気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

AI 時代を先取り 『鉄腕アトム』(TV最終回)

2019年10月24日 | 下町図書館・資料室

当時はテレビ漫画と呼ばれていて、その言葉の響きが気に入ったせいか、どうもアニメーションと云う言葉に馴染めません。
まぁ、そんな事はどうでもいいのですが、この手塚治虫と云う人、半世紀も前から現代社会を予見していたんですねぇ。子供向けのマンガではあるのに、しっかりとした根拠に基づき、科学と人間はこういう関係になる・・・と云った事を解り易く、ドラマ仕立てで描いている。
この『鉄腕アトム』は、まさにAI 時代の到来を予期して先取りしていた、その代表的なものでしょう。意味も無く只激しい刺激だけの、押しつけがましい理屈をこじつけた、(マア、たまには例外的なものも有るのでしょうけれど)現代のテレビ漫画など手塚治虫の足元にも及ばないでしょう。
と、こう言う私、実は漫画を見ていたのは10代迄で、それ以後は「所詮子供の読むもの」と云う考えでしたので、現在の物に対してとやかく言える立場にはないのかもしれません。
しかしそれでも電車の中やら公衆の只中で、いい歳をした大人やサラリーマンなどが漫画本を熟読しているのを見かけたり、スマートフォンなどで見ていたりする場面を見ると、
「世も末だ」と思わずにはいられません。一体何が大人を惹きつけるのでしょうか? ましてやそれが日本の経済を高める「文化」だなんて、個人的には恥ずかしさを覚えます。
日本には古来から『鳥獣戯画』と云う漫画の原型なるものが有りました。ですのでマンが、それ自体を否定している理由では有りません。・・・が、いい歳をした大人なら、もっと他に読むべきものが有る様な気がしてならないだけです。マンがを読むのは結構。しかし、軽薄な人にはならない様に願いたいものです。
飽く迄も私個人の見解です。


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2 コメント

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こんばんは\(^_^)/ (テイタイムryo)
2019-11-02 00:16:32
11月に入りましたね。

令和元年もあと2ヶ月・・早いです。

若いころから漫画が苦手で(何故か自分でもわからない)
難い書物を読んでいたわけではないですが
軽いタッチの小説はよく読んでいました。
その内時代小説に凝ってましたが・・・

最近はすぐ眠くなるので本は読めません。

沖縄「首里城」が全焼しましたね。
テレビでニュース見たときびっくりしました。
すぐjunneさんが思い浮かびましたよ~
写真でしか見たことがないですが・・(沖縄旅行ではまだ建立されてなくて)

放火なのでしょうか?


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絶句 (junne)
2019-11-02 05:54:37
私が最初に沖縄渡島した時には、未だ復元工事の前で、文献でしか認識が有りませんでした。守礼の門も古びていて数百年も続いた歴史の重みも薄れていました。当時、二度程訪れましたけれど、古城跡・・・と云ったイメージが強かったのを記憶しています。
復元されてからは新たな日の目を見る事になり、(多少現代的になってはいたものの)ナイチャーとしてではあっても、嬉しく思っていました。
それが今この期に及んでこんな悲惨な事態になるなんて・・・何も言葉には出来ません。ただ悲しいとしか・・・。島の人達の思いは当然それ以上でしょう。

火災の起きた所は普段火の気が無い所。ですのでその点が疑問なのですけれど、イベントの為の作業をしていたという状況からすると、何らかの失火の可能性が強く浮上してきます。何しろ80%近くは木造の上、広大な敷地に巨大な建造物という事が、この様な大惨事になってしまったとも言えます。おまけに正殿・南殿・北殿に囲まれた広場を含めた場所は平坦になってはいるものの、その周囲は多少の起伏が有る場所で、火災に由る風の影響も有ったのだと(私は)思っています。日本を良く思っていない、彼の第三国の者に由る放火説も考えられなくは有りませんが、極めて低いと思います。

熊本城の修復もまだ終ってはいませんけれど、私にとってはそれ以上に身につまされる思いです。尚王朝成立以来何度も破壊と再建を繰り返してきた首里城。
今度ばかりは膨大な時間が費やされるものと思われます。

TVのニュースから私を思い浮かべて頂いた事には感謝の意を表します。
早い復興を祈りましょう。
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