地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

受験に価値があるのか?と思うキミたちへ

2021-08-18 07:56:00 | 日記
人生において
入試が最も大切であるとは思わないけれど、
受験生のキミたちには
もう一度考えてほしいことがある。

どうして、
こんなに苦しい受験という階段を
昔も今も、みんなが必死になって
駆け上がろうとするのか?

受験が価値のない物ならば、
とっくに廃れてしまっているだろう。

キミにとって
受験に価値があるか否かは
個々の判断に任せる。

しかし、世の中では
価値のないものは
すぐさま淘汰させるのが常である。

とすれば、
何千年も生き残っている入試は
キミらがこれから生きていく現実社会では
非常に価値のあることと言える。

現実社会とは
縁を切って生きていく
距離をとって生きていく
という覚悟ができているのなら
受験に真剣に取り組む必要はない。

でも、その覚悟、
キミにできるかい?

夏休みも後半に差し掛かった今だからこそ
じっくり考えてみてくれたまえ。



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数学が苦手だから文系へ進もう!は絶対NGなワケ

2021-08-18 05:19:34 | 日記

一番やっちゃダメな文理選択は

「数学が苦手だから文系」

 

残念ながら、

多くの高校生は

数学が苦手だから

文系を選んでしまう。

 

数学が大変で嫌だ

という気持ちはわかるけど

数学から逃げても

あまり良いことはない。

 

まず、

経済学系に進学したい子たちに

伝えておきたいのが、

経済学は普通に数学を使うってこと。

 

仮に大学入試は受かっても

大学進学後に大変な思いをする。

 

これは経営学部や商学部も同じ。

 

文系でも数学必須の大学

文系=数学不要と

考えている子たちもいるが、

数学が必須の大学もある。

 

国立大学は共通試験も必要だし

二次試験でも

数学必須の大学が多い。

 

また、早稲田大学政経学部では

一般入試でも

共通試験数学IAを必須にしてる。

 

文系選択の大きな落とし穴!

日本史・世界史をなめるな!

ここから今回の本題。

 

数学が苦手だから文系だ!

と考える子たちは、

口には出さないが、

心の中で思っている。

 

「社会は中学の時も

 覚えたらいけたし、

 数学よりはいけるでしょ」

 

こんな考えの子がいれば

その考えは甘すぎだ。

 

文系入試3科目は

英・国・社or数の選択

 

私大の場合、

3科目受験が普通だ。

 

系の場合、

国・英は必須で、

もう1科目を社会か数学で選択だ

 

文系選択者の場合

日本史か世界史で

受験する場合が多い。

 

地理や公民だと、

大学によって受けられないし

学校で必須なのが

日本史か世界史なので

大抵はどちらかを選ぶ。

 

ただ、受験上は

社会か数学の選択なので、

数学で受験することもできる。

 

その場合は社会は不要で、

国・英・数で受験だ。

 

この場合の数学は

ⅠAまでなのか

ⅡBまで必要なのかは

大学や学部によって異なる。

 

中学社会と高校の

日本史・世界史は

暗記の量がケタ違い

 

高1で文系選択するとき、

社会は中学の時

 も覚えたらいけたし、

 数学よりはいけるでしょ

という風に思いがちだが

日本史・世界史を勉強し始めて

気付かされる事実がある。

 

それは、

暗記量が中学社会とは違って

膨大であるという事実だ

 

中学の社会は

テスト前に暗記すれば

点数が取れる科目だ。

 

しかし、その感覚のまま

高校で日本史・世界史をやると

「えっ、

 こんなに覚えなきゃダメ?」

となるよ。

 

それくらい

日本史・世界史の

暗記する量は膨大だ。

 

高1生は

日本史と世界史の

膨大な量に気づいてない

 

ただ、文理選択時には、

そもそも高校で

日本史や世界史を

やったことがない人の方が多い

 

高1では公民、

高2から地歴を学ぶ高校が多い。

 

そのため、

まだやっていないのに

選択せざるを得ないという状況は

かわいそうだ。

 

結果として

中学で歴史はやっているから

その感覚で日本史・世界史

と考えてしまう生徒が続出する。

 

その挙げ句、

日本史・世界史が

膨大な暗記量だと気づかず

中学社会のノリでいける

と勘違いしてしまう。

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ちなみに高校でも

定期テストレベルであれば

なんとかなる。

 

定期テストの場合は

範囲が限定されているので

丸暗記でも

なんとか乗り切れる。

 

ただ、受験となると

話が大きく変わってしまう。

 

日本史・世界史の

全範囲から出題されるので、

覚える量がケタ違いになる。

 

高3になって、

その膨大な量を覚えられずに

最後まで

日本史・世界史に

苦しめられる子たちを

何人も見てきた。

 

そんな高3生も

高1の頃はなんとかなる

と思っていたはずだ。

 

でも現実は覚えられない。

 

この高3になってから

日本史・世界史に苦しむ

という事実を、

高1の文系選択段階から

よく理解しておくと良い。

 

実は現役生は

数学選択の方がマシ?

