ラマはとにかくゲージンさん(西洋人)の多いところ。一体どんな手ぇ使ってビザ入手したのか、っちゅう人も含め、今でもイギリス人を始めとするグワイロ(ガイジン)軍団がたいそう多いので、パブも充実しております。
あ、ちなみに、ラマ島行きのフェリーは、「榕樹湾(Yung Shue Wan)」と「索罟湾(Sok Kwu Wan)」2箇所行き先がありまして、ナゼかヨソモノによるガイドブックなどには、圧倒的に索罟湾の方が有名のようですが、あっちに行っても、海鮮酒家がチラホラあるだけ、あとはな~~んもありません。この2箇所を結ぶ道も(つうか、道ならぬ道)、香港ハイキングコースとしてよく紹介されておりますが、ワタクシに言わせれば「死の彷徨」コース、悪いことは言いませんので、ヤメといた方がエエです。
榕樹湾の方は、フェリーを降りると一見ガラ~ンとしておりますが、桟橋を突き当たって右にまっすぐ大街(Main Street)が伸びております。マ、そんなに長いわけじゃないんスが、この狭いところに、レストランから雑貨屋から、果てはアロマオイルの店までござりまする。
パブも充実。では早速、手前からご紹介:
01 アイランド・バー(Island Bar)
見た目は白とブルーが基調の南国系のトロピカルバーのようですが、何を隠そう、ここが島一番の、本場イギリス人常連の巣窟。うちのジジイ(注:ダンナ)も、ここに推定370年は通ってます、毎日。実はここのメンバーブック、去年だか一昨年だかに作り直した際、ハエあるNo 1に記入したのがワタシ(ジジイが勝手に書いてしまった)、そのため、店のコワ~イおねえちゃんが未だにムッとしてるとか、してないとか。
ここは屋内のみなので、イギリス度が極めて高いにもかかわらず、現在犬連れ込み禁止、一応。上記のコワいおねえちゃんがいない時はオッケー。
02 ファウンテン・ヘッド(Fountain Head)
れんが作り風のパブ。外にテーブルも常時3ケ出してあり、私はこのところ、行くならココ。
この店は、ラマでは割合、新しメ。開店当初は、ロンドンあたりから追放されてきたよな、ケンカ好きのアンチャンらがたむろしたものですが、このところ、まずまず静か。経営は、隣のこギレイなサンパン海鮮酒家、次に紹介するB&Bと同じ。よって、カオになると、勝手に姉妹店からメシ取り寄せ可能。
03 B&B
バーベキューレストラン兼バー。海側にテーブルも出しております。バーベキューは、なかなかボリュームあって、そこそこ美味しく、割合安く、香港人経営ならではの店。夕暮れどきに外のテーブルで酒飲むにもよろし。ただ「パブ度」は低いです。
旧・バニヤンという、ラマの豪快不良娘(ただし40代半ば、人妻)として知られ、折にふれゾンビとテキーラのショットガンをやっておる光景が見られる、某所でウワサのピンキーちゃんがやっておった店。イロイロあって、健全度の高い店として、島の実力家オヤジが経営するチェーン店の一軒として、生まれ変わりました。
04 キャピタル(Capital)
Capitolだったかも、忘れたゴメン。カレー兼スイスフォンデュ兼ステーキ&キドニーパイ・レストラン、プラス、パブ。経営は、ニュージーランド人夫婦。えー、アイランドバーより更に一歩、年金生活者度が進んだカタにお薦め、って、誰だよそれ。ここも海側の外の席あり。カレーはウマいです。
05 デリ・ラマ(Deli Lamma)
香港チョー長期在住イギリス人(阿佐ヶ谷でフルートのバスキング経験アリ、当時ゾンビ家に居候)がデザインした、洒落たような、ウットーしいような、コじゃれた店。メシ激マズで有名だったんだが、最近カレーはうまいらしい、ラマのスッチーによると。ここは、昔あった伝説の二大パブ「コーナー・バー」「バニヤン」が共に消えた後、古くからラマにいる、ナニしてるのかよーわからん中堅世代の外人さんが、今でも時々タムロす場所。
06 トゥーシュカ(Toochka's)
現在はスリランカ人経営のカレーレストラン&カフェ&バー。カレーは、インド、タイ等も各種網羅し、ウマし。ナンもその場でオッチャンがぺったぺったとタタきながら焼いてくれ、うまいッス。席はほとんど屋外。
ここが元、史上最強のジャンキー飲み屋として悪名高く、悪名高すぎて閉店に追い込まれた「コーナーバー」。94年12月閉店。なぜかその直前11月に、単なるカンコー客のくせして、この店で飲んだくれていたゾ*ビさんという女性が、とあるモメ事により、05に登場したデザイナー、ク**ブ・キ*プさんを、いきなりトイレの前で拳で殴り付けたのが、この店の最後を飾る伝説の喧嘩事件...という事実は、今はもう、知る人もあまりいない。
