就させる。
学費を貯め、さらに教育を受けるために大学に進学する所で、本作は終わる。

夜の蝉

2015-06-16 22:03:01 | 読書
第44回日本推理作家協会賞受賞 北村 薫著「夜の蝉」を読んだ。
こういう内容で推理するということに新鮮さを感じた本だった。



あらすじ(サイト参照)


大学で日本文学を学ぶ《私》は、恩師が同じであるという縁からファンであった落語家・春桜亭円紫と知遇を得る。
知り合った席で話に出た恩師の不思議な体験について明快で合理的な説明を付けた円紫に対し、
《私》はそれからもたびたび自らの身の回りで起こった疑問・謎を円紫に示す。
円紫は、時に自らそれを解決し、時に《私》にヒントを与えて《私》自身による解決を促す。

破門

2015-06-13 08:32:12 | 読書
黒川博行著 第151回直木賞受賞作品「破門」を読んだ。

彼の作品は二作読んでこれが三作目。
内容の中の世界の話はあまり好きではないが、テンポが速く、息抜きできる場面もあって一気読みした。




あらすじ(サイト参照)

映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪した詐欺師を追い、
邪魔なゴロツキふたりを病院送りにした桑原だったが、なんと相手は本家筋の構成員だった。
組同士の込みあいに発展した修羅場で、ついに桑原も進退窮まり、生き残りを賭けた大勝負に出るがー!?

昨夜のカレー、明日のパン

2015-06-05 11:29:59 | 読書
第27回山本周五郎賞候補作、第11回本屋大賞で2位 木皿泉著 「 昨夜のカレー、明日のパン」を読んだ。

最初は短編集かと思ったら最後まで話がつながっていて・・・
ほのぼのとした人間関係だった。




あらすじ(サイト参照)

悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。
結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、
まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。なにげない日々の中にちりばめられた、
「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説