その2は
こちら
利尻島北部・鴛泊(おしどまり)港到着は14時過ぎ。ここから再びバス移動
姫沼を散策。
名前からしてさぞかし悲劇的な伝承があるのだろうと思いきや、由来は
単にひめマスを放流してたからという脅威の脱力スポット。
まぁ由来はともかく、景色の美しさはかなりのものです
礼文島と違って高い木も多いので、また違った雰囲気を楽しめます
2枚目の山はおなじみ利尻富士
ちょろちょろと申し訳程度に流れ出る湧き水
ひんやりしてて気持ちいいですが、量的に汲むのは難しいです
15分程度で沼を一周したら再び移動ー
ペリー来航の5年も前に日本に渡り、日本初の英会話教師として通訳を育てた
ラナルド・マクドナルドの上陸記念碑。
らんらんる(ry
島をぐるっと回って、南東に位置するオタトマリ沼へ。姫沼よりも一回りデカい。
条件が揃えば、利尻富士による「逆さ富士」も拝めるとか。
見上げる位置によって表情が変わるのが利尻富士の特徴。
さっきの姫沼では比較的なだらかな印象でしたが、こちらではかように険しい表情に。
ところでこの稜線、どっかで見たことありません?
そう、実は「白い恋人」のパッケージイラストは、この沼から見た利尻富士なのでした。
メーカーのサイトにも載ってないトリビア。
売店のイスを占領する謎のリスども
ちなみに売店では熊笹茶やコーヒーを無料サービスしてくれました
熊笹茶とハマナスのミックスソフト
ハマナスはあんまり存在感なかったけど、熊笹茶の香りの良さはなかなかグッド。
島の南端に位置する仙法師御崎公園。
2枚目は天然のいけすとなっており、かつてはニシン漁に活用されていたそうです
南西部にある奇岩、寝熊岩(上)と人面岩(下)。
どちらもシルエットがそれっぽい、ということから
深くは追求しないのがこのテの物体を楽しむコツ
2日目最後の目的地、島の西端・沓形(くつがた)岬。
特に何も無い場所ですが眺めは良好です。
車中より日の入りを激写。
そんなこんなで本日のホテル、北国グランドホテルへチェックイン。
日本最北の天然温泉、更に最北の露天風呂も備えるステキなホテル。
7時までは「風呂上りに生ビール無料」のサービスが特にステキ!
ただし露天風呂は本館と別館のスキマにあるので眺めはアレです。
売店にあった時代の寵児
初日のホテル礼文に負けない豪華な晩御飯。
特にうにご飯の美味さは最高!
イクラうめー!シラスうめー!
しかし残念ながら朝食はなんか微妙でした。
せめて珍しいモン喰っとこうとトド肉に手を出してみましたが、あの獣臭さに耐えるにはかなりの鍛錬が必要です…
3日目は朝一番でフェリーに
カモメ君も我らをお出迎え
と思いきや港にいた鳥の大半はカラス
この便は混むと聞いてたので、今回に限り一等船室(別料金)を利用
さすが一人頭2千円もとるだけあって座り心地は最高でした
利用者のほとんどは寝てました。俺も概ね寝てました。
そんなわけで再び稚内へ戻り、バス移動ー
稚内西北端、ノシャップ岬
夕日の時刻にはカメラ好きが大挙して押し寄せるそうな
この日もバッチリ拝めた利尻富士
ガイドさんいわく、3日間通して利尻富士が見られることは滅多になく、一度も拝めないまま帰る観光客もザラだとか
今回はホントにラッキーでした
岬で発見したハマナスの花と実
3日間通してハマナスの花が見られたのはこの時だけ
バラ科だけあって花の香りは素晴らしいです
これで観光は全て終了、稚内空港へ移動。
さぁお土産購入ターイム
あまりにも危険な香りを漂わすゲテモノドロップ
買ったら流れ的に絶対自分でも食うハメになるので購入は諦めました
お土産にプラスして自分用にマルセイバターサンドを確保
レーズン苦手なんだけどなぜかこのバターサンドは大好物です
事前に旅行会社を通じて買った「林蔵弁当」を機内にて
さりげなく全体的な質が高くて大満足の一品。タコの唐揚げが特に美味かったです。
ただ醤油を何に使うべきだったのかは謎。
こうしてぼくの道北旅行はほくほくな結果に終わったのでした。
総評としてはですね、やはり道南や道東に比べると
ぶっちゃけ地味です。
道南・道東は行く先々で色々食べ歩いたり、珍しいモン見たりと楽しみが多いのですが、道北はうにと昆布ぐらいしか目立った食べ物がないですし、見るものも「景色」に集約されてしまいます。
なので雨なんか降った日には、何も出来ずに帰ることにもなりかねません。(特に礼文は風も強いのでバスから出られない可能性すら)
しかし天気に恵まれさえすれば、景色の素晴らしさはやはり格別です。
海や山、花を眺めたり写真に撮ったりするのが好きで、なおかつ
晴れ男・晴れ女な人なら充分オススメのスポットです。
特に利尻富士の美しさは一見の価値あり。時間と体力に余裕があるなら登山もいいかも知れません。
なんにせよ楽しい旅行でした
北ばっか行ってるので次は九州にも行ってみたいなぁ