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『犬連れバックパッカー シェルパ斉藤と愛犬ニホの旅物語』 斉藤政喜

2018年06月18日 21時17分00秒 | ■読書
「斉藤政喜」の旅日記『犬連れバックパッカー シェルパ斉藤と愛犬ニホの旅物語』を読みました。


シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅〈5〉に続き「斉藤政喜」作品です。

-----story-------------
「息子のクリスマスに、子犬をあげよう」田舎暮らしを始めた「シェルパ斉藤」がそう思いついた瞬間から、冒険は始まった。
大阪からベビーカーに乗せて八ヶ岳の麓に連れ帰り、最北の島、礼文・利尻、さらに伊豆大島横断、思い出の松本、紀伊半島…。
日本全国を一緒に野宿して旅するうちに、弱々しかった「ニホ」は、逞しいアウトドア犬に成長していく。
心温まる、愛と感動のバックパック紀行。
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「シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅」の新シリーズにあたる作品、、、

「シェルパ斉藤」と愛犬「ニホ」の出会い… そして、「ニホ」が、次第に逞しいアウトドア犬に成長していく姿を旅日記として描いた、愛と感動と、ユーモア溢れる作品です。

 ■第1章 ニホを連れて八ヶ岳へ
 ■第2章 八ヶ岳に暮らす
 ■第3章 最北の島、礼文、利尻を旅する
 ■第4章 伊豆大島横断
 ■第5章 対談・藤門弘「犬と暮らす」
 ■第6章 ニホ、史上最長の散歩
 ■第7章 雪山に行く
 ■第8章 対談・野田知佑「犬と旅する」
 ■第9章 紀伊半島を行く
 ■第10章 ニホと再び
 ■アッタリマエとカワリモン 中島誠之助


1995年(平成7年)のクリスマス、3歳になる息子「一歩」へのプレゼントに、個人売買情報誌に掲載されていた3万円のゴールデン・レトリバーを見つけたことから始まった犬との生活… 大阪で格安で入手した犬は、息子の名前から、「ニホ」と名付けられたが、出会いから戸惑いの連続、、、

生後6か月だというのに身体は痩せて細く、人間に怯えて尻尾はお尻にくっついて丸まったままで、お尻のまわりはオシッコで湿っている状態… それを見たペットショップの店員からは「この子はだめです。返したほうがいいですよ」と言われる始末。

しかし、そこは「シェルパ斉藤」… ペットショップ店員のひと言を聞いて、逆に一生付き合おうと決心を固めるんですよね、、、

大阪から八ヶ岳の自宅に向けて、歩いたり、ベビーカーに乗せたり、電車に乗ったり、ヒッチハイクをして移動して、野宿を繰り返して帰りつき、犬連れバックパッカーとしての生活がスタート… その後は、最北の島、礼文島・利尻島を旅したり、伊豆大島を横断したり、北海道のアリスファームを訪ねたり、八ヶ岳を縦走したり、白馬村の雪山を登ったり、熊野古道を歩いたり等々 「ニホ」が、0歳から9歳になるまでの、様々な犬旅が記録されています。

犬と一緒ということで、しんどいこともあったと思いますが、愉しいことの方が多かったんじゃないかと思います… 子どもの頃、犬を飼っていて、一緒に走ったり、歩いたり、泳いだり、じゃれあったりしたことを思い出しました。

社会人になってからは犬を飼える環境で生活したことがないのですが… 犬と一緒に生活したくなりましたね、、、

でも、旅となると大変なんだろうな… 基本的に電車やバス等の公共交通機関は使えないし、船もケースバイケースのようですからね。





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