ロッキーvol.58

ビーコンテスト


先ずはもはや『カオル企画』では当たり前のグッズとなったビーコンの説明を屋内で受ける。





屋外へ出てビーコンの操作方法と万一雪崩に遭遇した時の対処方を学ぶ。
屋内へ戻りトイレを済ませ、今度はビーコンを装着し、スキーを持ってヘリポートへ向かう。
いよいよだ。



ヘリポートでは
＠乗るときの注意
＠降りるときお注意
＠待つときのポジション
教えてもらう。



最後に、ビーコンテスト。


ちゃんと作動するか、万一雪崩に巻き込まれた時発信機が正確に動くか確認する。
ひとりずつデレック（仮名）の前を通り過ぎて行く。


ピーピー





みんな大丈夫





びぐぃお～ぶおんごー





けたたましい音が鳴り響く、誰だ？





番長（仮名）だ、びぐぉ～ぶごぉー






ヘンな音と笑い声がこだまする。


さすが番長（仮名）だ。





もう一度山小屋へ戻る。





そのころ別働隊は・・・・








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ロッキーvol.57

Very Excited！


ドライブしながらロッキーの観光ガイドもしてくれる。
アルバータ州→ブリティッシュコロンビア州へ入るところや、分水領の場所話をしてくれた。
この辺りの山岳で起こる雪崩の話もしてもらったんだけど実はおれ心配事があったんだ。


昨日、ゴールデンの隣のレベルストックというところで大規模な雪崩があった。死傷者は出ていないようだけどニュースでもバンバンやっていた。
数日前から今回のヘリは雪が降り過ぎて雪崩の危険が高過ぎる為中止になるんじゃないかとも思っていた。


こんな怖い雪崩の話をする時だけはデレック（仮名）と英語で話す。
おれがどれだけ心配しているか、実際どうなのか、安全には気を配ってもらいたい、etc.　


デレック（仮名）もガイドとして当然のことと考えてくれているようでおれの申し出を快く聞いてくれる。
この会話ができたことでおれはデレック（仮名）をもの凄く信頼できたし、任せて大丈夫だと確信した。



ヘリポート到着。

真っ赤なヘリとかわいらしい山小屋風の建物がある。



建物内には雰囲気のよい暖炉なんかがあって「カナディアンロッキーでヘリスキー」という気分を盛り上げてくれる。

もりりん（仮名）は去年（06年）も来ている。


＜静かにリベンジを誓うもりりん（仮名）＞

去年は飛ぶには飛んだが1本滑ったところで天候不良が原因で帰ってきてしまったんだと。
今回は去年のリベンジだ。意気込みも違う。


KANちゃん（仮名）はレンタルスキーだ。


＜ヘリダディの戦闘力は並じゃない＞

いつもゲレンデをダンサーの様に華麗に滑っているが、この『カオル企画』では普段滑らない深雪、ツリー、といったオフピステばかり滑らされ（？）いささか閉口気味になっている。
今日はファットスキーを借りて戦闘力をUPしてヘリスキーに挑戦だ。



山小屋では和やかにお茶なんかすすりながら案内を待っている。
出発前の興奮冷めやらぬといった写真を撮りまくり、みんな笑顔にはいっぱいのドキドキとワクワクが詰まっている感じだ。

免責書（死んでも責任取りませんよーという紙）へのサインも終わり、チーフガイドのダニエル（仮名）による挨拶と注意事項の説明が始まる。


＜チーフガイドのダニエル（仮名）＞



今日のGRPはふたつ。
『カオル企画』とドイツ人GRP（全員が独人かわからないが身体がでかくビールが好きそうなので独ということにしておく）。


ダニエル（仮名）が英語でひと通りの説明を終える。
みんな半分くらいは理解しているようだがところどころわからないところもあったらしくぼけーっとしているが、その後デレック（仮名）から日本語で説明してくれる。




デレック（仮名）が日本語ができてホント助かるよ。
英語オンリーならおれが超訳してみんなに伝えなくちゃならないからね。
特に危険が伴うヘリスキーだけに安心してガイドしてもらえる。








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