07 ディーゼル(Diesel)
トゥーシュカのすぐ隣、一見、倉のような建物も、実はパブ。ここは本来「スポーツバー」と呼ばれる、衛星放送などのスポーツ中継を、ひときわアラっぽいニイちゃんらが「チキショー」などと言いつつビール嘗めつつ集う場所の筈だったんスが、ワールドカップが終わって以降、どうもパッとしませんな。噂では、クリケットの試合中継を見るのを断わられた、ラマ・クリケット・クラブ会長、ジョン・フォックス氏(46)が、腹イセに、離島雑誌「The Islands Orbital」に投書し、ラマ在住西洋人に圧力をかけたせいとも。なんでも、ラマの外人軍団で彼に勝てるのは、ご夫人(日本人女性)しかいないとか。
08 ウォーターフロント(Waterfront)
も少し歩くと、せっまい四つ角に出ますが、そこを右に入っていくと、アラ不思議、なぜだか西洋風の3階建てのレストランが。えーと、過去ログのどこかに、これについて何か書いてありますんで、探してみてチョーダイ。映画に出てきたとかで、わざわざ日本からお越しになった方がいらしたのよ。
---
こんな感じです。生ビールの相場は、町中よりはグッと安く、普通で30-34ドル、ハッピーアワーで20-24ドル、ぐらいかな。もちょっと高い所も一部ありますが。それは、ま、来てからおいおい。
あーあと、メシどころとか、ヘンな店とか、ベジタリアンに注意!とか、ジャンキーに注意!とか、イロイロありますが、取りあえず出しましょう、これ。
あ、ちなみに、ラマ島行きのフェリーは、「榕樹湾(Yung Shue Wan)」と「索罟湾(Sok Kwu Wan)」2箇所行き先がありまして、ナゼかヨソモノによるガイドブックなどには、圧倒的に索罟湾の方が有名のようですが、あっちに行っても、海鮮酒家がチラホラあるだけ、あとはな~~んもありません。この2箇所を結ぶ道も(つうか、道ならぬ道)、香港ハイキングコースとしてよく紹介されておりますが、ワタクシに言わせれば「死の彷徨」コース、悪いことは言いませんので、ヤメといた方がエエです。
榕樹湾の方は、フェリーを降りると一見ガラ~ンとしておりますが、桟橋を突き当たって右にまっすぐ大街(Main Street)が伸びております。マ、そんなに長いわけじゃないんスが、この狭いところに、レストランから雑貨屋から、果てはアロマオイルの店までござりまする。
パブも充実。では早速、手前からご紹介:
01 アイランド・バー(Island Bar)
見た目は白とブルーが基調の南国系のトロピカルバーのようですが、何を隠そう、ここが島一番の、本場イギリス人常連の巣窟。うちのジジイ(注:ダンナ)も、ここに推定370年は通ってます、毎日。実はここのメンバーブック、去年だか一昨年だかに作り直した際、ハエあるNo 1に記入したのがワタシ(ジジイが勝手に書いてしまった)、そのため、店のコワ~イおねえちゃんが未だにムッとしてるとか、してないとか。
ここは屋内のみなので、イギリス度が極めて高いにもかかわらず、現在犬連れ込み禁止、一応。上記のコワいおねえちゃんがいない時はオッケー。
02 ファウンテン・ヘッド(Fountain Head)
れんが作り風のパブ。外にテーブルも常時3ケ出してあり、私はこのところ、行くならココ。
この店は、ラマでは割合、新しメ。開店当初は、ロンドンあたりから追放されてきたよな、ケンカ好きのアンチャンらがたむろしたものですが、このところ、まずまず静か。経営は、隣のこギレイなサンパン海鮮酒家、次に紹介するB&Bと同じ。よって、カオになると、勝手に姉妹店からメシ取り寄せ可能。
03 B&B
バーベキューレストラン兼バー。海側にテーブルも出しております。バーベキューは、なかなかボリュームあって、そこそこ美味しく、割合安く、香港人経営ならではの店。夕暮れどきに外のテーブルで酒飲むにもよろし。ただ「パブ度」は低いです。
旧・バニヤンという、ラマの豪快不良娘(ただし40代半ば、人妻)として知られ、折にふれゾンビとテキーラのショットガンをやっておる光景が見られる、某所でウワサのピンキーちゃんがやっておった店。イロイロあって、健全度の高い店として、島の実力家オヤジが経営するチェーン店の一軒として、生まれ変わりました。
04 キャピタル(Capital)
Capitolだったかも、忘れたゴメン。カレー兼スイスフォンデュ兼ステーキ&キドニーパイ・レストラン、プラス、パブ。経営は、ニュージーランド人夫婦。えー、アイランドバーより更に一歩、年金生活者度が進んだカタにお薦め、って、誰だよそれ。ここも海側の外の席あり。カレーはウマいです。
05 デリ・ラマ(Deli Lamma)
