"鬼平犯科帳1 第20話「山吹屋お勝」"
先日、BSフジで放映していた『鬼平犯科帳1 第20話「山吹屋お勝」』を観ました。
-----story-------------
「平蔵(中村吉右衛門)」の従兄、巣鴨の長者「三沢仙右衛門(北村和夫)」が年甲斐もなく、料理茶屋・山吹屋の茶くみ女「お勝(風祭ゆき)」に入れあげ、嫁にしたいと言い出した。
「お勝」の人となりを知るため山吹屋に向かった「平蔵」は、その身のこなしにどこか不審なものを感じ、密偵「関宿の利八(森次晃嗣)」に素性を探らせた。
女の顔をひと目見て、「利八」は驚愕する。
それは、かつて「利八」が愛した女「おしの」だった。
「夜兎の角右衛門(五味龍太郎)」の下で盗賊だったころ、「利八」と「おしの」は御法度と知りながら恋仲になり、「利八」は指をつめていたのだった。
「おしの」は、今は「お勝」と名前を変え、極悪非道の盗賊「霧(なご)の七郎(菅貫太郎)」一味の引き込み役となっており、仲間の「政(森田順平)」と愛し合っていた。
それを知った「利八」は、お咎め覚悟で、「おしの」と「政」を残忍な「霧の七郎」のもとから逃がそうと、ひとり奔走する。
「利八」は今も、「おしの」のことを思っていた。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第1シリーズの第20話にあたる作品です。
「長谷川平蔵」は、従兄の金持ち「三沢仙右衛門」が後妻に迎えようとしている女に会うが、「平蔵」はその女・料理茶屋・山吹屋の「お勝」に会って心配になる… 「お勝」を試すつもりで「平蔵」は女を遊びに誘うが、「お勝」の手の振り払い方が素人ばなれしていたのだ、、、
同心の「木村忠吾」の密偵「関宿の利八」が、「お勝」の身辺を洗うことになり、山吹屋に出向いた… そこで、「お勝」を見た「利八」は驚きを隠せなかった。
5年前、盗賊だった「利八」は、頭の女「おしの」に惚れ指を詰めるはめになった… 「お勝」こそが、その女「おしの」だった、、、
「利八」は、「お勝」の長屋を探し出し、天井裏に潜んで「お勝」の帰りを待つ… 「平蔵」のにらんだ通り、「お勝」はかつて「平蔵」に腕を切り落とされた盗賊「露の七郎」の手下だった。
「お勝」の役目は、金持ちを引き込んで屋敷に入り込み、盗みの手引きをすることだが、「お勝」は七郎の手下「政」と恋仲だった… 「仙右衛門」に抱かれるのが苦痛な「お勝」と、お頭の女に惚れてしまった「政」、、、
悩みながら抱き合う複雑な二人を、天井裏から「利八」が見つめていた… ある日、山吹屋に「お勝」を迎える籠が来た。
「仙右衛門」からだと乗った「お勝」を待っていたのは「利八」だった… 今も「お勝」に惚れている「利八」は、「お勝」に金を渡して「政」と逃げるように言う、、、
だが、「七郎」の下から逃げられないと思った「お勝」は申し出を断る… 今度は、「政」の元へ出向き「お勝」と逃げるように言う。
「利八」の指を見て、「お勝」から話を聞いていた「政」は、その人物が「利八」と知り金を受け取る… 一方、「お勝」は「利八」が「木村忠吾」と話しているところを目撃し、騙されたと激怒、、、
「七郎」に、「平蔵」に気付かれたと報告に駆け込み…。
以前、別キャストで本作品をリメイクしたスペシャル版を観ていたので、だいたいの展開は覚えていたのですが… 「利八」と「お勝」は、愛し合っていにも関わらず、誤解がもとで哀しい運命にたどりついてしまいましたね、、、
「利八」は、「平蔵」や「木村忠吾」を裏切ったので因果応報… と言えないこともないし、「お勝」は、「利八」を信じ切ることができなかったので、やむを得ない結末だったのかもしれませんねー
-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎
脚本:野上龍雄
監督:小野田嘉幹
音楽:津島利章
キャスト:
長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
久栄 - 多岐川裕美
村松忠之進 - 沼田爆
木村忠吾 - 尾美としのり
小柳安五郎 - 香川照之
山田市太郎 - 小野田真之
竹内孫四郎 - 中村吉三郎
山崎国之進 - 中村吉五郎
北村和夫 - 三沢仙右衛門
お勝 - 風祭ゆき
関宿の利八 - 森次晃嗣
霧の七郎 - 菅貫太郎
政 - 森田順平
弥吉 - 岡部征純
お才 - 西岡慶子
夜兎の角右衛門 - 五味龍太郎
