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『自虐の詩』 業田良家

2007年10月30日 23時59分37秒 | ■読書
 嫁さんの勧めで『自虐の詩』を読みました。


久しぶりに漫画を読みましたね。

最初はときどき笑えていたのですが、、、
基本的に「幸江」の不幸をギャグにしているので… なんだか途中から"笑うこと"に罪悪感を感じ始め、素直に笑えなくなりました。

悪趣味なギャグ漫画なのかと思いつつ、惰性で読み続けていたのですが、、、
次第に「幸江」の生い立ちに関するネタが多くなるに従い、しんみりする回想シーンが多くなり… だんだんとのめり込んで行き、そして感動の最終話で締めくくり。

愛されることを渇望し、愛されることを求め続けた「幸江」が、小さな幸せをつかみ取るまでのヒューマンドラマでしたね。
前半の悪趣味とも思えた展開は、感動のラストへ持って行くための前降りだったのか… 。

ちょっとだけウルっとなってしまいました。 (TwT。)





それにしても、、、
気に入らないことがあると、すぐにちゃぶ台をひっくり返す夫「イサオ」と父親「家康」
あれって、一度、やってみたい気がしますね。


スッキリするのかなぁ… でも、やったあと後悔しそうなので、やめておこう。

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