香港チョー長期在住イギリス人(阿佐ヶ谷でフルートのバスキング経験アリ、当時ゾンビ家に居候)がデザインした、洒落たような、ウットーしいような、コじゃれた店。メシ激マズで有名だったんだが、最近カレーはうまいらしい、ラマのスッチーによると。ここは、昔あった伝説の二大パブ「コーナー・バー」「バニヤン」が共に消えた後、古くからラマにいる、ナニしてるのかよーわからん中堅世代の外人さんが、今でも時々タムロす場所。
06 トゥーシュカ(Toochka's)
現在はスリランカ人経営のカレーレストラン&カフェ&バー。カレーは、インド、タイ等も各種網羅し、ウマし。ナンもその場でオッチャンがぺったぺったとタタきながら焼いてくれ、うまいッス。席はほとんど屋外。
ここが元、史上最強のジャンキー飲み屋として悪名高く、悪名高すぎて閉店に追い込まれた「コーナーバー」。94年12月閉店。なぜかその直前11月に、単なるカンコー客のくせして、この店で飲んだくれていたゾ*ビさんという女性が、とあるモメ事により、05に登場したデザイナー、ク**ブ・キ*プさんを、いきなりトイレの前で拳で殴り付けたのが、この店の最後を飾る伝説の喧嘩事件...という事実は、今はもう、知る人もあまりいない。
07 ディーゼル(Diesel)
トゥーシュカのすぐ隣、一見、倉のような建物も、実はパブ。ここは本来「スポーツバー」と呼ばれる、衛星放送などのスポーツ中継を、ひときわアラっぽいニイちゃんらが「チキショー」などと言いつつビール嘗めつつ集う場所の筈だったんスが、ワールドカップが終わって以降、どうもパッとしませんな。噂では、クリケットの試合中継を見るのを断わられた、ラマ・クリケット・クラブ会長、ジョン・フォックス氏(46)が、腹イセに、離島雑誌「The Islands Orbital」に投書し、ラマ在住西洋人に圧力をかけたせいとも。なんでも、ラマの外人軍団で彼に勝てるのは、ご夫人(日本人女性)しかいないとか。
08 ウォーターフロント(Waterfront)
も少し歩くと、せっまい四つ角に出ますが、そこを右に入っていくと、アラ不思議、なぜだか西洋風の3階建てのレストランが。えーと、過去ログのどこかに、これについて何か書いてありますんで、探してみてチョーダイ。映画に出てきたとかで、わざわざ日本からお越しになった方がいらしたのよ。
---
こんな感じです。生ビールの相場は、町中よりはグッと安く、普通で30-34ドル、ハッピーアワーで20-24ドル、ぐらいかな。もちょっと高い所も一部ありますが。それは、ま、来てからおいおい。
あーあと、メシどころとか、ヘンな店とか、ベジタリアンに注意!とか、ジャンキーに注意!とか、イロイロありますが、取りあえず出しましょう、これ。
> 04 キャピタル(Capital)
もうありません(アッサリ) ニュージーランド人夫婦は店をタタみ、その後、あまりにコ綺麗過ぎたのが災いして開店当初全く!客が入らず追い詰められたモノの、その後店頭のケースに手作りケーキを展示するコトで見事客寄せに成功、現在はソコソコ客の入るちょっとお洒落な洋食屋...えー、名前忘れた(ヒドい)
おお、最初に書いてからもう一年以上経過しておる。如何にのほほ~ん、とした南Y島であろうと、そこは香港、100年経っても遅々としてモノゴトが進まないイ*リスとは違い、若干変化もございましたので、重い腰を上げて一発追加など。
もっとも最近、カネねえのと、時間&体力モッタイないので、殆ど酒飲みに行ってねえです(本当) よって、かなりイーカゲンです。いいよな、別に。フツーの日本人で、ラマでディープに飲み倒れたい人は余りいないだろう。余談ですが、「ピンキー式『乾杯』バトル」こと「テキーラショットガン」で知られたピンキーちゃんも、ここんとこ、ロクに酒も飲まず、静かでタオヤカな日々を送っている模様。ちょっと寂しいぞ、ピンキー。
*ピンキーちゃん情報は(何のこっちゃ):
ゾンちゃんの朝ヤム&今日の香港ヘッドライン 1998.12.24
http://blog.goo.ne.jp/junkofox/e/0551e88943c0eb88871f31e2fca7fc6e
ゾンちゃんの朝ヤム&今日の香港ヘッドライン 1998.12.29
http://blog.goo.ne.jp/junkofox/e/325a654f8bd1510ebaa50f295bc03dff
HKICS0034 台風Babs、接近中
http://blog.goo.ne.jp/junkofox/e/783c0ccdace1491e46517b86e2715796
HKICS0068 "Konbanwa!" Mr Jiang said.
