孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

ロッキーvol.48

2007-05-24 11:02:59 | カナディアンロッキー 2007
おれたちはバディだ

レーオ!

レーオ!

呼びかける声にも反応がなくなる。



このタイトなツリーもコース上へ逃げることもできる。
最初に言ったように迷ったらゴンドラ下を滑れば必ず帰ることができるのでゴンドラを目指して帰ってくるはず。

バディのもりりん(仮名)とツリーを進み整地コースを何度も横切っている。
疲れてどうしようもなければここから滑り降りていく事も可能だ。

標高差1000メートルのツリーラン。
雪はいいがツリーがタイトすぎる、でもそこが面白い。
自分の持っている技術と体力でこのツリーを攻めて行く。


何度目かのコースを横切った時に


「もりりん(仮名)まだ滑れる?」


「もうやめとく」


「karl独りで行って」


「もりりん(仮名)、おれたちはバディだから最後まで一緒に滑ろう
「じゃあ、こっちの整地コースを滑ってビレッジに戻ろう」





気持ちよーく整地を飛ばしてビレッジに戻ると
う~やん(仮名)、ゆきちゃん(仮名)、つかちゃん(仮名)の3人が無事に滑り降りている

他のみんなは?

しんちゃん(仮名)、かずお3(仮名)、番長(仮名)の3人も無事に合流



残るは4人、あさちゃん(仮名)、まきちゃん(仮名)、KANちゃん(仮名)、じぇみぃ(仮名)。




4:30PMを目前に
ゆきちゃん(仮名)「最終の時間なんでお先に失礼します。」


失礼してくれ、失礼してくれ、こんな遅くまで付き合ってくれてありがとうね。
すっげー楽しかったよ。


「じゃ、金曜日ね」

「はい」



我らの最終バスの時間も迫ってくる、最終バス5:15M
4人以外の買い物チームも合流し帰り支度を始めてもらう、トイレ、買い物など等。




ツリーランの最中で怪我でもしてないかな?


道に迷ってないかな?


いろいろなことが頭をよぎる中、最終決断を迎える。









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ロッキーvol.47

2007-05-24 00:13:21 | カナディアンロッキー 2007
バディ



レイクルイーズ最後の1本のツリーラン。

もりりん(仮名)とバディを組んで滑っていく。
途中で、レーオ! いつもの掛け声。
仲間達の安全を確認していく。レーオ!




おやおやしんちゃん(仮名)、こんなところでなにしてるんだい?

それに君のバディのゆきちゃん(仮名)は?

なに?置いてかれた?







おやおやかずお3(仮名)、こんなところでなにしているんだい?

それにバディのう~やん(仮名)は?

なに?置いてかれた?






おやおや番長(仮名)、こんなところでなにしてるんだい?

それにバディのつかちゃん(仮名)は?

なに?置いてかれた?






バディを組みなおして再出発だ。


左端いっぱいいっぱいまでパウダーを追い求める。
パウダー、パウダーいい感じだ♪

見上げるとゴンドラが遥かむこうに見える。
バンダリーとの境界線まできたことだし、ここ進路を右へとる。


相変わらずパウダー、パウダーで楽しいのだけれど、
木と木の間隔が狭すぎたり、かなりの急斜面だったり、悪戦苦闘を続けることになる。

レーオ!

レーオ!

呼びかける声にも反応がなくなる。







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ロッキーvol.46

2007-05-23 14:55:16 | カナディアンロッキー 2007
ヘルメット着用推進派



安全の為に帽子を被りましょう」とはSAJでも言ってるよね。

デモの伊東秀人さんも「どこで誰が見てるかわかんないからちゃんと帽子被ってる(笑)」って言ってた。
チクるひとがいるんだって、「ヒデトさんはウィスラーで帽子を被ってなかった」って。
そんな訳でスキーヤーのお手本とも言うべきデモンストレーターは海外のウィスラーまで来ても常にお手本であった。
 


