明日12月2日(金)日本TV 9:00pm.
ちょっと古い映画だけれども、お薦めです。ウーピー・ゴールドバーグのこの映画『天使にラブ・ソングを』。教会が主な舞台だけど黒人(ウーピー)が主役で使用される音楽はゴスペルを基盤としている。シスター達は白人で、殆どが若くはない。まるで黒人教会での音楽シーンを思わせる。そう云った或る意味では風刺的な側面も面白さとなっている。多くの歌が挿入されている中で私が気に入っだのは、「I Will Follow Him」で`60年代初頭に大ヒットしたポップス。リトル・ペギーマーチ、サンデー・ポジー、リッキー・ネルソンなどが取り上げていたアメリカン・ポップスをゴスペル風にアレンジしていて、恋の歌のHe (You)を神の事として教会で歌うといったところに、アメリカ映画の臭いを感じる。
勿論これは単なる音楽映画ではない。曲は素材なのだけどその素材の使い方や意味の持たせ方が優れている。
私的感情としては是非ともご覧になって頂きたい映画です。
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