気の向くままに junne

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'12. 守備の穴、江畑・木村  乏しいレシーブ力

2012年05月24日 | スポーツ

 何とまあ、朝鮮相手に1-3で敗れてしまった真鍋ジャパン。この大会これ迄三戦共ストレートで勝ってきたとはいえ、17位のペルー、28位の台湾、12位のタイという、云わば格下の相手。何処か気の緩みが有ったのでしょうか? 負けてはいけない朝鮮相手に、この体たらく振りは何なのでしょう? 実は第一セットが終った時に打つべき手段は有ったのです。

 この試合ではっきりと浮き彫りになっていたのは、(以前から私が指摘していた)江畑・木村の守備の拙さです。それがはっきりと出てしまい、修正出来なかったのにも拘らず、ダブル・エースと称し使い続けた真鍋監督の失策がこの結果を招いたのは事実でしょう。木村の場合は或る程度の得点源としてやむを得ないとも考えられますが、幾らかの得点に絡んだとはいえ、江畑は早めの交代をするべきでした。何しろベンチには幾らでも江畑以上の選手が控えているのですから

 無意味なフェイントも目立ちましたね。云うまでも無くフェイント攻撃というのはたまに“ここぞ”という時に意表をついて使うから意味を持つもので、特にこの大会ではその使い方に問題が有る様に思えます。アタックにしてもどこか一本調子の感が有りました。全体的に見ても動きは噛み合わず、本来日本が得意とする戦法を逆に仕掛けられていたように見えました。

 これらは前述した様に第一セットを18-25で落とした時に既に見えていた事でした。ですから第二セットでは初めから選手を入れ替える必要が有ったのです。先ずは江端を、次いで調子が今一つだった岩坂を下げ、いつでも信頼出来る狩野と迫田を投入するべきでした。どうしても欠かせない竹下と佐野を除き、真鍋ジャパンが『火の鳥・ジャパン』として名実共に羽ばたくのには、迫田・狩野・山口が必要なのです。新鍋の起用も作戦の一つでしょう。あとは如何に荒木のコンディションをキープさせるかでしょう。

 この大会では体調不良の山本愛・井上香織が戻って来たら、『火の鳥』のベスト・メンバーが揃い、江畑などは出番が無くなります。まあ、今その事を言っても始まらないのでやめておきますが、ただ、木村にしても、ましてや江畑に対して過度な期待を求めるべきではないのだという事を申しておきます。

 私の推薦するローテーション・メンバーは、③竹下、⑦山口、⑮狩野、⑯迫田、⑪荒木、⑫木村、リベロ佐野、この先発に⑬新鍋が加わるというもの。今大会の登録選手でムラの無い安定戦力を選ぶとしたら、こういう結果にならざるを得ないでしょう。これから残りの三連戦、対10位キューバ、7位ロシア、6位セルビア戦を考えた場合、日本が勝ち抜ける公算が高いのは、このメンバーに落ち着く筈です。さあ、果たして真鍋監督はどの様な布陣を敷いてくるのでしょうか? そこに勝敗の分れ目となる鍵が有るという事は言うまでも有りません。

 どの様な布陣を敷こうが、『火の鳥ニッポン』には勝ち続けて欲しいものです。


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