“人生のシナリオは若い時に創る”
あなたは今、高校3年生かまたは2年生か、浪人している人かもしれませんが、早稲田建築やあるいはほかの建築家に将来なるために、建築AO入試を選んでいると思います。
2年生や3年生はこれからオープンキャンパスなどを見学しようと考えているかもしれません。普通は高校3年の進学相談で大学を決めて専攻を決めて、それから塾や予備校を決める人が多いと思いますが、両親や高校の先生に相談して決めるというのは本当は
ベストではありません。まずは一度のあなたの人生で「何をしたいのか?」「何を成し遂げたいのか?」をまずは自問自答しなければなりません。人の人生を生きるのではなく、一度の人生という旅の船長はあなたです。どういう仕事が一番自分がしたいのかを決めて、それを実現するにはどうすればいいのか?ステレオタイプな答えはないので自分の頭と心で考えて長期目標の人生の目的の答えを出してください。それで建築が好きで建築家になりたいのであれば、どこでそれを学ぶのかが短期目標になります。そうするとどの大学がいいか?好きな建築家がいてその人がどこかの大学で教えているか?
教えていなければ、大学卒業後にその建築事務所を訪ねてみるという方法もあるでしょう。幸いにどこかの大学で教えていればその大学を目指せばいいと思います。建築は専門実技もあるので、慎重にどの大学が自分に合うのかを調べてください。
そういう人生の長期目標と短期目標である大学と専攻を選び受験するという流れを
自分で自分のシナリオを一度創る事をおすすめします。これは建築でいうところの青写真です。英語ではブループリントといいますが、簡単に言うとシナリオです。自分の潜在意識にすり込むための自己暗示のような役目をします。人間は目標を持たねばいけないからです。その場しのぎではいけません。
・自分が本当に好きな仕事をする。情熱を持ちわくわくする事をする。仕事を通じて自己成長できること。自分の内なる声を聞く。建築は芸術と工学の両方を内包する総合芸術です。芸術は美しく、歴史もあり、人々が本能的に求める精神的な価値です。科学では割り切れない芸術の雰囲気と香りがします。創造的想像力を必要とします。
「繊細な詩人の心と美、そして構造的工学的な美」の両方の心を持つ総合芸術家と云えます。芸術的な勉強と工学的な勉強、センスや感性と論理構築的な面を持たねばならない大変幅と奥行きが無限大の分野であると云えます。
これら人生の目標をつかみ、世界を建築で変えるという壮大な旅をはじめようという情熱と大きな志を持つ人を、きっとどの大学の建築科の先生方もほしいのではないでしょうか?そうすると一般的な学科試験だけでは、その人の持つ情熱や内面的な価値観や哲学、積極的心構えであるリーダーシップや空間芸術的なセンスや造形表現力がわからないので、そういう多面から見た試験がAO入試という、大変な手間がかかる入学試験があると云えます。
実はこの試験はステレオタイプな数字と傾向と対策だけではわからないのです。
ので模範解答がありません。だから早稲田建築のAO入試では、志望動機や理由の書類審査を始め、空間に関するデッサン・ドローイングや自己PR資料制作と、集団と個人の面接などで精査されます。
大学入試は生きたい大学と専攻への目標と意識に加えて、合格するための十分に綿密な準備と自己管理が必要です。それではあなたの人生のブループリントを今すぐに作り始めてください。目的を知り意識を言葉という形にする事から始まります。
紙に書いたら短期目標→長期目標という流れを見て、そこにある矢印を逆にして最後から見て今の自分の立ち位置に印をつけるのです。これをリバースエンジニアリング方式というトヨタなどの生産工程の方式ですが、これは人生のシナリオを書きいま何が必要か何か抜けてないか?自分の弱いところを補填するとか改良や改善をするという事になります。カイゼンはアメリカでもマーケテイングやマネージメントと言った企業の戦術に大きな役目を果たしています。
高橋 順一
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