ロッキーvol.52

メニューを見ながらわいわいがやがや

7人という人数もいいね。
七人の侍じゃないけど、このぐらいの小グループって全員一緒に同じ話題で話せたり、ちゃんとひとの話を聞けたり、大人数でドンちゃん騒ぎするのも楽しいけど、それと同じくらいこういう少人数での会食も大好き。




あんまりお腹が減ってないとか、デザートまでは食べないとか、いろいろ言ってたけど最後は結局みんなでデザートまで食べて満腹に。



ホテルに戻るのにまたタクシーを呼んでもらう。
またさっきのタクシードライバーだ。


もうすっかりお爺さんと呼んでいい風貌のドライバーは実はカルガリーから出張できてるそうな。

この辺りの安宿に泊まり週5日間タクシーを運転し、2日間はカルガリーで過ごすんだと。

ドライバー暦は30年で今までは観光バスの運転手をしていたそうだがバスは長時間労働なのとスーツケースを100個とか運ぶのでもう疲れたから引退してタクシードライバーをやっているそうだ。


さっきからひっきりなしに携帯電話が鳴る。

　「じゃあ10分後に」

　「20分後に」

　「25分後に」

次々にお呼びが掛かる。


この時期レイクルイーズにはタクシーは5台しかいないんだと。



そうだよなーそんだけ競争率が低ければ強気の商売もできる訳だ。
10分乗って42ドル（4500円）も払わせられるんだもん。

「高い、嫌だ、もっと安くしろ」

と言ったところで

　「嫌なら別のタクシーに乗りな」

って言えちゃうよなー。




もう10pm過ぎてるー、ジャグらなきゃ！








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ロッキーvol.51

駅　Station（ステーション）

あー疲れた。
フツーに走ってるけどここの標高1600メートルだからね。
ちょっと走っただけでも息も切れるし、疲れるよ。
ふーーーっ高地トレーニング終わり。




3泊目のシャトーレイクルーズ
3泊目であり最終日のレイクルイーズだ。

明日へリスキーへ行き、そのままバンフへと移動して行く。
今晩で最後ということでどうしても”ジャグジー”には入っておきたい。


6:00pm頃ホテルに戻り希望者とレイクルイーズ・ビレッジにある「Station（ステーション）」と言う西北米料理のレストランへ行く。


レストラン組
じぇみぃ（仮名）、あさちゃん（仮名）、まきちゃん（仮名）、番長（仮名）、もりりん（仮名）、KANちゃん（仮名）、karl



部屋メシ組
その他大勢

タクシーでしかホテルからレストランまで行けなんだけど、所要時間10分。


タクシーはひとり6ドル


7人だから42ドル


往復で84ドル


高け～～～～～～っ！





事前情報によるとこの「Station（ステーション）」ってレストランは場末な感じでかなりショボイと、料金と味はマッチしているかな。
とあまりいいものではなかった。

が、しかしお店にはいると悪い評判とはうって変わって木作りの暖かな雰囲気がすごくあって、小さなレストランならではのアットホーム感もありグッド。

誰だ、ショボイなんて言ってたの！？　

百聞は一見にしかずだねぇ。









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ロッキーvol.50

ハラハラどきどき


＜みんな無事せでほっとしている・・・＞



みんなが揃ったところでバス停へと急ぐ。

「karlくん、明日のテレマークなんだけどレンタルあるかな？」

しまった～～、そうだまきちゃん（仮名）はテレマークを楽しみしてたんだ。
シャトーレイクルイーズではレンタルがなかったのでスキー場で調べようって昨日から言ってたんだ。
無事に帰ってくるか心配している時間に調べに行ってれば良かった。

「ごめん、ごめん、今見に行こう」


ダッシュでレンタルショップへ。



「テレマークのレンタルってある？（英語で）」

「う～ん、あったかな？ちょっと聞いてくるから待ってて（英語で）」

「あるといいね（日本語で）」

「うん（日本語で）」

「ごめんねー、テレマークのレンタルはないんだ（英語で）」

「何処に行ったらレンタルあるかな？（英語で）」

「バンフの町まで行けばあるけどな、あとは聞いた事ないな（英語で）」

「そうか、ありがと（英語で）」


残念ながらありませんでした。
バス停へ向かう。







もりりん（仮名）が

「karl、スキーグローブ片方無くしたの届いてるかな？」

しまった～～、もりりん（仮名）がランチ前にグローブ片方無くしたの忘れてたぁ～Lost&Fondへ見に行くんだったーー！！
って、こっちも先に調べておけばよかった～～


それにしてもすでにバスの出発時間5:15pm



「もりりん（仮名）、先にバス停行こう」

バス停について
「おれが見てくるから時間稼いでバスに乗って」


Ｂダッシュ！Ｂダッシュ！


Lost&Fondで、もりりん（仮名）の片方のグローブを見せながら
「このグローブ片方探してんだ（英語で）」

「あれ、見たことあるわ（英語で）」

「ほんとう？（英語で）」

「ちょっと待っててね（英語で）」


ちょっと待ってる時間もないんだけど・・・


「これと同じじゃない？（英語で）」

「そう、これこれ！！（英語で）」

「よかったわね」

「ありがとう、バスが行っちゃうからもう行くね、ありがとう」


Ｂダッシュ！Ｂダッシュ！Ｂダッシュ！Ｂダッシュ！


バスに猛ダッシュで戻る。

良かった、バスはまだ居た。
グローブを振りながらバスへ乗り込む。
「あったよ、あったよ、あったよ」


あー間に合った。
今日は最後までドキドキはらはらだったよ。







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