【仮説】「独裁」はもしかして究極の「超民主」なのだろうか？

時々考える事がある。中華人民共和国はよく中国共産党の「一党独裁」と批判されている。故に「非民主的」国家の代表とも言われる。しかし。

アノ！主張の強い人民が１２億６千万もいる国で、一党独裁以外の統治が果たして可能なのであろうか？　ソンナ事したら、絶っっっっっっっ対に譲らない我の強い連中が互いに最後まで争い、共倒れしてホロびてしまうだけなのではないだろうか？

ならば「全員に公平」にするには「全員を制圧」する、という手法の方が余程民主の理念にかなっているのではないだろうか？　実際には党の幹部がウマ味を独占しているので全然公平ではないのだが、とりあえず「ソレ以外」の人民には公平であると言えないコトもない。「やったもの勝ち」という「人治」の徹底も、資本主義の競争原理とさして変わらないのではないだろうか？

試しに「民主国家」と言われる国を見てみるとヨイ。「絶っ対に譲らない我の強い連中」がいつまでもいつまでもいつまでーーーーーーーーーーも争っているだけ、結局ナニも決まらないじゃん。

「じゃあ、大陸に住んだ方がいいのか」と言われるとイヤですけど。私は。だってアソコは、

　・穴を掘って「王様の耳はロバの耳」

とは言えても

　・人前で堂々と「王様は裸だ」

とは言えないんだもん。もんもん。

しかしソレは、「思ってない事は一言たりとも言えない」フォックス淳子だから言える事であって、フツーの人間は「言ってもいい所」でも決して言わない。もしかして人間ではなく岩手の牛なのではなのかもしれない。当たり前の事ですら、自分から声に出しては言えない。だったらアンタら、中国でも北朝鮮でも、別にいんじゃねえの？