じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『名探偵ポワロ「カーテン〜ポワロ最後の事件〜」』 2013年イギリス

2022年05月29日 21時16分52秒 | ■映画・ドラマ
"Agatha Christie's Poirot Curtain: Poirot's Last Case"


先日、NHK BSプレミアムで放映していた『名探偵ポワロ「カーテン〜ポワロ最後の事件〜」』を観ました。

-----story-------------
「アガサ・クリスティー」原作の人気シリーズ最終章】 
「ポワロ」最後の事件。
その舞台は「スタイルズ荘」
「ポワロ」が初めて手がけた殺人事件が起きた場所だった。

「ポワロ」は親友の「ヘイスティングス大尉」をスタイルズ荘に呼び出す。
ここは、かつて2人が初めて一緒に解決した殺人事件の舞台となった屋敷だが、今はゲストハウスになっていた。
「ヘイスティングス」は再会した「ポワロ」のやつれた車椅子姿に驚く。
「ポワロ」「ここが再び殺人現場になるが標的は不明だ」「ヘイスティングス」に告げ、動けない自分の代わりに情報収集をしてほしいと頼む。
-----------------------

シリーズ最終話… 第70話にあたる作品です。


スタイルズ荘は、かつて殺人事件の舞台となった場所だが、現在は「ラトレル夫妻」が経営するゲストハウスとなっていた… 「ポワロ」からの誘いを受けた「ヘイスティングス」は、かつて二人で殺人事件を解決したスタイルズ荘を訪れる、、、


「ポワロ」との再会を楽しみにしていた「ヘイスティングス」だったが、出迎えたポワロは見違えるほど痩せ衰え、しかも車椅子に乗っており、「ヘイスティングス」は愕然とする… 再会を喜ぶのも束の間、「ポワロ」はふたたびここが殺人現場になると告げた。


スタイルズ荘には「ポワロ」以外にも数名の滞在客があり、車椅子に乗って動けないという「ポワロ」に代わり、「ヘイスティングス」は彼の耳目となって一緒に調査をしてほしいと頼まれる… そして、「ポワロ」の言葉通り、スタイルズ荘への滞在者が不審な死を遂げる……。



いやぁ、面白かった… そして、最終話らしい展開でしたねー

真犯人の狡猾さが印象的… 他人の心の弱さ、猜疑心に付け込んだ陰謀により「ヘイスティングス」までが犯罪者になってしまうところでしたね。

「ポワロ」は、身体は衰えても、灰色の脳細胞は衰えていませんでしたね… 最後の判断、「ヘイスティングス」への真相の伝え方を含め、「ポワロ」の最終話に相応しい内容でした。


巧くミスリードさせられ、終盤まで真相がわからない展開… 見応えがあり、愉しめる作品でした。


-----staff/cast-------------
演出:ヘティ・マクドナルド
原作:アガサ・クリスティー
脚本:ケヴィン・エリオット
出演
 デヴィッド・スーシェ エルキュール・ポワロ
 ヒュー・フレイザー ヘイスティングス
 デヴィッド・イェランド ジョージ
 ヘレン・バクセンデイル
 アン・リード
 ジョン・スタンディング
 エイダン・マクアードル
 フィリップ・グレニスター
 ショーン・ディングウォール
 マシュー・マクナルティ
 アンナ・マデリー
 クレア・キーラン










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『シャーロック・ホームズの... | トップ | 『シャーロック・ホームズの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■映画・ドラマ」カテゴリの最新記事