和菓子めぐり京都 3日目
(上賀茂神社⇒神馬堂(やきもち)⇒北野天満宮(粟餅)⇒平野神社⇒千本釈迦堂⇒西陣会館⇒晴明神社⇒三十三間堂)
朝食は「まるき製パン」で購入したコロッケロール。これはいつ食べても美味い。
朝食後、バスを四条大宮で乗継、上賀茂神社へ。京都へは何度か来ているが上賀茂神社は初めて。楽しみです。
バス停を降りると目の前に「やきもち」で有名な「神馬堂」。
お目当ての「やきもち」を買う。昔の風情を残す「神馬堂」の店内。開業当初は「葵餅」の名前で売っていたということで、暖簾に名前が残っている。
名物の「やきもち」を暖かいうちに食べる。
柔らかくてうまい。
上賀茂神社に向かうと、まず朱色の大きな鳥居。一の鳥居です。
鳥居をくぐると、両側に広がる芝生。毎年5月この芝生で、加茂競馬が行われる。今年のポスターが貼られていました。
参道右側には「斎王桜(さいおうざくら)」と呼ばれる大きなしだれ桜、左に「鞭打ちの桜」が並んでいます。
細殿(ほそどの)と立砂(たてずな)。細殿(ほそどの)は、天皇など身分の高い方が参拝された時、細殿で装束を整えるのだそうです。
円錐形の美しい立砂(たてずな)。頂上に松の葉がたてられています。立砂(たてずな)は、神が降臨する際の目印とか…
中門。一般の参拝者はこの中門から本殿に向かって参拝します。
上賀茂神社の中でも人気が高い片山御子神社。賀茂別雷大神の母である玉依姫命を祀っている。
この神社の絵馬は、紫式部の歌が刻まれたハート形の絵馬。
絵馬の歌は「ほととぎすの声が聞こえるまで、片山の森の雫に濡れながら待っていよう」という恋歌だそうです。
「八咫烏(やたがらす)みくじ」。
八咫烏とは三本足の烏。賀茂氏の始祖、賀茂建角身命が、神武天皇東征の際に八咫烏になって先導したと伝えられている。
上賀茂神社観光はなかなかよかった。
外国人観光客で混み始めたので、次の目的地へ。
上賀茂神社からバスに乗り千本今出川で乗換、北野天満宮で下車。バス停傍にある「粟餅所 澤屋」へ。
ここは「粟餅」が名物。おとといは店の前に行列ができていたが、今日は待ち行列がない。ラッキー!!!
店内は客が4組も入ると満員。先客は2組なのですぐにテーブルに着くことができ、「粟餅」を注文。
あんこときな粉の粟餅。見た目は素朴だが、味は良い。
北野天満宮も外国人団体ツアーでにぎやか。見物はほどほどにして、裏手にある平野神社へ向かう。
平野神社入り口。桜祭りの提灯が残っている。
境内には遅咲きの八重桜。外国人観光客がこの桜に集まり写真を撮っている。
「平野神社」から路地を歩いて「千本釈迦堂」へ。入口奥に早咲きしだれ桜の「阿亀桜」が見える。
ここでは遅咲きの「普賢象ざくら」が咲いていました。花の中から変わり葉が出ていて、それが普賢菩薩の乗った象の鼻に似ていることから「普賢象ざくら」と呼ばれるそうです。
「阿亀」さん。夫の棟梁が、釈迦堂の造営時に柱を切り間違えたが、阿亀の助力で上棟式を迎えることができた。阿亀は夫の名誉のため自刃したという伝説が残っている。
「千本釈迦堂」から西陣会館へ。偶然「五辻の昆布」本店を発見。昨日バスの中から看板を見て気になっていたお店です。ちょっと店内を覗いて見よう!
店員さんに薦められて昆布を試食。お茶も頂き美味しかった。
土産に「くき山椒」を購入。
「西陣会館」で、機織り機の実演を興味深く見学。
「西陣会館」から「晴明神社」へ向かう。ここは陰陽師で有名な安倍晴明を祀っている。神紋は陰陽道で使われる「晴明桔梗紋」。少し不気味に思うのは私だけか?
神殿の前に鎮座する安倍晴明。
これが安倍晴明です。
魔除けの「厄除け桃」
神社入り口の狛犬。顔が不気味。
堀川今出川からバスに乗り、「三十三間堂」へ。高校の修学旅行以来なので55年ぶりです。
堂内に安置された仏像の数に圧倒されます。写真撮影禁止! 堂内両端に置かれた風神・雷神の印象が強い。
我々の前を行くおばさんグループは遠慮なく写真撮影。約20人の団体で、韓国語でにぎやかに話している。
「三十三間堂」を早々に切り上げ、バスで四条河原町の高島屋へ。地下に入っている「叶匠寿庵」で「一壺天」を購入。近くの総菜売り場で弁当を買い、ホテルに戻る。弁当を酒のつまみにしてビールで乾杯!!! 食後のスィーツは好物の「一壺天」。お疲れさんでした。
3日目 終了
1日目 仁和寺⇒今宮神社(炙り餅)⇒やすらい祭り⇒平安神宮⇒紅しだれコンサート
2日目 京菓子満月(阿闍梨餅)⇒哲学の道⇒水路閣⇒蹴上インクライン⇒醍醐寺⇒一本橋⇒知恩院⇒スプリングバレー
3日目 上賀茂神社⇒神馬堂(焼き餅)⇒北野天満宮(粟餅)⇒平野神社⇒千本釈迦堂⇒五辻の昆布⇒西陣会館⇒晴明神社⇒三十三間堂
4日目 東寺(東寺餅)⇒大原⇒宝泉寺(抹茶とお菓子)⇒本家尾張屋(衣笠丼)⇒鶴屋吉信(京観世)
5日目 出町ふたば(名代豆餅)⇒進々堂⇒六角堂⇒薫玉堂⇒西本願寺⇒京麩
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