最近の生活環境変化に伴い、この秋の作陶は断念せざる終えなくなり
ずっとフラストレーションが溜っていた。
かといって他の展覧会を見る気にもならなかったのだか
ここに来て、期限の迫った展覧会を二つ見て、また作陶意欲が少し湧いた気がした。
棟方志功「幻の肉質画展」
棟方志功といえば版画家のイメージが強いが、初期の頃の油絵や
京都山口邸の旧所蔵家宅の全面に描かれた襖絵などの建築装飾画の世界を
存分に見て、そのエネルギーに感服した。
また一つは「工芸京都」の作家展
諸先生方の作品を前に身の引き締まる想いだった。