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今日は熊本城で一番古い建物・宇土櫓の紹介です。
明治10年の西南戦争で焼失から免れ、そして今回の大地震でも倒壊することなく、しっかり建っています。
北大手櫓門跡を通り抜け、加藤神社前に来ると左手に大きな宇土櫓が見えます。
その反対が西出丸で、この先は行くことができませんが西、南大手櫓門が見えます。
両櫓門の間には未申櫓も。
この建物の配置、すごいと思いませんか?
どの建物からも敵が侵入した場合、見ることができます。
今は南大手櫓門に入ることができませんが、地震前はよく中に入り、突上戸や狭間から外を見ていました。もう一度南大手櫓門からあちこち見渡してみたいなー。
ズームにしますね。未申櫓です。城彩苑から上がっていくと最初に出迎えてくれた櫓です。
⇒2016年11月の熊本城(12) 未申櫓から神風連討入口碑へ
南大手櫓門です。熊本城の大手門のなかので一番大きいです。
現在は地震の影響で屋根が波打っています。肉眼でそれがわかるということは櫓門自体かなりの被害なのかな?
国指定重要文化財の宇土櫓、慶長年間の建物です。
近寄って、空堀からの高石垣をじっくりご覧くださいね。
私、ここは熊本城のパワースポットだと思います。
宇土櫓は地震にも耐えしっかり建っているし、石垣も崩れていません。
この強さは本当にすごいです。宇土櫓が建ってる限り、熊本城は永遠に不滅だと思います。
ただ、先日(2016年11月18日)内部が公開されました。
ニュースで見ましたが、内部は壁が崩落したり、床が沈み込んだり・・・ 柱や梁が損傷していました。
市は天守閣は今後3年間で復旧する方針ですが、宇土櫓を含む13の重要文化財の修復は見通しが立っていません。
残念なことに宇土櫓の通りの続櫓は倒壊してしまい・・・。
そして、この続櫓の石垣もちょっと膨らんでいまして。
白くなっているところがぽっこり膨らんでいます(泣)
ここの様子が現在は変化していますので、それについては明日アップします。
くまもとよかとこ案内人の会は、
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熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。
無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
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城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
受付時間 9時~15時
熊本市内のご希望場所へのご案内は事前のご予約をお願いいたします。
ガイド料は無料ですが、交通費としてガイド1名に付き2,000円お願いしております。
観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
http://www.k-yokatoko.com/
熊本市中央区二の丸1番1-3
桜の馬場 城彩苑 総合観光案内所内
電話 096-356-2333
下の高石垣も無事で、良かったです。
でも、続櫓が倒壊したのは、一番衝撃を受けました。
本震が起きた日の朝、熊本城の様子をネットで確認してみましたら、宇土櫓の続櫓がないことに気付き、信じたくない光景が目に入りました。
宇土櫓の続櫓だけでなく、重要文化財の北十八間櫓・東十八間櫓の倒壊、飯田丸五階櫓の石垣崩壊も同様です。
今は天守の復旧が中心ですが、宇土櫓と続櫓の復旧もできる限り、早くしてほしいですね。
コメントありがとうございます。
宇土櫓は今日もしっかり建っています。
続櫓が倒壊してしまったのは、悲しいですが、きっと宇土櫓が一番悲しいと思います。寂しいと思います。
重要文化財については、復旧工事について何も発表されていないので、今後どうなるのかさっぱりわかりませんが、一日も早く復旧してほしいです。