熊本城稲荷神社の斜め向かいにある高橋公園は戦前第六師団長官舎ありました。
正門の石門は当時のまま残されていましたが熊本地震で崩壊。
熊本人ならここを通った人は多いと思います。
でも、歴史に興味がなければ、ここの門は、ちょっと古めかしい門があるなーぐらいの認識かも。
私たちくまもとよかとこ案内人の会のメンバーは修学旅行生とここを訪れることが多々あり、私たちにとってはなじみ深い場所です。
だから、見事に崩壊した門を見て言葉を失いました。
高橋公園には幕末の思想家・横井小楠を中心に、明治維新の功労者である勝海舟、坂本龍馬、横井小楠、松平春嶽、細川護久の銅像があります。
これらは大丈夫でした。銅像は強いですね。
でも、ここから見える景色が変わってしまいました(T_T)
以前は像の向こうに東十八間櫓と北十八間櫓が見えました。
ここから見る東竹之丸の石垣と櫓も美しかったんですが・・・。
西南戦争で熊本城を死守した熊本鎮代司令長官・谷干城の銅像です。
こんなに景色が変わるとは・・・。
ここからは崩れた熊本城が嫌でも視界に飛び込み、ちょっと辛かったですね。
市役所の旧・正面玄関です。こちらは私が見た感じでは特に被害はありませんでした。
昨年の秋、修学旅行生を案内したことを思い出したら、感傷的になってしまい・・・。
また修学旅行生と一緒にここを訪れたいです。一日も早くその日が来ますように。
熊本市発展の基礎をつくった第7代熊本市長・高橋守雄(たかはしもりお)氏の像です。こちらも大丈夫でした。
高橋公園はこの高橋守雄氏の功績をたたえて昭和47年(1972年)建設された公園です。
熊本市中央区千葉城町(高橋公園内)
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