アメリカの作家アリ・ブランドンの長篇ミステリ作品『書店猫ハムレットの挨拶(原題:A Novel Way to Die)』を読みました。
アリ・ブランドンの作品は、3年近く前に読んだ『書店猫ハムレットの挨拶』以来ですね。
-----story-------------
黒猫ハムレットが必殺技で犯人を告げる!
書店×黒猫のコージー・ミステリ第1弾。
ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。
堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫ハムレットが店のマスコットだ。
ある日、ダーラは近所の工事現場で常連客の死体を発見してしまう。
その脇には動物の足跡が。
最近、夜に外を出歩いているらしいハムレットのものなのか?
名探偵猫ハムレット登場の、コージー・ミステリ第一弾。
訳者あとがき=越智睦
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2016年(平成28年)に発表された書店猫ハムレット(Black Cat Bookshop Mystery)シリーズの第2作です。
ニューヨーク・ブルックリンの書店ペティストーンズ・ファイン・ブックスを大叔母から相続した30代半ばのダーラ・ペティストーン……その書店にはマスコットの黒猫ハムレットがいた、、、
かごにかわいらしく丸まり、ゴロゴロと喉を鳴らして客を迎える――ことは決してなく、堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫が……ハムレットが気に入る従業員を確保できてほっとしたものの、ダーラはある工事現場で書店の常連客の死体を発見してしまう。
その脇には動物の足跡……最近夜に外を出歩いているらしいハムレットのもの?! 黒猫ハムレットが必殺技で犯人を告げる! コージー・ミステリ第1弾。
以前に読んだシリーズ第5作で最終作にあたる『書店猫ハムレットの挨拶』同様に読みやすくて気楽に愉しめる正統派のコージーミステリでしたね……書店の常連で建築家のカートが殺され、自らが第一発見者になったことから、ダーラは自分の主観で疑わしい人物をピックアップして、その迷推理を元刑事で探偵のジェイクや刑事のリースに開陳しますが、それにより読者としては真犯人に辿り着くまでに回り道をすることになりましたね、、、
途中から真犯人は予想ができたので、終盤は動機を確認しながら読んだ感じでした……名探偵・黒猫ハムレットの活躍が頼もしかったですが、その周囲でダーラやハムレットを支える店長のジェイムズや新米店員のロジャーの活躍も微笑ましくて、好感が持てました。
機会があれば、シリーズの他の作品も読んでみたいですね。
アリ・ブランドンの作品は、3年近く前に読んだ『書店猫ハムレットの挨拶』以来ですね。
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黒猫ハムレットが必殺技で犯人を告げる!
書店×黒猫のコージー・ミステリ第1弾。
ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。
堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫ハムレットが店のマスコットだ。
ある日、ダーラは近所の工事現場で常連客の死体を発見してしまう。
その脇には動物の足跡が。
最近、夜に外を出歩いているらしいハムレットのものなのか?
名探偵猫ハムレット登場の、コージー・ミステリ第一弾。
訳者あとがき=越智睦
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2016年(平成28年)に発表された書店猫ハムレット(Black Cat Bookshop Mystery)シリーズの第2作です。
ニューヨーク・ブルックリンの書店ペティストーンズ・ファイン・ブックスを大叔母から相続した30代半ばのダーラ・ペティストーン……その書店にはマスコットの黒猫ハムレットがいた、、、
かごにかわいらしく丸まり、ゴロゴロと喉を鳴らして客を迎える――ことは決してなく、堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫が……ハムレットが気に入る従業員を確保できてほっとしたものの、ダーラはある工事現場で書店の常連客の死体を発見してしまう。
その脇には動物の足跡……最近夜に外を出歩いているらしいハムレットのもの?! 黒猫ハムレットが必殺技で犯人を告げる! コージー・ミステリ第1弾。
以前に読んだシリーズ第5作で最終作にあたる『書店猫ハムレットの挨拶』同様に読みやすくて気楽に愉しめる正統派のコージーミステリでしたね……書店の常連で建築家のカートが殺され、自らが第一発見者になったことから、ダーラは自分の主観で疑わしい人物をピックアップして、その迷推理を元刑事で探偵のジェイクや刑事のリースに開陳しますが、それにより読者としては真犯人に辿り着くまでに回り道をすることになりましたね、、、
途中から真犯人は予想ができたので、終盤は動機を確認しながら読んだ感じでした……名探偵・黒猫ハムレットの活躍が頼もしかったですが、その周囲でダーラやハムレットを支える店長のジェイムズや新米店員のロジャーの活躍も微笑ましくて、好感が持てました。
機会があれば、シリーズの他の作品も読んでみたいですね。
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