くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

熊本地震前の平左衛門丸から見た宇土櫓と続櫓

2017年02月03日 | 熊本城 

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慶長年間に建てられた宇土櫓。

本丸の北西の隅、20メートルの高石垣の上に建つ3層5階地下1階の櫓です。この宇土櫓は明治10年の西南戦争、明治22年の熊本地震、先の大戦、そして今回の熊本大地震でも大きな被害を逃れたとても力強い、運のいい櫓です。

現在は加藤神社から宇土櫓を眺めることができますが、中には入れないので平左衛門丸からの宇土櫓を写真でご覧くださいませ~♪ 

 

平左衛門丸から見た宇土櫓と続櫓です。重要文化財です。

熊本大地震で宇土櫓は踏ん張り、今現在もしっかり建っていますが、続櫓は悲しいことに倒壊してしまいました。

見事に崩れぺちゃんこです。現在は白いシートで覆っています。

宇土櫓、続櫓、二階櫓はくっついていて、いつも一緒だったので、この姿が永遠に続くと思っていました。それが今は宇土櫓だけ単独で建っており、なんか宇土櫓が寂しそうに見えます。 

 

 

熊本城の天守閣の破風は曲線美が美しい千鳥破風(ちどりはふ)と唐破風(からはふ) です。すごく優しい感じがしますが、宇土櫓は力強い直線の起り破風(むくりはふ)。

宇土櫓が『どんなことがあろうが、天守閣を守ってやる!!!』と櫓全体で断言する強さがここにあります。

 

 

中に入りたい!!!

普通、この時期、櫓の中はとても寒く、廊下を歩くだけで足が冷えます。だから、いつもよりもぶ厚い靴下を履いて、この中に入っていました。

今年の冬はそんな日々が懐かしく思い出されます。 寒くてもいい、冷たくてもいい中に入りたいよー。

 

宇土櫓の最上階から見た大小天守閣。 

下から見上げる天守閣もいいですが、宇土櫓から見る天守閣も最高です。

近いようで、遠い存在で、 ここからの見る天守閣との関係がドキドキして好きです。 

 

 

くまもとよかとこ案内人の会は、

熊本城を中心に熊本市のよかとこ!(良い所)をご案内しています。

熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。

無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
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城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
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ガイド料は無料ですが、交通費としてガイド1名に付き2,000円お願いしております。 

 

観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
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熊本市中央区二の丸1番1-3 
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電話 096-356-2333


熊本地震前は本丸御殿2階でおいしい本丸御膳が頂けました

2017年02月02日 | 熊本城 

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昨日の熊本城本丸御殿に続き、今日は御殿の二階で~す♪

熊本地震の前、一階は誰でも入ることができましたが、二階はお食事処になっていて『本丸御膳』を予約した人しか入れませんでした。

私は以前こちらでお食事をしたので、その時に中もじっくり見てきましたぁー。 

二階から大台所がよく見えます。

江戸時代、上から監視していた人もいるでしょうね。

往時、二階は器などの道具を保管していたそうですが、二階から一階は丸見えなので、何をしているのかよくわかります。これでは絶対に悪いことはできませんね(笑)

 

 

江戸時代の肥後藩の献立を再現した本丸御膳。

本丸御殿の中で、由緒ある御膳をいただくことができ、感激しました。

また、食べに行きたいなーって思っていたら、地震が起きてしまい、しばらく御殿の中で頂くことはできません(泣)

でも、でもですね、青柳さんでいただくことができます。 

熊本城 本丸御膳 (郷土料理 青柳)

 

 

 

 

 

 

本丸御殿の大台所の見どころは太い太い立派な梁です。

一階からも見えますが、二階は間近でみることができ、その迫力はすごいです。

今、これだけのものを見ることはなかなかできないので、本丸御殿は熊本城の自慢です。早く以前のように中に入れるようになるといいなー。その日が一日も早く訪れることを願い、今日も私たちガイドは元気よくお客様をご案内します。 

 

 

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本来なら2月は本丸御殿の大広間を開放していましたが・・・

2017年02月01日 | 熊本城 

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2月に入りました。寒い日々が続きますが、熊本城では修復、復旧に向けて朝早くから作業員の方々が頑張っています。

その姿を見るたびに、胸打たれるものがあり、どうか無事に作業が終わりますようにと祈っています。

 

ここは本丸御殿の大広間です。写真は2015年2月に撮ったものです。

本丸御殿は築城400年を記念して、平成15年に着工し、20年に竣工したものです。

普段は大広間縁側から大広間を見学するのですが、2月だけは大広間が開放され中に入ることができます。 

 

 

いつも廊下から見ていた若松の間も間近で見ることができます。

障壁画の見事なこと。ここの前で見ていると時間の経つのを忘れるぐらい見入ってしまいます。 

 

 

そして、もっとすごいのが本丸御殿で一番格式の高い昭君の間です。

下地に金箔を重ね、その上に岩絵具で描かれているんですが豪華絢爛。

 

この部屋は豊臣家が危うくなった時、秀吉の遺児である秀頼を迎えるために作った『将軍の間』の隠語であるとの説もあります。 

 

 

天井もそれはそれは見事で、折り上げ格天井で草木や木の花の絵で飾られています。

 

本丸御殿は大名文化の枠を集めた空間で、地震前はたくさんの人が訪れ、落とすれた人たちが皆この美しさに豪華に魅せられたものでした。

地震で建物の構造や天井画、障壁画などには影響は見られないものの、壁面のしっくいがひび割れたり剥げ落ちたりしました。また石垣の地盤沈下によって廊下などが傾きました。

修復方法や時期などは発表されておらず、今後についてはまだ何もわかりません。

 

 

 

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