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『本の夢 本のちから』 椎名誠

2019年09月09日 21時10分00秒 | ■読書
「椎名誠」のエッセイ集『本の夢 本のちから』を読みました。


「椎名誠」作品は、一昨年の11月に読んだかえっていく場所以来です… 久しぶりですね。

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世界はまだまだでっかく面白い。
本から湧き出す夢とちから!
魅惑の「椎名ワールド」を楽しもう!

子どもの頃から大の本好きだった著者。
“本は冒険だ! "と感じ取っり、長じて幾多の辺境地を巡る旅することに──。
「泣けるぞロバやヤクとの旅」だけでなく、本の世界はさらに広く、ウィルスから宇宙、とって返して、かつおぶしやアワビの話、スリッパ問題まで、際限なく広がる「椎名ワールド」が炸裂!
人の奥深い優しさや面白さが味わえる1冊です。
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本作品は、岩波新書で出版されていた『活字のサーカス』(1987年(昭和62年))、『活字博物誌』(1998年(平成10年))、『活字の海に寝ころんで』(2003年(平成15年))、『活字たんけん隊 めざせ、面白本の大海』(2010年(平成22年))の『活字四部作』から、著者と編集者が選定したエッセイ22編を一冊に再編集した作品です。

 ■Ⅰ めざすむこうは笑い雲
  ウィルスから宇宙へ、辺境地帯の現場読み ほか
 ■Ⅱ 旅の空―星の下で食べる
  ドロリ目談義、信じようが信じまいが ほか
 ■Ⅲ 惑星の丸かじり
  ガリバーの悩み、ゴジラの反省ヘビ食い ほか
 ■Ⅳ 沢山のロビンソン
  明るいインド、素晴らしいぐにゃぐにゃ風景 ほか
 ■世界はまだまだ面白い―再編集版についてのあとがき


旅好き、本好きの「椎名誠」らしい作品で、思いっ切り共感しながら読みました… やっぱり、旅先で、その地域と関係する書籍を読む“現場読み"ってイイですよねぇ、憧れます、、、

食に関する想いにも共感しちゃうんですよね… 大衆的日本食ベスト3がラーメン、カレーライス、親子丼だったり、辺境旅行で必需品の黄金の三品目が醤油と海苔と鰹節だったりと、日本大衆のお腹に響くキーワードが並んでいますもんね。

あと、意外だったのはアワビの語源(アワは海、ビは美で女性の意→海の女性の美→女性の●●を表す?)や、スリッパという履物が日本独自の文化ということ… 驚きつつ、豆知識を蓄積することができました、、、

そして、エッセイで紹介される「椎名誠」の好きな本の中で、気になったのは探検モノや冒険モノの小説… 久しぶりに読みたくなりました。



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