今日12月23日は東京タワーが開業して60年目。昭和で言うと33年、まさに『三町目の夕日』の時代。日本のTV時代の幕開けの象徴として、また高度経済時代目前の出来事でした。今やその役割を終え、スカイ・ツリーにその座を明け渡してしまいましたけれど、昭和を生き抜いて来た私にとっては、馴染みも恩恵も深いものが有ります。とは言え、実際に出向いたのは僅かに二度程。恩恵はTVを見るという行為。以前にもここで取り挙げた事が有りましたけれど、お陰で私はTVっ子でした。その後は音楽っ子になりました。浜松町よりははるかに近いスカイ・ツリーには未だに行った事は有りません。興味無しです。
この日に生まれた人って、一体何人ぐらいいるのでしょうかねえ? つまらない事に気が向いてしまいます。今やこの時代に生まれた人達は、1億3.000万人を超えると言われる人口の多くを占める、高齢者に属しています。この頃は65才にもなればもはや隠居同然だったのに、どうでしょう、今では元気の良い働き盛り。東京タワーはその時代の流れを330mの上から見続けていたのですねぇ。
展望台から見える景観も信じられないほど変わった事でしょう。この先(恐らく私は観る事が無いと思いますが)、スカイ・ツリーが還暦を迎える時は、どんな世の中になっているのでしょうね。まぁ、それ程関心は有りませんが。
元号が変る前の最後の年に還暦。未だ健在。 何を思い、この移り変る街を見詰めているのかなぁ…。 『三丁目の夕日』は、今や帰り来ぬ昭和の憧憬。
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