帰国間際の駐在員に告白され赤面してたりする。

金曜日（１４日）奮発して近所の離島おなじみシーサイド海鮮
中華屋に（人間１＋愛犬２）哀愁のメシを食いに行った時の事。
クリスマス＆西暦＆旧暦正月仕事ギッシリ＆ストレスずっしり
の反動で、久々に１０両の蒸蟹なんか頼んでみちゃったりする
豪客やっぷんやん（日本人）

しかし。最近入ったミョーに調子のいい他所者マネージャーは
「悪いけど８時半にこのテーブル予約入ったからハハハハ」と、
常に一人で三人分の海鮮を食ってきた上客の日本女にすげなく
宣告するのであった。

「．．．お前がいる限り二度と来ねえぞ！」とココロで密かに
呟くものの、香港で些末な事で一々腹を立てていてはナニ一つ
出来なくなって自滅してしまうので、そこは大人の余裕で微笑
一発「今日はバレンタインでかきいれ時よね～」などと答える
日本人女。ナンだカンだ言って、持込ワインを即座にバケット
で冷やしてくれるサービス（無料）は、チップ制度のない台湾
ならば台湾語の公用語化より実現まで時間がかかる所であろう。
アキンドの街・香港では、相手にあわせ自分もおチョーシ者に
徹するのがお約束。たとえ他人であろうと、目が会えば、ナニ
はともあれ世間話である。（見た目）快く早めに立ち去る事を
確約する優しい客（私）に、ノリのいいジャーマネは尋ねるの
であった
．．．

マネ「そうそう、今日はもー大変なんですよハハハハ。あれっ
　　　バレンタインの予定は？」

淳子「．．．残念ながらわたくし結婚してるのでバレンタイン
　　　を楽しむことは出来ないのです、フッ」

意味を図りかね、不思議そうな顔をするジャーマネの視線から
ツと目をそらすと、暮れなずむ南洋の夕陽を眺めながら哀愁に
たそがれる日本女であった．．．（完）


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きぃっ！じゅんこも、デートして、いちゃいちゃしたいよー。