当時はテレビ漫画と呼ばれていて、その言葉の響きが気に入ったせいか、どうもアニメーションと云う言葉に馴染めません。
まぁ、そんな事はどうでもいいのですが、この手塚治虫と云う人、半世紀も前から現代社会を予見していたんですねぇ。子供向けのマンガではあるのに、しっかりとした根拠に基づき、科学と人間はこういう関係になる・・・と云った事を解り易く、ドラマ仕立てで描いている。
この『鉄腕アトム』は、まさにAI 時代の到来を予期して先取りしていた、その代表的なものでしょう。意味も無く只激しい刺激だけの、押しつけがましい理屈をこじつけた、(マア、たまには例外的なものも有るのでしょうけれど)現代のテレビ漫画など手塚治虫の足元にも及ばないでしょう。
と、こう言う私、実は漫画を見ていたのは10代迄で、それ以後は「所詮子供の読むもの」と云う考えでしたので、現在の物に対してとやかく言える立場にはないのかもしれません。
しかしそれでも電車の中やら公衆の只中で、いい歳をした大人やサラリーマンなどが漫画本を熟読しているのを見かけたり、スマートフォンなどで見ていたりする場面を見ると、
「世も末だ」と思わずにはいられません。一体何が大人を惹きつけるのでしょうか? ましてやそれが日本の経済を高める「文化」だなんて、個人的には恥ずかしさを覚えます。
日本には古来から『鳥獣戯画』と云う漫画の原型なるものが有りました。ですのでマンが、それ自体を否定している理由では有りません。・・・が、いい歳をした大人なら、もっと他に読むべきものが有る様な気がしてならないだけです。マンがを読むのは結構。しかし、軽薄な人にはならない様に願いたいものです。
飽く迄も私個人の見解です。
令和元年もあと2ヶ月・・早いです。
若いころから漫画が苦手で(何故か自分でもわからない)
難い書物を読んでいたわけではないですが
軽いタッチの小説はよく読んでいました。
その内時代小説に凝ってましたが・・・
最近はすぐ眠くなるので本は読めません。
沖縄「首里城」が全焼しましたね。
テレビでニュース見たときびっくりしました。
すぐjunneさんが思い浮かびましたよ~
写真でしか見たことがないですが・・(沖縄旅行ではまだ建立されてなくて)
放火なのでしょうか?
復元されてからは新たな日の目を見る事になり、(多少現代的になってはいたものの)ナイチャーとしてではあっても、嬉しく思っていました。
それが今この期に及んでこんな悲惨な事態になるなんて・・・何も言葉には出来ません。ただ悲しいとしか・・・。島の人達の思いは当然それ以上でしょう。
火災の起きた所は普段火の気が無い所。ですのでその点が疑問なのですけれど、イベントの為の作業をしていたという状況からすると、何らかの失火の可能性が強く浮上してきます。何しろ80%近くは木造の上、広大な敷地に巨大な建造物という事が、この様な大惨事になってしまったとも言えます。おまけに正殿・南殿・北殿に囲まれた広場を含めた場所は平坦になってはいるものの、その周囲は多少の起伏が有る場所で、火災に由る風の影響も有ったのだと(私は)思っています。日本を良く思っていない、彼の第三国の者に由る放火説も考えられなくは有りませんが、極めて低いと思います。
熊本城の修復もまだ終ってはいませんけれど、私にとってはそれ以上に身につまされる思いです。尚王朝成立以来何度も破壊と再建を繰り返してきた首里城。
今度ばかりは膨大な時間が費やされるものと思われます。
TVのニュースから私を思い浮かべて頂いた事には感謝の意を表します。
早い復興を祈りましょう。