『カオル企画』でのヘルメット普及率も年々UPしている。
03年 バルディゼール  さそうさん(仮名)のみ
04年 ファーニー    う~やん(仮名)、たつ兄(仮名)、karl
05年 ツエルマット   う~やん(仮名)、たつ兄(仮名)、karl、じぇみぃ(仮名)
06年 シャモニー    karl、じぇみぃ(仮名)
07年 ロッキー     う~やん(仮名)、つかちゃん(仮名)、もりりん(仮名)、じぇみぃ(仮名)、かずお3(仮名)、karl


これだけ滑る場所の危険度が上がってきている中ヘルメット未着用というのが気になってきた。
『カオル企画』参加者にヘルメット着用義務をするつもりはないけれど、推進はしていきたい。




06年にウィスラーで一緒に滑り「ウィスラー支部長」に任じてもらった粉雪と温泉をこよなく愛するスキーチームOSB(温泉スキー部)。
日本全国からウィスラーに集まった彼らのヘルメット普及率はなんと100%


当然おれもヘルメットを被りガイドさせてもらう。
もともと足前はベリーグッドなわけだから鬼に金棒なわけでどんな斜面へも案内することができた。
これってすごく大事なこと。
すごく楽しく一緒に滑れたし、また一緒に滑りたいと強く思っています。




自分が怪我して痛い目遭うだけだからいいじゃん」って言う人もいると思うんだけど、独りで滑ってるならそれでもいいけどさ、グループで滑ってる時はそうはいかないことが多いよね。

怪我人が出たらそこで今までの楽しさは全て止まってしまうんだ




頭から血が出たらみんな今まで通りに滑るわけにもいかない、病院へも行かなくてはいけない、怪我人がでたのにうひょうひょ言って滑るわけにもいかないでしょ。

怪我した人はいいけど(良くないけど)、怪我しなかったひとたちのことまで考えて一緒に遊んでもらえるもっと嬉しい




怪我してから被っても遅いからさ、滑走技術が高ければ高いほど、滑走スピードが速ければ早いほど、怪我したら小さな怪我じゃ済まないからね
ヘルメットを被りましょう。(ヘルメット着用推進派)


注意 けっしてSAJのまわし者じゃありません。
コメント (5)
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ロッキーvol.45

2007-05-22 14:12:01 | カナディアンロッキー 2007
自己責任

06年に新人ガイドが「カイバーパス」と言うゲレンデ外コースへ華族を連れて滑りに行き大変な目に遭わせてしまったことがあった
これが元で反省文と「バンダリーについて」という作文当時の鬼チーフ(ダースベイダーのテーマソングで)が書かせたのはあまりにも有名な話


でも実はこの「カイバーパス」はローカル(地元民)にとっては”メジャーコース”なのだ。



JASEN(ジェイスン)と一緒に「カイバーパス」を滑る時にはツリーランの途中でハイクアップをする。
そこには正真正銘の誰も滑っていない裏ルート裏カイバー」があるのだ。


<裏カイバーってこんな感じで腰まで埋まってラッセルが進まない>



そんなJASEN(ジェイスン)達と一緒に滑る時に約束事がひとつだけある

ヘルメットを被ること


JASEN(ジェイスン)はヘルメットを被らないと一緒に遊んでくれない
普通にゲレンデを滑ったり、バックカントリーへ行くけれど、スリルと危険がつきまとうツリーランへ行く時にはヘルメットは必須アイテムだ

ウィスラーには「日本では間違いなく滑走禁止だろう」というところがゲレンデ内にたくさんある。
自己責任」で滑らせてくれているのだ。

そしてその「自己責任」での滑走で毎年何人ものスキーヤー、スノーボーダーが命を落としている


JASEN(ジェイスン)の友人もそのひとりだ
彼は01年ウィスラーのツリーラン滑走中に木に激突して3日間生死をさ迷い帰らぬ人となった、享年23歳。
あまりにも早すぎる死だ。


カナディアンの彼は幼い頃からウィスラーで滑っていて、ボードの腕前も、体力も問題なかった
いつもヘルメットを被りボードを楽しんでいた彼だったがその事故の日だけはヘルメットを被っていなかった


とっても悲しい事故だったと当時を振り返るJASEN(ジェイスン)。
そして「絶対にヘルメットを被って来い」と言う。


Jasenと一緒に滑った写真たち ←クリック
(写真右上の小さな写真が「次へ」のアイコン)







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ロッキーvol.44

2007-05-22 05:25:37 | カナディアンロッキー 2007
あなたはヘルメットを被りますか?