先日、BSフジで放映していた『鬼平犯科帳1 第20話「山吹屋お勝」』を観ました。
-----story-------------
「平蔵(中村吉右衛門)」の従兄、巣鴨の長者「三沢仙右衛門(北村和夫)」が年甲斐もなく、料理茶屋・山吹屋の茶くみ女「お勝(風祭ゆき)」に入れあげ、嫁にしたいと言い出した。
「お勝」の人となりを知るため山吹屋に向かった「平蔵」は、その身のこなしにどこか不審なものを感じ、密偵「関宿の利八(森次晃嗣)」に素性を探らせた。
女の顔をひと目見て、「利八」は驚愕する。
それは、かつて「利八」が愛した女「おしの」だった。
「夜兎の角右衛門(五味龍太郎)」の下で盗賊だったころ、「利八」と「おしの」は御法度と知りながら恋仲になり、「利八」は指をつめていたのだった。
「おしの」は、今は「お勝」と名前を変え、極悪非道の盗賊「霧(なご)の七郎(菅貫太郎)」一味の引き込み役となっており、仲間の「政(森田順平)」と愛し合っていた。
それを知った「利八」は、お咎め覚悟で、「おしの」と「政」を残忍な「霧の七郎」のもとから逃がそうと、ひとり奔走する。
「利八」は今も、「おしの」のことを思っていた。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第1シリーズの第20話にあたる作品です。
「長谷川平蔵」は、従兄の金持ち「三沢仙右衛門」が後妻に迎えようとしている女に会うが、「平蔵」はその女・料理茶屋・山吹屋の「お勝」に会って心配になる… 「お勝」を試すつもりで「平蔵」は女を遊びに誘うが、「お勝」の手の振り払い方が素人ばなれしていたのだ、、、
同心の「木村忠吾」の密偵「関宿の利八」が、「お勝」の身辺を洗うことになり、山吹屋に出向いた… そこで、「お勝」を見た「利八」は驚きを隠せなかった。
5年前、盗賊だった「利八」は、頭の女「おしの」に惚れ指を詰めるはめになった… 「お勝」こそが、その女「おしの」だった、、、
「利八」は、「お勝」の長屋を探し出し、天井裏に潜んで「お勝」の帰りを待つ… 「平蔵」のにらんだ通り、「お勝」はかつて「平蔵」に腕を切り落とされた盗賊「露の七郎」の手下だった。
「お勝」の役目は、金持ちを引き込んで屋敷に入り込み、盗みの手引きをすることだが、「お勝」は七郎の手下「政」と恋仲だった… 「仙右衛門」に抱かれるのが苦痛な「お勝」と、お頭の女に惚れてしまった「政」、、、
悩みながら抱き合う複雑な二人を、天井裏から「利八」が見つめていた… ある日、山吹屋に「お勝」を迎える籠が来た。
「仙右衛門」からだと乗った「お勝」を待っていたのは「利八」だった… 今も「お勝」に惚れている「利八」は、「お勝」に金を渡して「政」と逃げるように言う、、、
だが、「七郎」の下から逃げられないと思った「お勝」は申し出を断る… 今度は、「政」の元へ出向き「お勝」と逃げるように言う。
「利八」の指を見て、「お勝」から話を聞いていた「政」は、その人物が「利八」と知り金を受け取る… 一方、「お勝」は「利八」が「木村忠吾」と話しているところを目撃し、騙されたと激怒、、、
「七郎」に、「平蔵」に気付かれたと報告に駆け込み…。
以前、別キャストで本作品をリメイクしたスペシャル版を観ていたので、だいたいの展開は覚えていたのですが… 「利八」と「お勝」は、愛し合っていにも関わらず、誤解がもとで哀しい運命にたどりついてしまいましたね、、、
「利八」は、「平蔵」や「木村忠吾」を裏切ったので因果応報… と言えないこともないし、「お勝」は、「利八」を信じ切ることができなかったので、やむを得ない結末だったのかもしれませんねー
-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎
脚本:野上龍雄
監督:小野田嘉幹
音楽:津島利章
キャスト:
長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
久栄 - 多岐川裕美
村松忠之進 - 沼田爆
木村忠吾 - 尾美としのり
小柳安五郎 - 香川照之
山田市太郎 - 小野田真之
竹内孫四郎 - 中村吉三郎
山崎国之進 - 中村吉五郎
北村和夫 - 三沢仙右衛門
お勝 - 風祭ゆき
関宿の利八 - 森次晃嗣
霧の七郎 - 菅貫太郎
政 - 森田順平
弥吉 - 岡部征純
お才 - 西岡慶子
夜兎の角右衛門 - 五味龍太郎
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