"Agatha Christie's Poirot Murder in the Mews"
先日、NHK BSプレミアムで放映していた『名探偵ポワロ「ミューズ街の殺人」』を観ました。
-----story-------------
「アガサ・クリスティー」原作の人気シリーズ「名探偵ポワロ」をハイビジョンリマスター版で放送!
祭りの夜に起きた銃による自殺。
しかしその遺体には不審な点があった。
祭りの夜、ミューズ街に住む「アレン夫人」がピストル自殺した。
彼女は自室で、左手に銃を持ち、左頭部を撃ち抜いて倒れていた。
しかし、同居する友人によると、夫を亡くしていた「アレン夫人」は新たな婚約者もいて、自殺する理由がなく、しかも彼女は右利きだという。
また、部屋から「アレン夫人」が銀行からおろしてきたばかりの現金がなくなっていた。
「ポワロ」が調査を進めると、その夜、夫人を訪ねてきた男の存在が浮かび上がる。
-----------------------
鍵のかかった自室で発見された拳銃自殺と思われた若い未亡人「バーバラ・アレン」の遺体、、、
右利きにも関わらず左手に拳銃を持っていたことや、普段、人を入れない自室に煙草の吸殻や男性モノのカフスボタンが残っていたこと等から、不審を抱いた「ジャップ警部」と「ポアロ」が真相の究明に乗り出すという展開… 同居していた女性で第一発見者の「ジェーン・ブレンダーリース」や婚約者の政治家「レイヴァートン・ウェスト下院議員」、インドで生活していた際の知人「ユースタス少佐」等が容疑者として浮かびますが、実は意外な真相でしたね。
煙草の吸殻があったにも関わらず煙草の匂いがなかったことや、机のペンの配置や吸い取り紙がなかったこと、「ジェーン」がゴルフ場でゴルフクラブを処分していたこと等から、「ポアロ」は被害者の利き腕や殺人の動機について不審を感じ、真相を導き出します。
まさか、自殺の動機を知る人物が、自殺を殺人に見せかけて、ある人物を追い詰めるという展開とは想像できませんでしたね… 公共の力を借りて復讐を果たそうとする(裁判の結果によっては死刑≒殺人?)頭脳的な犯罪でしたね。
でも、犯罪者に同情してしまいますね、、、
というか、そのまま暴かない方が「バーバラ・アレン」は報われるんじゃないかと思ってしまうエンディングでした。
タイトルには覚えがないけど、どこかで読んだことある内容だよなぁ… と思いながら観ていたのですが、、、
原作を読んでいましたね… 文庫本では邦題が異なり『厩舎街の殺人』になっていました。
昨年読んだ短篇集『死人の鏡』に収録されていましたね。
-----staff/cast-------------
原作:アガサ・クリスティ
監督:エドワード・ベネット
脚本:クライブ・エクストン
出演:
デヴィッド・スーシェ エルキュール・ポアロ
ヒュー・フレイザー ヘイスティングス
フィリップ・ジャクソン ジャップ警部
ポーリン・モラン ミス・レモン
ジュリエット・モール ジェーン・プレンダーリース
デヴィッド・イェランド レイヴァートン・ウェスト下院議員
ジェームズ・フォークナー ユースタス少佐
ガブリエル・ブラント ピアス夫人
ジョン・コーディング ジェームソン警部
バリー・クックソン ブレット医師
ニコラス・デルブ フレディ
先日、NHK BSプレミアムで放映していた『名探偵ポワロ「ミューズ街の殺人」』を観ました。
-----story-------------
「アガサ・クリスティー」原作の人気シリーズ「名探偵ポワロ」をハイビジョンリマスター版で放送!
祭りの夜に起きた銃による自殺。
しかしその遺体には不審な点があった。
祭りの夜、ミューズ街に住む「アレン夫人」がピストル自殺した。
彼女は自室で、左手に銃を持ち、左頭部を撃ち抜いて倒れていた。
しかし、同居する友人によると、夫を亡くしていた「アレン夫人」は新たな婚約者もいて、自殺する理由がなく、しかも彼女は右利きだという。
また、部屋から「アレン夫人」が銀行からおろしてきたばかりの現金がなくなっていた。
「ポワロ」が調査を進めると、その夜、夫人を訪ねてきた男の存在が浮かび上がる。
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鍵のかかった自室で発見された拳銃自殺と思われた若い未亡人「バーバラ・アレン」の遺体、、、
右利きにも関わらず左手に拳銃を持っていたことや、普段、人を入れない自室に煙草の吸殻や男性モノのカフスボタンが残っていたこと等から、不審を抱いた「ジャップ警部」と「ポアロ」が真相の究明に乗り出すという展開… 同居していた女性で第一発見者の「ジェーン・ブレンダーリース」や婚約者の政治家「レイヴァートン・ウェスト下院議員」、インドで生活していた際の知人「ユースタス少佐」等が容疑者として浮かびますが、実は意外な真相でしたね。
煙草の吸殻があったにも関わらず煙草の匂いがなかったことや、机のペンの配置や吸い取り紙がなかったこと、「ジェーン」がゴルフ場でゴルフクラブを処分していたこと等から、「ポアロ」は被害者の利き腕や殺人の動機について不審を感じ、真相を導き出します。
まさか、自殺の動機を知る人物が、自殺を殺人に見せかけて、ある人物を追い詰めるという展開とは想像できませんでしたね… 公共の力を借りて復讐を果たそうとする(裁判の結果によっては死刑≒殺人?)頭脳的な犯罪でしたね。
でも、犯罪者に同情してしまいますね、、、
というか、そのまま暴かない方が「バーバラ・アレン」は報われるんじゃないかと思ってしまうエンディングでした。
タイトルには覚えがないけど、どこかで読んだことある内容だよなぁ… と思いながら観ていたのですが、、、
原作を読んでいましたね… 文庫本では邦題が異なり『厩舎街の殺人』になっていました。
昨年読んだ短篇集『死人の鏡』に収録されていましたね。
-----staff/cast-------------
原作:アガサ・クリスティ
監督:エドワード・ベネット
脚本:クライブ・エクストン
出演:
デヴィッド・スーシェ エルキュール・ポアロ
ヒュー・フレイザー ヘイスティングス
フィリップ・ジャクソン ジャップ警部
ポーリン・モラン ミス・レモン
ジュリエット・モール ジェーン・プレンダーリース
デヴィッド・イェランド レイヴァートン・ウェスト下院議員
ジェームズ・フォークナー ユースタス少佐
ガブリエル・ブラント ピアス夫人
ジョン・コーディング ジェームソン警部
バリー・クックソン ブレット医師
ニコラス・デルブ フレディ
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