和菓子めぐり京都 4日目
(東寺(東寺餅)⇒大原⇒宝泉寺(抹茶+お菓子)⇒尾張屋本店(衣笠丼)⇒鶴屋吉信(京観世)
あやしい空模様。折り畳み傘を持って出かける。
ホテル前のバス停大宮五条からバスに乗り、真言宗総本山「東寺」へ。
バス停を降りると目の前に国宝の五重塔が見える。この時間だと観光客はまばら。
東寺横の交番で「御菓子司東寺餅」までの道を尋ねる。新米のおまわりさんが地図を確認して教えてくれた。店はすぐ傍。客はまだいないので「東寺餅」をすぐ買うことができた。
「東寺餅」は、求肥にメレンゲを混ぜた餅でこし餡を包みフワフワ感のある菓子。お店の看板商品です。口の中でトロリと溶け出す美味しさ。
「東寺餅」を頂いてから、国宝の金堂へ入る。本尊の薬師如来は、薬壺を持たない仏像で、光背に七体の化仏を配している。
本尊に対面して右側は、日光菩薩。左側は、月光菩薩。すばらしい!!!
隣の講堂には、大日如来を中心として21体の仏像が配置されている。これが浄土の世界を表す立体曼荼羅。国宝に指定された仏像が数多く並んでいます。私が気に入ったのは、曼荼羅周辺に配置された「広目天」と「帝釈天」の2体です。
帝釈天の麗しい顔に見とれてしまいました。帝釈天がのっているのは白象。
仏像見学のあとは、京都駅からバスに乗り「大原」へ。
「大原」に着くころには本格的な雨降りになった。山道をたどり三千院へ。
この雨の中、三千院の庭を歩いても濡れるだけ。今回は三千院をパスし「宝泉院」へ。
「宝泉院」は三千院の参道の突き当りにあり、風情を感じる道を歩く。
「宝泉院」前に、わずかに桜が残っていた。
「宝泉院」の渋い入口。
中庭へ廻る途中にある「蹲踞(つくばい)」。
額縁庭園として有名。柱と柱の空間を額縁に見立てて鑑賞する。観光客が多く、なかなか気に入った写真を撮れない。
待つこと30分。団体さんが退出した一瞬を狙いパチリ。額縁を切り取ったような庭園が素晴らしい。
住職から血天井の話を伺い、庭園を鑑賞しながら抹茶とお菓子を頂く。お菓子は若狭屋末則の「大原魚山 ひととき」。ゆっくり楽しみました。
雨の中、京都市内に戻り、「本家尾張屋 本店」で早めの夕食。
店の前には、10人ほどお客が並んでいる。ここも外国人のお客でいっぱい。今、京都は外国人だらけの感じ…
ようやく門を潜ったけれど、まだ玄関には入れない。
ようやくお店に入れました。頑張った~~。
天ぷらそばと衣笠丼を注文。初めて食べる衣笠丼は、揚げと長ネギを卵でとじた素朴な味の名物です。とても気に入りました。
雨も上がってきたので、「東洞院」沿いのお洒落な店を覗きながら、「大丸」デパートまで歩く。
「大丸」の地下で、鶴屋吉信を見つけ好物の和菓子「京観世」を購入。ホテルに戻りコーヒーを飲みながら頂きました。
今日もよく歩いた!!!
4日目 終了
1日目 仁和寺⇒今宮神社(炙り餅)⇒やすらい祭り⇒平安神宮⇒紅しだれコンサート
2日目 京菓子満月(阿闍梨餅)⇒哲学の道⇒水路閣⇒蹴上インクライン⇒醍醐寺⇒一本橋⇒知恩院⇒スプリングバレー
3日目 上賀茂神社⇒神馬堂(焼き餅)⇒北野天満宮(粟餅)⇒平野神社⇒千本釈迦堂⇒五辻の昆布⇒西陣会館⇒晴明神社⇒三十三間堂
4日目 東寺(東寺餅)⇒大原⇒宝泉寺(抹茶とお菓子)⇒本家尾張屋(衣笠丼)⇒鶴屋吉信(京観世)
5日目 出町ふたば(名代豆餅)⇒進々堂⇒六角堂⇒薫玉堂⇒西本願寺⇒京麩
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