「椎名誠」のエッセイ集『カツ丼わしづかみ食いの法則 ナマコのからえばり』を読みました。
『本の夢 本のちから』に続き、「椎名誠」作品です。
-----story-------------
人気エッセイシリーズ文庫化第9弾!
社会問題からカツ丼の食べ方まで、「シーナ」が五感でとらえる森羅万象。
特定秘密保護法に原発汚染水……身の回りの不穏な気配にもスルドク斬り込む。
ヒトの釣った魚を横取りして生ビールでカンパーイ。
尿酸値増加の危機も糖質ゼロのビールで軽くいなし、豪快かつ芸術的なカツ丼の食い方に魅せられる。
駅のトイレでマーフィーの法則に振り回されるも自然破壊などの社会問題にスルドク迫り、ここにきて雑誌創刊に乗り出した。
ついにナマコが霊長類最強じぃじぃに進化か!?
旅に出てサケを浴びて原稿を量産する日々をつづる痛快エッセイ第9弾。
(解説/「竹田総一郎」)
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軽めの作品を読みたい気分だったので本書をセレクト、、、
『サンデー毎日』の2013年(平成25年)8月18・25合併号~2014年(平成26年)3月30日号に連載されたエッセイ『ナマコのからえばり』を収録した作品です。
■1 アヂアヂモウロウ日記
・アヂアヂモウロウ日記、「世界遺産」ってなんだ? ほか
■2 ビールを飲むのもタタカイだ
・人生のお勘定、ビールを飲むのもタタカイだ ほか
■3 貴腐人とはなにか
・「うちゅくちい国」はどこに、十七年ぶりのバリ島 ほか
■4 十二支の動物を順に食ってみる
・今夜も眠れない…が、麺談風発 ほか
■5 攻撃的距離からの逃走
・攻撃的距離からの逃走、どたばたカンヅメ日記 ほか
■単行本あとがき
■文庫本のためのあとがき
■解説 竹田総一郎
老眼になったり、不眠症に陥ったり、夏負けで体重が6kg減ったり、いろんなコトを考えていてタクシーに財布を忘れたり… と、いつまでも元気だと思っていた「椎名誠」も年相応(執筆時は69歳)の衰えを感じたり、
それでも、原発政策や特定秘密保護法案への不穏な気配にもスルドク斬り込む姿勢等、変わらない部分に共感したり、
バリへの旅や南米イグアスの滝への旅でのオオアリクイのナックル歩行との出会いを羨ましく感じたり、
大好きなSF作品『リプレイ』が紹介してあることに嬉しい気持ちになったり、
暑くてもなるべくクーラーを使わない作戦に共感しつつ、昨今の猛暑だと、現実は厳しいよなぁ… と感じたり、
そして、カツ丼をがしがし食っているシーンを読んで、たまらなくカツ丼を食べたくなったり、
等々… と、読んでいるうちに、友達になったような気分に陥り、「椎名誠」の生き方に同調しながら愉しく読めました。
魅力溢れるエッセイでしたね… 相変わらずエッセイ一つひとつのタイトルも秀逸、、、
面白かったですねー 本シリーズ、機会があれば、別な作品も読みたいですね。
『本の夢 本のちから』に続き、「椎名誠」作品です。
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人気エッセイシリーズ文庫化第9弾!
社会問題からカツ丼の食べ方まで、「シーナ」が五感でとらえる森羅万象。
特定秘密保護法に原発汚染水……身の回りの不穏な気配にもスルドク斬り込む。
ヒトの釣った魚を横取りして生ビールでカンパーイ。
尿酸値増加の危機も糖質ゼロのビールで軽くいなし、豪快かつ芸術的なカツ丼の食い方に魅せられる。
駅のトイレでマーフィーの法則に振り回されるも自然破壊などの社会問題にスルドク迫り、ここにきて雑誌創刊に乗り出した。
ついにナマコが霊長類最強じぃじぃに進化か!?
旅に出てサケを浴びて原稿を量産する日々をつづる痛快エッセイ第9弾。
(解説/「竹田総一郎」)
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軽めの作品を読みたい気分だったので本書をセレクト、、、
『サンデー毎日』の2013年(平成25年)8月18・25合併号~2014年(平成26年)3月30日号に連載されたエッセイ『ナマコのからえばり』を収録した作品です。
■1 アヂアヂモウロウ日記
・アヂアヂモウロウ日記、「世界遺産」ってなんだ? ほか
■2 ビールを飲むのもタタカイだ
・人生のお勘定、ビールを飲むのもタタカイだ ほか
■3 貴腐人とはなにか
・「うちゅくちい国」はどこに、十七年ぶりのバリ島 ほか
■4 十二支の動物を順に食ってみる
・今夜も眠れない…が、麺談風発 ほか
■5 攻撃的距離からの逃走
・攻撃的距離からの逃走、どたばたカンヅメ日記 ほか
■単行本あとがき
■文庫本のためのあとがき
■解説 竹田総一郎
老眼になったり、不眠症に陥ったり、夏負けで体重が6kg減ったり、いろんなコトを考えていてタクシーに財布を忘れたり… と、いつまでも元気だと思っていた「椎名誠」も年相応(執筆時は69歳)の衰えを感じたり、
それでも、原発政策や特定秘密保護法案への不穏な気配にもスルドク斬り込む姿勢等、変わらない部分に共感したり、
バリへの旅や南米イグアスの滝への旅でのオオアリクイのナックル歩行との出会いを羨ましく感じたり、
大好きなSF作品『リプレイ』が紹介してあることに嬉しい気持ちになったり、
暑くてもなるべくクーラーを使わない作戦に共感しつつ、昨今の猛暑だと、現実は厳しいよなぁ… と感じたり、
そして、カツ丼をがしがし食っているシーンを読んで、たまらなくカツ丼を食べたくなったり、
等々… と、読んでいるうちに、友達になったような気分に陥り、「椎名誠」の生き方に同調しながら愉しく読めました。
魅力溢れるエッセイでしたね… 相変わらずエッセイ一つひとつのタイトルも秀逸、、、
面白かったですねー 本シリーズ、機会があれば、別な作品も読みたいですね。
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