 

文系受験では社・数選択となる。

 

数学が苦手だから

文系を選択したはずなのに

社会(日本史・世界史)に

最後苦しむ子たちがいるが、

その横で、

数学で受験する子たちもいる。

 

ここで感じるのは

実は現役生の場合、

文系でも

数学選択した方が

合格しやすいのではないか

ってこと。

 

数学の場合、

最後に苦しむという子たちは

あまり多くない。

 

厳密には

数学選択でも

最後まで勉強しないといけないので

大変さはあまり変わらない。

 

でも、

日本史・世界史を選択した

子たちに比べると

すんなり勉強に入っていて、

受験もうまく乗り切る子たちが

多いように感じる。

 

これが浪人生となると

日本史・世界史でも

大丈夫な子たちも増えてくるが

現役合格を目指すなら

数学選択の方がいい

と感じている。

 

少なくとも数学は

やっておいて損はない

 

文系選択者が

数学をやることで

高2の頃は大変なこともあるが、

結果的に受験を見ると

その方が良い成果を出す。

 

少なくとも

社会か数学を選択できるなら

まずはその両方をやっておく

というのは悪い選択だ。

 

高3になって、

やっぱり数学より

日本史の方が得意だ

となれば

日本史で受験すればいいし、

数学でいけるとなれば

数学を選択すればいい。

 

私立大学志望の場合、

どうしても早めに

受験科目を絞る

という作業をしてしまいがち。

 

科目を絞ることが

ダメではないが、

数学を早めに切ってしまう

という選択は

あまり得策ではない。

 

特に

日本史・世界史を

まだ勉強したこともないのに

日本史・世界史にかける

というのは賭けになる。

 

文理選択は

人生を決める選択でもあるし

大学受験という小さい世界でも

大事な選択になる。

 

苦手だからとか

中学の時はなんとかなったから

という理由で

安易に決めない方がいい。


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高1の入塾が増えてきた

2021-08-15 07:14:00 | 日記

8月に入ってから

高1生の入塾希望者が増えてきた。


2学期が近づくにつれて

不安が大きくなってきたのだろう。


「1学期の間、

ひとりで何とか頑張ってみたけれど 

どうしようもないことが分かったので

入塾したいと思います」

というタイプ。


もう一つのパターンは

「部活との両立には塾が必要かと思って」

という理由で入塾を希望する子もいる。


部活については

様々な意見があると思うが、

個人的な意見として言わせてもらうと

すでに「部活で疲れて勉強できない」と感じ、

そのような生活になっているのなら

両立は極めて厳しいと断言できる。


部活は大学受験に向けた

いわば「強烈な足枷」である。


その重みを感じずに前に進める者だけが、

続ける資格があるのだ。


重いと感じ、足が前に出ないのであれば

それは毒薬を毎日飲みながら

健康を願う行為と等しい。


高校の勉強は

「どう考えても分からない」という内容が

中学に比べたら格段に増える。


トップ校に進学した子たちは

使う教材のレベルが高いから

そのレベルの問題がさらに多い。


初見、2回目あたりで

心が折れそうになることも多いだろう。


しかし

高校の勉強は

最高学府「大学」への学力資格を

得るためのものであり、

義務教育の平易な内容を学んできた者にとって

段違いに難しく感じるのは当たり前だ。


先人が見つけ、悩み、真剣に調べて構築した知識を

キミらが一瞬で理解し、吸収できるわけがなかろう。


手にした小さなミノで、一回、また一回と

コツコツと力一杯打ち続けることが大事なのだ。


いつか必ず「なるほど!!」という瞬間は来る。


誰にでも必ず来る!


