『名探偵ポワロ「ジョニー・ウェイバリー誘拐事件」』 '88イギリス

"Agatha Christie's Poirot The Adventure of Johnnie Waverly"


先日、NHK BSプレミアムで放映していた『名探偵ポワロ「ジョニー・ウェイバリー誘拐事件」』を観ました。

-----story-------------
「アガサ・クリスティー」原作の人気シリーズ「名探偵ポワロ」をハイビジョンリマスター版で放送！
大地主のもとに息子を誘拐するという脅迫状が届き、「ポワロが捜査に乗り出す。

「ポワロ」のもとに、大地主の「ウェイバリー」が相談にくる。
息子「ジョニー」の誘拐を予告する脅迫状が何度も届いているという。
「ポワロ」は400年の歴史をもつ「ウェイバリー」の館に乗り込む。
その後、夜中に夫人がけいれんを起こして医者がよばれる騒ぎがおきる。
そして翌朝には新たな脅迫状が「ウェイバリー」の寝室で見つかり…。
-----------------------

5万ポンドを支払わなければ明日12時に息子「ジョニー」を誘拐する…　という脅迫状を受け取った地方の大地主「マーカス・ウェイバリー」が、「ポワロ」のところへ相談に訪れる、、、


「ヘイスティングス」は「イギリスで誘拐？」と「ウェイバリー」の話を信じず、「ジャップ警部」もまた事件としては扱ってくれない…　しかし、事件を未然に防ぐことが重要だと考えた「ポワロ」は、「ヘイスティングス」とともに「ウェイバリー邸」に赴き警戒にあたる。

その夜、「ウェイバリー」の妻「エイダ」が食中毒による痙攣で医者を呼ぶ騒ぎが起き、翌日には12時に「ジョニー」を誘拐するというメモが「ウェイバリー」の枕にピンで留められているのが発見される、、、

やがて「ジャップ警部」も重い腰を上げて、部下を引き連れ警戒にあたるが、「ジャップ警部」の到着と入れ替えに外出した（イングリッシュブレックファーストを食べるために…　）「ポワロ」と「ヘイスティングス」は、「ヘイスティングス」の愛車のトラブルで正午には戻ってこれなかった…　そして、「ジャップ警部」と「ウェイバリー」が「ジョニー」を見守る中、無事、居間の時計が正午を告げ、屋外で不審な男性が拘束されたことから、事件は解決したかに思えたが、「ジャップ警部」と「ウェイバリ」ーが不審者を確認している間に「ジョニー」は誘拐され、その瞬間、屋外の時計が正午を告げる。

予告することにより犯人が誘拐を困難にしていることに不審を持った「ポワロ」は、メモが枕に留めてあったことや、居間の時計が10分進められていたこと、誘拐に秘密の地下道が使われていたこと等から、「ウェイバリー家」内部の犯行と断定する、、、

自由になるお金欲しさの狂言誘拐…　もし、上手く身代金を入手したとしても、「ジョニー」の口からばれちゃうんじゃないかな。


計画が甘いですよねぇ…　君。


「ウェイバリー邸」のロケ地は「ローサム・パーク」という場所らしいです…　豪華ですねぇ。



-----staff/cast-------------
原作：アガサ･クリスティ
製作：ブライアン・イーストマン
監督：レニー・ライ
脚本：クライブ・エクストン
出演：
　デヴィッド・スーシェ　エルキュール・ポアロ
　ヒュー・フレイザー　ヘイスティングス
　フィリップ・ジャクソン　ジャップ警部
　ポーリン・モラン　ミス・レモン
　ジェフリー・ベイトマン　マーカス・ウェイバリー
　ジュリア・チェンバーズ　エイダ・ウェイバリー
　ドミニク・ルージェ　ジョニー・ウェイバリー
　パトリック・ジョーダン　トレッドウェル
　キャロル・フレイザー　ジェシー・ウィザース
　サンドラ・フリーマン　ミス・コリンズ
　ロバート・プット　ロジャース
　パトリック・コナー　ヒューズ