TRIVIAL JUNK Blog

ダラダラコスプレイヤー”克晴”の、コスと映画とその他諸々。

WALL・E ★★★★★

2008-12-23 23:51:14 | 映画
ロボ萌えの新たな境地
<公式サイト>

数々の傑作CGアニメを送り出すピクサーの最新作。
実はピクサーアニメをマトモに観たのは今回が初めてだったり。


<感想1>
もうとにかく主人公・ウォーリーの一挙手一投足が可愛くて仕方ありません。表情もなく、台詞もほとんどないにも関わらずこの可愛さは見事の一言。
双眼鏡っぽい目を輝かせながら宝物(ゴミ)をコレクションしたり、ペット?のゴキブリロボをうっかり踏んで超慌てたり、恐怖のあまりハードディスクの中身が一発で飛びそうなほどガクガクブルブルしてみたり(いやHDなんて使ってないでしょうけど)と人間よりも人間らしい動きばかりで眺めてるだけで飽きません。
特に昔のミュージカル映画を観てダンスや「手を繋ぐこと」に憧れる様子は、あまりの愛おしさに一台欲しくなります。
録音再生が出来たり熱線を出せたりと意外に多機能なのも観てて楽しいです。

<感想2>
ウォーリー以外のロボットも非常に魅力的。
筆頭はヒロイン的な立ち位置の最新探索ロボット・イヴ。何かあるとすぐサイコガンをぶっ放す大変強気なヒロインですが、最初は「邪魔くさ…」という感じでウォーリーを見ていた彼女が次第に通じ合っていく様がもう実にキュンキュン来ます。

他のロボットたちも(ゴキブリ含め)、アメリカンアニメお得意の大げさモーションが全く嫌味になっておらず、どいつもこいつもマジ可愛い。家に欲しい。

<感想3>
上記のロボットの挙動も含め、とにかく映像に一切隙がない。これはもうさすがの一言。
ただ技術が凄いというだけでなく、遊び心も満点で何度でも観たくなります。700年後だっつーのにウォーリーが世界最初のビデオゲーム「ポン」で遊んでるのとか最強に笑った。
多分これブルーレイの画質で観ればさらに凄いことになるんでしょうなぁ。

<感想4>
基本的にはシンプルなお話ではあるものの、色々と伏線が仕込んであったりして退屈な印象は全くなし。
ファミリー向け作品ということなのか、後半の展開に少々うまく行き過ぎの印象はありますが、ちゃんと展開の根拠付けはされてますし個人的には問題ありません。
まぁ人によってはこの辺がひっかかったり、ウォーリーに感情移入出来ないと前半が冗長に感じたりするかも知れません。
この辺はもう好みの問題かと。

<感想5>
このテの「便利さのあまり人類総メタボ」という未来像において、なにゆえ「アスリート」という人種が消えてしまうのかは永遠の謎です。

<感想6>
っていうかなんで船内に監視カメラないんだろう?

<感想7>
クライマックスでは不覚にも涙が!
ウォーリーの願い、イブの必死さ、そこに至るまでの様々な伏線、そしてその時のウォーリーの動きと全てが見事に噛みあってもう涙腺がヤバかった。
手を繋ぐって…いいよね…(俺相手いねーけどな!)(そーいやクリスマスですねっ!)


そんなわけで久々に大当たりの映画でした
映像の迫力が凄いので、是非とも映画館で観て欲しい一本です。



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2 コメント

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Unknown ()
2009-05-04 01:59:09
相互TBありがとうございます!
冒頭のシーンはウォーリー自身は結構楽しく過ごしてる感じで、だからこそ「1人」ってのが際立つんですよねー
純粋で素朴な思いを見事に描いた傑作ですね!

評価ポイントってよく見かけますけど、自分で勝手につけてるわけじゃなかったんですね
時間がとれ次第ぽちっとさせていただきます!
返信する
TBありがとうございました (シムウナ)
2009-05-01 06:57:00
TB有難うございました。
ウォーリーとイブの心の交流は
忘れかけていた純粋な愛を気付かせてくれました。
冒頭30分無音でしたが、ウォーリーの孤独な姿が
伝わる見事な演出でした。
様々な小ネタも盛り込み、子供たちに後世まで
伝えていきたい映画です。

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おきました。

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