2度目のクリスマスマーケット。
2019年12月2日~12月12日の10日間、妻と2人旅です。
前回はドイツとフランスのクリスマスを回ったので、今回はオーストリアのウィーンとザルツブルク。
旅の目的は、クリスマスマーケット、美術館巡りとワインを楽しむことです。
おもちゃ屋に貼られたクリスマスポスター。
クリスマスマーケット(*印)を12か所回ります。
[1日目] オペラ座前のグルメ市場 ⇒カールス広場* ⇒ベルヴェデーレ宮殿*
[2日目] 美術史博物館 ⇒下町の名店でシュニツェルを堪能 ⇒シュッピテルブルク*
[3日目] カフェ・ラントマン ⇒ウィーン大学* ⇒街中のホイリゲでワイン
[4日目] フライウンクパッサージュ ⇒カフェ・ツェントラル ⇒ペータ教会オルガンコンサート ⇒シュテファン寺院*
[5日目] トラムでリンク一周 ⇒シェーンブルン宮殿* ⇒カフェ・ドムマイヤー
[6日目] スペイン乗馬学校見物 ⇒ホイリゲでワイン ⇒フライウング*とアムホーフ*
[7日目] マリアテレジア広場* ⇒レオポルド美術館 ⇒ラートハウスケラーでワイン ⇒ラートハウス*
[8日目] ザルツブルグ日帰り旅行 ⇒市内観光 ⇒ホーエン・ザルツブルク城 ⇒レジデンツ広場*
[9日目] プラター公園* ⇒フンデルトバッサーの建築見物 ⇒土産物購入
[10日目] 帰国
[1日目] ウィーン到着、ベルヴェデーレ宮殿のクリスマスマーケット
ウィーン国際空港に朝6:00到着
空港駅からホテルの最寄駅 Rennweg駅までシュネルバーン(近郊列車)に乗り 7駅。
2人で同時乗車すると割安になるチケットを購入しました。料金は2人で €4.6。
乗車前にチケットに刻印をしないと罰金を取られるが、このチケットは日付が印刷されているので、乗車前の刻印は不要でした。
丁度、通勤時間と重なり満員電車。まるで日本のラッシュアワーのよう。
大きなスーツケースを電車に押し込みやっとのことで乗り込むことができました。
Rennweg駅から地上に出るとホテルの方角がわからず、幼児連れの女性グループに確認。
宿泊するホテル(Lindner Hotel am Belvedere)は駅から徒歩5~6分。
ベルヴェデーレ宮殿に隣接した最高のロケーションです。ホテルの塀をくぐれば宮殿の庭に入れるはず。しかし、これがとんでもない間違いであることが後でわかりました。
ベルヴェデーレ上宮
ホテルに2人分のスーツケースを預け、午後のチェックインまで観光に出発。
フロントでベルヴェデーレ宮殿の近道を聞くと、近道はないとの返事です。宮殿入口は公園を挟んでホテルとは反対側。トラムを2つ乗り継いで行けと言われビックリ。トラムのチケット購入のため Rennweg駅まで戻ることに。
Rennweg駅前のパン屋で少し遅い朝食。カフェオレとクロワッサン。パンはおいしく種類も多い店です。
地下の駅構内にチケット売り場はなく、地上に戻り駅前の路上に設置された券売機でチケットを購入。チケットは1週間パス。料金は €17.1。
1週間以上滞在する場合、これが一番お得です。ウィーン市内ならば1週間トラム、バス、地下鉄乗り放題 !!
歩き疲れたときは、1駅でもトラムに乗り景色を見ながら休憩できます。このチケットも開始日が印刷されているので、乗車前に刻印しなくてもOK。
1週間パス。開始日と終了日が印刷されている。
トラムに乗車。71番線とD線を乗り継ぎベルヴェデーレ宮殿へ。宮殿に到着しクリスマス屋台をざっと見物。とりあえず宮殿への行き方は確認できました。クリスマスマーケットは夜の賑やかな時刻にもう一度見に来よう。
再びトラムD線に乗りオペラ座で下車。
オペラ座
オペラ座近くにクリスマス期間だけオープンするグルメマーケットをぶらつく。焼栗6個で €2。前より高くなったな~。でもヨーロッパの冬を感じますね。
オペラ座横、クリスマスの飾り付けをした建物。
オペラ座横に併設されている Arcadia Opera Shopに入る。オペラ関連グッズだけでなくベタなお土産もあります。
気になったのは、銀色のコントラバスのピンバッチ。今日は旅行初日なのであとで買おうと思い、結局買い忘れてしまった。
店内の壁一面に飾られたオペラ俳優のポスター。
ケルントナー通りをゆっくり散策。魚介類のサラダやサンドウィッチを売っているNortseeの角を曲がり、路地裏にある小さな教会に入ったり、クリスマス飾りの店をのぞいたり。細い路地裏で高級品を揃えている店にも出合います。
高級感溢れるクリスマス飾りの店。
ケルントナー通りを更に北上し、アンカー時計へ。正時になると動くからくり人形を見てからオペラ座へ戻ります。
アンカー時計。
オペラ座から南へ徒歩約10分歩くと Carlsplatz駅へ到着。駅舎はオットー・ワーグナーによるアール・ヌーヴォー様式で有名な建築。現在はカフェとして活用されているらしい。
Carlsplatz駅舎
Carlsplatzのクリスマスマーケットは駅舎の横からカール教会の正面に広がっている。手工芸品を売る店が多く素朴な感じのマーケット。子どもを遊ばせるミニ牧場もあり、多くの家族連れを見かけました。クリスマスの照明も点灯し始めました。
市場正面に聳え立つカール教会。
午後4:00。トラムに乗りホテルに戻ってチェックイン。Rennweg駅前のスーパーで、ワイン、ドイツパン、ハム、チーズを買い込む。
ホテルで休憩しているとあたりが暗くなってきました。ベルヴェデーレ宮殿に設営されたクリスマスマーケットの明かりが部屋の窓から見える。近くには見えるけれど、トラムに乗って出かけるか !!!
夜のベルヴェデーレ宮殿は大勢の人出。宮殿とクリスマス屋台の明かりが素敵です。
クリスマス屋台の明かりと宮殿
キャンドルを売る屋台が出ています。
複数の屋台でクリスマス飾り、プレッツエル、お菓子やワインを売っています。沢山のお客がグリューワインを立ち飲み。
お菓子を売る店
寒いのでグリューヴァイン(ホットワイン)を飲み体を温める。シナモンの香りがいいね~。
カップの形と絵柄はクリスマスマーケットの開催場所によって異なる。ワインの料金は €7。料金にカップのデポジット €3が含まれています。カップをお店に返却するとデポジットは返金されます。
ベルヴェデーレのカップ。記念に持ち帰りました。
再びトラムに乗りホテルへ戻る。
昼間買い込んだワインで乾杯。日本からの長旅の疲れでよく眠れそう。
1日目終了
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