「半藤一利」が編集した太平洋戦争史『新装版 太平洋戦争 日本軍艦戦記』を読みました。
『昭和史 1926-1945』、『昭和史〈戦後篇〉 1945-1989』に続き「半藤一利」作品です。
-----story-------------
世界三大海軍の栄光から、その壊滅まで――
激戦の記録、希少な体験談。
生残った将兵による「軍艦マイベスト5」。
提督たちの列伝。
……一冊でたどる大日本帝国海軍の最期。
1941年秋、世界三大海軍の一つとして、大日本帝国海軍は254隻、109万トンの大兵力を海上に浮かべていた。
しかし戦うこと3年半、40万もの戦死者とともに、そのほとんどが海底に沈んだ。
かつて「国防」の期待を一身に受けた大艦隊が消滅するに至るまでを、従軍記や日米海軍の提督伝など多角的に、豊富な写真とともに再現する。
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太平洋戦争が始まる1941年(昭和16年)の秋、109万3000トンの陣容を擁し、世界3大海軍の一つとして堂々と太平洋上に浮かんでいた日本帝国海軍の連合艦隊… 開戦後、太平洋の全域、インド洋と広大な海域で、連合国軍と激烈な戦いを繰り広げること3年有半、1945年(昭和20年)8月15日の終戦を迎えた帝国海軍は完膚なきまでに粉砕されていた、、、
本書は真珠湾攻撃から「大和」による沖縄特攻作戦までの記録を、歴史探偵「半藤一利」が編集した作品です。
■はじめに
■パールハーバーから始まった激闘の太平洋海戦1347日全記録
■主要海戦軍艦沈没地図
■大和特攻は無謀な作戦だったか? ― 還らざる出撃の真相を追う 「吉田俊雄」
■戦争体験者が選んだ日本海軍の名艦ベスト5
■艦内生活アルバム ― 一九四一年秋の「月月火水木金金」
■大海戦を戦った日米英海軍名将智将猛将 「半藤一利」
■知られざる海戦録
・通商破壊作戦 恐怖のQシップ 報国丸の隠れた栄光
「中島栄一(報国丸看護兵曹)」
・ミッドウェイ開戦 空母・蒼龍 悲劇の葬送
「金尾滝一(蒼龍砲術長・中佐)」
・ソロモン海捕捉撃滅戦 潜水艦・イ19 ワスプを撃沈せり
「渋谷郁男(伊19潜機関長・大尉)」
・マリアナ沖海戦 重巡・摩耶艦上に子猿一匹
「氏家卓也(摩耶庶務主任・中尉)」
・降伏文書調印式 ミズーリ艦上にみたマッカーサー
「加藤万寿男(同盟通信渉外室長)」
・引揚輸送 駆逐艦・雪風 その不沈の生涯
「中垣義幸(雪風航海長・大尉)」
日本、アメリカの両海軍が決死の思いで記録した貴重な写真でたどる『太平洋海戦史』をはじめ、『戦争体験者が選んだ日本海軍の名艦ベスト5』、『大海戦を戦った日米英海軍名将智将猛将』等、太平洋戦争史を記録した入門書として読める作品でしたね、、、
実際に従軍した方の手記『知られざる海戦録』では、当時のリアルな状況が伝わってきて、ドキュメンタリーとしても価値のある作品かと思います。
それにしても、太平洋戦争の海戦の中で未だに解せないのは、捷一号作戦(比島沖海戦)での「栗田艦隊」のレイテ突入を止めた謎の反転ですねぇ、、、
囮となった「小沢艦隊」が報われないし、日本海軍最後の勝機を葬り去ったことは事実ですよね… あの判断の理由、生きているうちに語って欲しかったです。
『昭和史 1926-1945』、『昭和史〈戦後篇〉 1945-1989』に続き「半藤一利」作品です。
-----story-------------
世界三大海軍の栄光から、その壊滅まで――
激戦の記録、希少な体験談。
生残った将兵による「軍艦マイベスト5」。
提督たちの列伝。
……一冊でたどる大日本帝国海軍の最期。
1941年秋、世界三大海軍の一つとして、大日本帝国海軍は254隻、109万トンの大兵力を海上に浮かべていた。
しかし戦うこと3年半、40万もの戦死者とともに、そのほとんどが海底に沈んだ。
かつて「国防」の期待を一身に受けた大艦隊が消滅するに至るまでを、従軍記や日米海軍の提督伝など多角的に、豊富な写真とともに再現する。
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太平洋戦争が始まる1941年(昭和16年)の秋、109万3000トンの陣容を擁し、世界3大海軍の一つとして堂々と太平洋上に浮かんでいた日本帝国海軍の連合艦隊… 開戦後、太平洋の全域、インド洋と広大な海域で、連合国軍と激烈な戦いを繰り広げること3年有半、1945年(昭和20年)8月15日の終戦を迎えた帝国海軍は完膚なきまでに粉砕されていた、、、
本書は真珠湾攻撃から「大和」による沖縄特攻作戦までの記録を、歴史探偵「半藤一利」が編集した作品です。
■はじめに
■パールハーバーから始まった激闘の太平洋海戦1347日全記録
■主要海戦軍艦沈没地図
■大和特攻は無謀な作戦だったか? ― 還らざる出撃の真相を追う 「吉田俊雄」
■戦争体験者が選んだ日本海軍の名艦ベスト5
■艦内生活アルバム ― 一九四一年秋の「月月火水木金金」
■大海戦を戦った日米英海軍名将智将猛将 「半藤一利」
■知られざる海戦録
・通商破壊作戦 恐怖のQシップ 報国丸の隠れた栄光
「中島栄一(報国丸看護兵曹)」
・ミッドウェイ開戦 空母・蒼龍 悲劇の葬送
「金尾滝一(蒼龍砲術長・中佐)」
・ソロモン海捕捉撃滅戦 潜水艦・イ19 ワスプを撃沈せり
「渋谷郁男(伊19潜機関長・大尉)」
・マリアナ沖海戦 重巡・摩耶艦上に子猿一匹
「氏家卓也(摩耶庶務主任・中尉)」
・降伏文書調印式 ミズーリ艦上にみたマッカーサー
「加藤万寿男(同盟通信渉外室長)」
・引揚輸送 駆逐艦・雪風 その不沈の生涯
「中垣義幸(雪風航海長・大尉)」
日本、アメリカの両海軍が決死の思いで記録した貴重な写真でたどる『太平洋海戦史』をはじめ、『戦争体験者が選んだ日本海軍の名艦ベスト5』、『大海戦を戦った日米英海軍名将智将猛将』等、太平洋戦争史を記録した入門書として読める作品でしたね、、、
実際に従軍した方の手記『知られざる海戦録』では、当時のリアルな状況が伝わってきて、ドキュメンタリーとしても価値のある作品かと思います。
それにしても、太平洋戦争の海戦の中で未だに解せないのは、捷一号作戦(比島沖海戦)での「栗田艦隊」のレイテ突入を止めた謎の反転ですねぇ、、、
囮となった「小沢艦隊」が報われないし、日本海軍最後の勝機を葬り去ったことは事実ですよね… あの判断の理由、生きているうちに語って欲しかったです。
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