今日、中2に話したことだけど、
「勉強ができない」ってことは
何を意味するのか?
それは、人から聞いたことを即座に
「そういうことか!」
と理解できない、ということだよ。
たとえば今、
「ドロケイ」を初めてやる友達がいたとしよう。
泥棒と警察に分かれてやる
鬼ごっこみたいなゲームだよね。
そのルールを説明した時に
「よし!分かった!やろーぜ!」
と即座に理解するか、
「え?どういうこと?
分かんない分かんない」
と、なかなか理解しないか。
これで、その集団の中で
一緒に楽しめるかどうかが決まってしまう。
場合によっては、
「じゃあ、そこに座って見ててね」
と言われて、
つまらない時間を過ごすことにもなりかねない。
勉強っていうのはね
その学ぶ知識そのものを
習得する必要があるってわけではなく
そうやって人から伝達される知識を
ちゃんと正確に理解して、
使えるようにする練習をしてるってことだよ。
「数学なんて、使わないよね?」
「歴史の知識なんて、
生きていく上で役に立たないよね」
そう言う子たちは、確かにいる。
うん、それは確かにそうかもね。
でも
その知識そのものが
大事ってだけじゃないんだよ。
だから中学生の今、
勉強ができないってことは、
かなり、ヤバいってことね。