早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

国内外美大デザイン全科受験指導歴32年約千名累計合格89.9%
洋々早稲田建築AO入試エキスパート16年コーチング

“2020年度 早稲田大学創造理工学部 建築学科 ・空間表現「実技・筆記」試験 「鉛筆デッサン」対応・直前個別Web講座のお知らせ”

2019-12-25 07:56:10 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密
さて、もうすぐ2019年も終わりいよいよ、あと2ヶ月と少しで一般入試がスタートが始まります。学科の準備を始め早稲田建築学科では実技デッサン試験である、「空間表現+作文(視覚表現の意図)」が実施されますが、もう準備は万端でしょうか?

 以前から私のブログで述べていますように、通常の美術大学入試であるあるモチーフ(題材/自然物、部位、人体、部屋+想定)をデッサンさせる客観的描写力ではなく、美大でも情報デザイン系や映像表現、絵画、版画学科などで出題される創造で描く『想定デッサン』です。つまり、建築学科は室内や屋外、都市など空間における造形物をデザインする創造する専門職ですので、その建築作家が自分の哲学と世界観やアイデアを空間伴う立体の造形物をデザインしなければならないので、 

最初にこれは『何』であり、『何』をするもので、『誰』の役に立つのか?という、創作意図を明確にしなければなりません。そして、立体造形物をデザインするのですから、 

見せ方(意匠・パッケージング)と自己作品の位置決め(ポジショニング)が必要になります。つまり、最初に何をどうするのか?という様々な現実の問題や規則、環境に対しての自分の考えを一つのアイデアにまとめ、すなわち、自分の作品の売り(ほかないない特徴)をほかの人に誰でも分りやすいように、どんな言葉で建築や内部空間、あるいは環境デザインや都市計画などにまとめて、ひとの心を揺さぶるのか?これはどんなものですかという? 

ほかの人の質問に、言葉による制作意図の作文と、こういう形の完成イメージになるという図絵(デッサン)で視覚的に表現する実技試験で、受験生の出題文に対しての様々な知識や空間造形感覚や美術的感性を総合的に精査する、美術造形分野での想定デッサン系の実技試験と言えます。