http://blog.goo.ne.jp/junkofox/e/05ed4e8e4b379d1f491d97d408cdd0ae
ラマ島パブ情報
http://blog.goo.ne.jp/junkofox/e/7af1b4783e639cdea43d8941addb1d7b
メシどころ 朝昼編
http://blog.goo.ne.jp/junkofox/e/923bef9d97933c4fc80ba966dd7ceddd
南Y島の不思議な人々その1 ピンキーちゃん
http://blog.goo.ne.jp/junkofox/e/465c98944a25cdabb38e1359cf9f2c48
わああ。何でこんなにあるんだ。アタシこんなに何回もピンキーちゃんの話書いてたのか。自分でビックリしてしまった。
もっとも、まーちゃんセンセーまでウワサの『別冊宝島 香港発熱読本』にて、彼女の話を書いているそうです。伝説の女、ピンキー。実はまだまだ、彼女のエピソードは尽きないのであった。
話すすまねえじゃん。もーいいから、それは。と言いつつ、ああああああ。まーちゃんセンセーで思い出したけど、「センセーにどうぞ」って、あさぴょんから預かってた雑誌、ま~だ~わ~た~し~て~ね~~~~~~~ひぃいいいいヤベー。ごめん。後で(コッソリ)玄関前に置いてこよっと。
それではようやく、ラマ島パブ情報・改訂2版です:
>01 アイランド・バー(Island Bar)
>見た目は白とブルーが基調の南国系のトロピカルバーのようです
>が、
どーでもエエっちゅえば、どーでもエエことですが、しばらく前に何やら野望をヒメたオーナーが、店内大改装を断行、現在「白とブルー」ではなく「しっとりと落ち着いたブラウン」が基調となっております。
もっとも
>ここが島一番の、本場イギリス人常連の巣窟。
>うちのジジイ(注:ダンナ)も、ここに推定370年は通ってます、
>毎日。
といった悪環境には全く変化なく、オーナーの野望がハカない夢と散るのも時間の問題でしょう。
ときにこのパブ、イギリス人が多い(=イギリス人が我が物顔で、ガンとしてイギリス方式を押し通す)だけあり、当然の結果として客の「犬連れ度」も極めて高し。
なもんで、太古の昔から「(イギリス人なんだから)犬とパブに来るのは当然」との見解を表明する客(=ハッキリ口に出しては言わないものの、無言で犬を連れて来ては、店の外につないで寒い中長時間サラしものにし、暗に圧力をかける。その代表格がジョン・フォックス氏(47)。)サイドと、「バカ言うでねえ、香港でそんな事してんのがおヤクショにバレたら、一発でメンキョ取消しになってしまうでねえか」と悲痛な声を上げ抗戦するオーナー側との、フモーと言えば余りにフモーな戦いが繰り広げられて
いるのであった。
「暗黙の圧力」テクニックにかけては右に出る者ナシ、と言われる前述のフォックス氏(彼の圧力に屈しないのは、この世でフォックス夫人(日本人らしい)タダ一人と言われている)は、これまでにも「犬禁止」方式が採用される度、ジワジワと持久戦に持ち込んではマタ何時の間にか「犬解禁」への一審差し戻しに成功して来たという輝かしい功績を収めてはいるものの、店側が実はジョン・フォックスのために用意したのではないかと噂される、こぎれいな金色の「店外犬つなぎ用フック」3ケに気を良くしたのか、今のところ現状維持。
よって、その最大の犠牲者(犬)ルイス&スポは、
1 ルイス編:一応、大人しく繋がれたまま外で待っているが、5分に1回通行人を威嚇
2 スポ編:パブに出かける途中、スタコラサッサと一人で家に舞い戻って来て、優しいお母さん(私)と、暖かいおウチで幸せに過ごす
と、やはりプロテスト活動に入ったようです。