"COLUMBO: Butterfly in Shades of Grey "
先日、BS-TBSで放映していた『新・刑事コロンボ/4時02分の銃声』を観ました。
-----story-------------
「フィールディング・チェイス」は、昔の恋人の娘「ビクトリア」を養女として育て、溺愛していた。
作家志望の「ビクトリア」が書いた小説を、「チェイス」の助手「ウィンタース」は出版するべく奔走するが、「ビクトリア」の自立を恐れる「チェイス」はその計画を握りつぶしてしまう。
-----------------------
刑事「コロンボ」シリーズの第13シーズンの第63話にあたる作品、、、
シリーズ定番の倒叙作品で、悪役をうまーく追い詰めて行く展開が愉しめる作品でしたね。
「フィールディング・チェイス」は1500万人のリスナーを誇る辛口ラジオ番組のパーソナリティ… 彼の下で働く調査員「ジェリー・ウィンタース」は、「フィールディング」の養女「ビクトリア」の書いた小説を大手出版社から出版させようとするが、「フィールディング」は先に出版社に手を回し、没にするよう仕向けてしまう、、、
「ジェリー」は「ビクトリア」を連れてNYに直接行くことを提案するが、それを知った「フィールディング」は「ジェリー」の殺害を決意する… その手口がなかなか面白かった。
予め「ジェリー」の自宅に忍び込み、約束の時間(午後4時)に「ジェリー」から自宅に電話をかけさせて留守番電話が応答… そのタイミングで「ジェリー」の自宅の子機を使って、あたかも自宅で応答したかのように対応、、、
そして、自宅にいる「フィールディング」と話をしているつもりの「ジェリー」に背後から銃弾を浴びさせて殺害… 現場に「ジェリー」のゲイの恋人で俳優の「マロイ」に疑いが向けられるように、ドーランの付着したハンカチを遺して現場を立ち去り、自家用車(ベンツのオープン・カー)から「通話中に友人が銃撃された」と警察に通報する。
現場を見ていないはずの「フィールディング」が、「ジェリー」が背後から撃たれたことを知っていたことから、「コロンボ」は「フィールディング」を疑い、いつものペースで徐々に「フィールディング」を追い詰める、、、
そして、決め手となったのは「四時二分に電話で銃声を聞き、車に飛び乗って、現場へ向かった。四分後に自動車電話を使って警察に通報した」という「フィールディング」の証言… 自宅から四分後のマリブの山中は、携帯電話の通話エリア圏外で自動車電話を使うことができなかったんですよね。
携帯電話(自動車電話)の通話なら、そもそも、どこのエリアから警察に通報したかが、直ぐにわかるんじゃないかと思いますけどね… 当時は、そこまでの技術がなかったのかな、、、
「フィールディング」のワル振りが徹底していたので、思い切り「コロンボ」や養女「ビクトリア」に感情移入しながら観ちゃいました。
それにしても、「フィールディング」の自宅、、、
まるでお城ですね… アメリカの富豪って、スケールが違いますね。
-----staff/cast-------------
監督: デニス・デューガン
製作総指揮: ピーター・フォーク
脚本: ピーター・S・フィッシャー
撮影: ジョージ・コブラサ
音楽: リチャード・デ・ベネディクティス
出演:
ピーター・フォーク
ウィリアム・シャトナー
モリー・ヘイガン
ジャック・ローファー
リチャード・クライン
ビヴァリー・リーチ
先日、BS-TBSで放映していた『新・刑事コロンボ/4時02分の銃声』を観ました。
-----story-------------
「フィールディング・チェイス」は、昔の恋人の娘「ビクトリア」を養女として育て、溺愛していた。
作家志望の「ビクトリア」が書いた小説を、「チェイス」の助手「ウィンタース」は出版するべく奔走するが、「ビクトリア」の自立を恐れる「チェイス」はその計画を握りつぶしてしまう。
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刑事「コロンボ」シリーズの第13シーズンの第63話にあたる作品、、、
シリーズ定番の倒叙作品で、悪役をうまーく追い詰めて行く展開が愉しめる作品でしたね。
「フィールディング・チェイス」は1500万人のリスナーを誇る辛口ラジオ番組のパーソナリティ… 彼の下で働く調査員「ジェリー・ウィンタース」は、「フィールディング」の養女「ビクトリア」の書いた小説を大手出版社から出版させようとするが、「フィールディング」は先に出版社に手を回し、没にするよう仕向けてしまう、、、
「ジェリー」は「ビクトリア」を連れてNYに直接行くことを提案するが、それを知った「フィールディング」は「ジェリー」の殺害を決意する… その手口がなかなか面白かった。
予め「ジェリー」の自宅に忍び込み、約束の時間(午後4時)に「ジェリー」から自宅に電話をかけさせて留守番電話が応答… そのタイミングで「ジェリー」の自宅の子機を使って、あたかも自宅で応答したかのように対応、、、
そして、自宅にいる「フィールディング」と話をしているつもりの「ジェリー」に背後から銃弾を浴びさせて殺害… 現場に「ジェリー」のゲイの恋人で俳優の「マロイ」に疑いが向けられるように、ドーランの付着したハンカチを遺して現場を立ち去り、自家用車(ベンツのオープン・カー)から「通話中に友人が銃撃された」と警察に通報する。
現場を見ていないはずの「フィールディング」が、「ジェリー」が背後から撃たれたことを知っていたことから、「コロンボ」は「フィールディング」を疑い、いつものペースで徐々に「フィールディング」を追い詰める、、、
そして、決め手となったのは「四時二分に電話で銃声を聞き、車に飛び乗って、現場へ向かった。四分後に自動車電話を使って警察に通報した」という「フィールディング」の証言… 自宅から四分後のマリブの山中は、携帯電話の通話エリア圏外で自動車電話を使うことができなかったんですよね。
携帯電話(自動車電話)の通話なら、そもそも、どこのエリアから警察に通報したかが、直ぐにわかるんじゃないかと思いますけどね… 当時は、そこまでの技術がなかったのかな、、、
「フィールディング」のワル振りが徹底していたので、思い切り「コロンボ」や養女「ビクトリア」に感情移入しながら観ちゃいました。
それにしても、「フィールディング」の自宅、、、
まるでお城ですね… アメリカの富豪って、スケールが違いますね。
-----staff/cast-------------
監督: デニス・デューガン
製作総指揮: ピーター・フォーク
脚本: ピーター・S・フィッシャー
撮影: ジョージ・コブラサ
音楽: リチャード・デ・ベネディクティス
出演:
ピーター・フォーク
ウィリアム・シャトナー
モリー・ヘイガン
ジャック・ローファー
リチャード・クライン
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