おれは日本で全くツリーを滑ったことがなかった

98年に初めてウィスラーへきた時に当時古株と言われていたWさんと(仮名)一緒に滑り、整地、コブ、急斜、深雪、どこでも喰らいついていったけどツリーだけは駄目だった・・・

全然滑れなくって、完全に置いてかれて、ひーこら言ってリフト乗り場で待つWさん(仮名)と合流できた。



当時は日本でツリーランをする経験なんてなかったからね、北志賀竜王でイントラやってた96年「木落としコース」ってのがあってそこが唯一ゲレンデ内でツリーを滑れる場所だったな。
スゲー急斜面で木々がたくさんあって、、、って印象だったけど今行ったらどう思うんだろう



ウィスラー・ブラッコムの醍醐味は「ツリーラン」だ。
おれはツリーランだけで6日間ガイドができる
それくらいツリーランに精通している自負がある


それは自分で迷子になりながら開拓したコースもあれば、友達に教えてもらったコースもあるし、よくわかんないけどお客さん連れて行ったら喜んでくれてそれから得意のコースになったところもある。




ツリーランを大得意とし、おれに幾つものコースを教えてくれた友達はJASEN(ジェイスン)Michele(ミッシェル)のボーダーカップルだった。

Jasenたちと一緒に滑った楽しい写真 ←クリック
(写真右上の小さな写真が「次へ」のアイコン)


彼らはバンクーバー生まれのカナディアンでJASEN(ジェイスン)がウィスラービレッジインに勤めていた事もあり仲良くしていた。



02年ごろから休みが合えば一緒に滑っていた。
彼らはまさに「パウダージャンキー」。
それと一切手加減なしで滑るのでこっちも本気の滑りをしなくてはならない


日本人同士で滑ることがあってもお互い気を遣って100%力をだして滑るということは先ずありえないけどカナディアンの彼らと滑る時は常に100%の力を要求される


万一彼らに「karlは大したことない、ついてこられない」なんて思われたら今後誘ってもらうことはないだろう。

彼らは純粋にパウダーを楽しみたいが為にスノーボードをしているので「気を遣う相手と一緒に滑る気はさらさらない


ゲレンデ内にもものすごいツリーランがたくさんある
まあ先ずお客さんは連れてけないだろう、ついてこれないし、こんなでっかいスキー場で、
なんでこんな木の中ばっか滑んなきゃいけないんだ
ってクレームがくるだろう(笑)。
02年のアベさん(仮名)チームは間違いなくそう思ってたでしょう(スイマセン)






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ロッキーvol.43

2007-05-21 15:27:52 | カナディアンロッキー 2007
本日のラスいち


ゴンドラを上っていく。
狙いは当然さっき滑らなかったこのゴンドラ下
数本のトラックは入ってはいるもののまだまだ楽しめそうだ。

ゴンドラを降りる。
バディ確認!

「獲物はこのゴンドラ下です。」

「集合はレストハウス前」

「どのツリーへ入ってもゴンドラ下へ戻れば帰り道はわかります」

「絶対に安全に無事に降りてきて下さい」

「それじゃあ御武運を」

「May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを)」by STAR WARS




ゆきちゃん(仮名)を先頭に次々とツリーへ消えていく、残るのは喜声のみ

ゴンドラ終着駅からビレッジまでは標高差約1000メートル
ざっと6000メートルを滑ることになる。



左奥、左奥へと進んでいく。
ツリーはタイト、深雪もたくさん残っている、ここはほとんど誰もこないんだろうな

もりりん(仮名)とバディを組む、もりりん(仮名)は後ろを滑ってリズムを掴みたいと言うのでおれが先頭を行かせてもらう。
「おれのツリーは狭いとこ行くよ、ヘルメット被ってるからね、少々の木々はこっちから頭を出してなぎ倒していくよ。」


ツリーランとヘルメット。

ヘルメットは被りますか?