自分にとって得意、不得意だという

浅はかな印象だけで諦めてはならぬ。

 

諦めず取り組もう。


2学期からでも

追いかければ

先頭集団は捕まえることは可能だ。


先頭集団の姿が見えているうちに

自分のギヤを一段上げるのだ。


そのための環境づくりが

ウチの塾の仕事の一つだと思っている。


入塾を決めたキミ、

ともに頑張ろう!



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塾が生徒を引き受けるということ

2021-08-14 15:00:00 | 日記

高校受験は県内の子たちどうしの戦いだから

その地域の受験事情に

いかにマッチしているかが重要なので、

大手の塾の優位性は全くない。

 

一方、大学受験は全国規模の競争なのだが、

これもまた地域性が見られる。

 

高校によって

国公立志向か私立志向かの違い、

推薦制度に対する意識、

受験勉強を開始する時期なども違う。


しかしながら、

大学受験のシステムは全国共通なので、

そこを勘違いしてもらっては困る。


自分の住む地域の感覚と、

受験予定の大学の入試、

さらにライバルになるであろう

他の受験生の感覚、

このあたりを意識しながら、

戦わねばならない。


首都圏の受験生をよく知る講師が

地方都市で指導するのは、

地方から首都圏に出てきたい受験生にとっては

そういう意味でも恩恵が大きい。


ウチの塾も

東京のド真ん中に教室をもっているので

その優位性を活かして指導を行なっている。


首都圏の受験生を知っているからこそ、

その地域性にアジャストさせつつ

首都圏のライバルと戦えるように、

という指導ができるからだ。


地元の国公立に行くのが当たり前、

という地域から

東京の大学に出ようとすれば、

受験勉強の間の空気感や心持ちなど

そういう面に気を配る必要がある。


もちろん同じ地域でも学校によって

いろいろな空気感があるので、

そういうのを見ながら進めていく。

 

受験は

学力勝負だけでなく

メンタル勝負でもある。


メンタルということは

様々な面で生徒と真正面から向き合うことが

必要不可欠になってくる。


受験指導というのは

そこまで見るものであって、

塾が生徒を引き受けるということは

そういうことだと私は肝に銘じている。


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模試の結果をどう捉えるかで、合格が近づいてくる

2021-08-14 09:32:00 | 日記

7月から9月にかけてのマーク模試は

結果が出たり出なかったりのことが多く、

塾生自身も気が気でないが、

保護者の皆さんも気が気でないと思う。

 

たとえ問題を解く実力がついていたとしても

それを試験で発揮できるかは分からない。


模試は、そんな部分の練習を兼ねているから、

毎回うまくいくなんてことは皆無に等しい。

 

僕はよく授業内で

「マークに合わせてない」

と、塾生に言っている。

 

古文を例にとってみよう。


選択肢の正誤判定をしていく時に

本文で正確に読み取れなかった部分が

選択肢の文を読んでいく中で

「そういうことか!」と気づくことがある。


これは選択式問題の恩恵のひとつだよね。


ただし、これは

「ある程度は正確に状況把握ができていて、

問われている細部の解釈があやふや」

な場合に有効なのであって、

どんな話だか分かる程度には

本文を読んだ上で把握しておかねばならない。


選択肢を利用しようというのは、

この形式に「合わせた」際の

技術のひとつであって、

直前期には一問でも稼ぐために

そういう手段も使うのだが

今の時期に必要なのは

「自力である程度は本文を把握すること」が

どの程度できているかを掴んでおくことだ。


ここがボロボロだと

まだまだマーク合わせのレベルには

到達していない。


問1の部分解釈も重要だ。


基礎的な語彙力、文法力、前後文脈の

把握する力を確認する。


3問とも正解したからと言って安心はできないが、

不正解が多い場合は

夏から秋にかけて何を重点的にやればよいか、

勉強の材料が見える。

 

50点を取った生徒がいたとして、

似たような問題でも

コンスタントに40〜50取れるのか、

という疑問は残るので

いくつか過去問や実戦問題を解いて

まずは様子を見ることだ。


30点なら30点の、10点なら10点なりの

今後の勉強計画が立てられる。

 

特に現役生のみんなは

ここからの伸び代が

ハンパじゃないことが多いので、

今の段階でボロボロだとしても、

何を手当てしていくかを

模試や普段の勉強の中身で確認しながら

調整していく。

 

悪かったなら悪かったなりに

どうするか考えることができる。


模試の悪い結果も

よい材料として活用していこう。


模試は結果がどうあれ、

プラスに変えていくための

大切なツールなのである。


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