【補足】蘋果日報の真髄 実は硬派

イカン。私は長年見ているので、自分ではわかってる
つもりで書いてましたが、コレを知らない人が見たら
そのまま

タダの下品な大衆紙

と思ってしまうではありませんか。
（強く否定できないのがアレだが）

いえ。そうではないのです、蘋果日報がコヨナク香港
の民に愛されているその理由とは。

目的は銭、欲望、下衆な興味本位、何であろうと実は
蘋果日報がメディアとして果たしてきた役割は余りに
大きいのです。記憶に残るここ１、２年のスクープも
元税務局長官、元立法委員、元香港大総長、その何れ
も「元」がつくだけあってその後辞任に追い込まれた
のでございますが、それと言いますのも或る日或る時、
蘋果日報が突然一面トップでスッパ抜いたばっかりに
浮上した問題が原因となったのです。

もちろん辞任に追い込まれるには、香港人も話半分で
聞くよな大衆紙のネタ一本というわけではなく、その
後、報道を受けた当局や独立機関などの綿密な調査の
下「やはりクロであった」という判定を下されたため。

このようなメディアが台湾に登場したら、と言うより
元々アソコは政敵引きずり落とす為にはアル事ナイ事
メディアにリークするのが常套手段なのでございます
が、如何せん井の中の蛙、島国根性、中国政府の圧力
で外交手段を閉ざされている為か幾分視野の狭い人達
なので、これまでは利用するのも自分の息のかかった
身内、喧嘩になっても痴話喧嘩、内部紛争レベルでは
なかったでしょうか。そこにですね。たとえ（品性は
ヤヤ劣るとは言え）、緑でも藍でも紅でもないリッパ
な第三者が参入するのでございます。ハッキリ言って
期待、大。