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ロッキーvol.42

2007-05-20 09:38:30 | カナディアンロッキー 2007
滑らないという面々


最近はガイド中にLOST(行方不明)が出ると見つかったお客さんに「スイマセン、スイマセン、スイマセン」って謝りまくるガイドが多い。
だけどひと昔前は違っていた。



これはおれが勤める前の話だけれど、スイスのツエルマットで
ガイドから離れてしまったお客さんへ
ガイドが「どーしてはぐれるんですか!(怒)ちゃんとみてなきゃだめでしょう!」
って叱りとばしていたことがあったらしい。
意外とそんな場面はよく見かけられたりもしたんだって。
(他社のガイドさんはびっくりしていたらしけど)


だだっぴろいスキー場でガイドは唯一の頼れるひと
みたいな図ができあがっていたし、お客さんもそれなりに心得ていたのと覚悟もあったはず、離れまいと。

今とはなにもかも違っていた時代の話。





00/01にウィスラーで新人スタッフだったトモミ(仮名)がよくLOST(行方不明)してたんだよ。
レストハウスの前で食事もせずに泣きそうな顔してお客さんが現われるのを待っていた姿を思い出すよ。






Paradise Chair(パラダイスチェア)で正面ゲレンデへ向かう。
森林限界の上Flight Chutes(フライトシュート)を滑ってツリーランに突入!
バディ確認!


ゴンドラ下が面白いと言うゆきちゃん(仮名)からのアドバイスでそっち方面へ滑り降りながらツリーを抜けていくが、おいおいもう2pmを回っているというのにこの雪の良さはなんだい


楽しく滑っている間にゴンドラ下へ入るタイミングを失いそのままビレッジまで降りてしまった。
いやーまだまだパウダー残ってるね♪


3pm
滑る組とお買い物組に分かれることにする。

【お買い物組】
くっしー(仮名)、しぇいこ(仮名)、あいちゃん(仮名)、くみどん(仮名)



このカルテットのお買い物組、フツーに買い物するとは思えん。
滑らないと言いつつ滑るのか!? 
それとももっとすごい悪巧みを考えているのか!?



【滑る組&バディ】
karl、もりりん(仮名)
う~やん(仮名)、たかだっち(仮名)
つかちゃん(仮名)、番長(仮名)
ゆきちゃん(仮名)、しんちゃん(仮名)
あさちゃん(仮名)、じぇみい(仮名)
まきちゃん(仮名)、KANちゃん(仮名)



最後の1本。
ゴンドラを上っていく。狙いは当然さっき滑らなかったこのゴンドラ下。
数本のトラックは入ってはいるもののまだまだ楽しめそうだ。







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ロッキーvol.41

2007-05-20 08:00:13 | カナディアンロッキー 2007
パウダーボウル


「みんなボウルへ行ったからおれたちも後を追おうよ!」





スキーを履いたままえっちらおっちら数メートル登ってボウルへドロップイン

午後だというのにこっちのバックボウルにはまだまだノートラックのパフパフパウダーが残っている。

Boomerang Bowl(ブーメランボウル)を奥へ奥へと進んでいく。
もう周りには誰も居ない。
多少ガスも出てきた、滑り出すなら今しかない!


いいいいいいい~~~~~~~~っやっほぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~~~


パウダー♪

パウダー♪

パウダー♪

パウダー♪

パウダー♪

いやーいいパウダーだったね、もりりん(仮名)。
みんなもここ滑ったかな?
うめーパウダーだったぁー



ここからスピードアップしてみんなを追う
予想以上に時間が掛かったからひょっとしたらもりりん(仮名)、おれが昨日のしんちゃん(仮名)状態?
不安がよぎる。



あっっ、Paradise Chair(パラダイスチェア)のところにみんないる
リフト乗り場横でくつろぎモードのみんなに追いつくことができた。



「どーですか、お客さん!」(ボウルの感想ききたくて)
おれが連れてきたゆきちゃん(仮名)のガイド最高でしょ?

きっとみんなもおれと同じように最高のパウダーにブチ当たったはず
みんなのこの笑顔がそう伝えてくれる。




罰ゲーム開始


行方不明になったもりりん(仮名)。


飛んでみたかったというあいちゃん(仮名)。








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ロッキーvol.40

2007-05-19 00:02:51 | カナディアンロッキー 2007
バルディゼール以来


(みんな凍えながら)更に1分経過。すげー風x5

「ゆきちゃん(仮名)先頭で先に行ってて、ここ寒すぎそうそっちへまっすぐ。

「じゃああとでね。」





(karl凍えながら)更に1分経過。すげー風x6
「もりりん(仮名)、どうしちゃったのかな?」



(karl凍えながら)更に1分経過。すげー風x7
「Jバー沿いに滑ってみようかな?」



(karl凍えながら)更に1分経過。すげー風x8
「『カオル企画』でJバー落ちたの待つの、
バルディゼールのきくちゃん(仮名)以来だな」



(karl凍えながら)更に1分経過。すげー風x9
「まだ上がってこないな。」



(karl凍えながら)更に1分経過。すげー風x10
「おれもボウル滑りたいし行っちゃうか!」←ウソウソ。




ようやくもりりん(仮名)の姿が見える。



「もりりん(仮名)大丈夫?」



「なんか調子悪かったんで大人しくしてたんだけど、それでも転んだ



「・・・・(苦笑)」




「みんなボウルへ行ったからおれ達も後を追おう!








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ロッキーvol.39

2007-05-18 14:25:21 | カナディアンロッキー 2007
寒い

ゴンドラ→6人乗リフト→ゲイバー→バックボウルへと行くはずだった・・・・

もりりん(仮名)が喰い過ぎ?調子が上がらない。

Jバーへ向けてツリーを滑っている時からおかしかった。
正確には6人乗リフトを下りたところからかな。


いつもは深雪もクラスとも整地もアトミック・スヌープダディ(karlとお揃い)大回りで勢いよく滑り降りてくるのにナゼかこのツリーではもたついている。



注意:この旅ではもりりん(仮名)、あいちゃん(仮名)、karlの三人がスヌープダディを使用している。しんちゃん(仮名)も買った?


ゆきちゃん(仮名)を先頭大多数はJバーへ乗りに行っている。
もりりん(仮名)と共にJバーへたどり着いた時にはみんなはすでに山頂へ向けて発ったあとだった。


ゆきちゃん(仮名)他みんなはガイドでないのでこんなお約束事が暗黙にあることは知らない。


「リフト、Jバーへの乗車は全員揃ってから」


これなんでだと思う?

1.安全確認
2.乗り場と降り場では降り場の方が寒い



14人の安否が気になりすぐにJバーの列に並ぶ。
Jバーは一人乗車なのでなかなか進まない、ちょっと焦る

「もりりん(仮名)、みんなが気になるから先に行くね」

と声を掛け2,3台早くJバーへ乗る。



まだツリーを滑っている仲間がいないか、Jバーから落ちた仲間がいないか、キョロキョロ辺りを見回しながら上っていく。終点だ。


風がビュービュー吹いている(すげー風だな)。


「みんないるー?」


「OK、じゃあすぐもりりん(仮名)くるからきたらすぐに移動しよう」


「こんなに風のすげーとこ居たくねーよ」




(みんな凍えながら)1分経過。すげー風
「もりりん(仮名)、もうくるから」




(みんな凍えながら)更に1分経過。すげー風x2
「あれ、おかしいなあ?」




(みんな凍えながら)更に1分経過。すげー風x3
「ちょっと変だね、もうきてなきゃおかしいよ」





くっしー(仮名)「karlが最後に来なかったのはまずかったんじゃない?
だってさっきからもりりん(仮名)おかしかったもん。」





(みんな凍えながら)更に1分経過。すげー風x4




「ゆきちゃん(仮名)この先のボウルにみんなと先に行ってもらってもいいかな?


「Boomerang Bowl(ブーメランボウル)滑ってParadise Chair(パラダイスチェア)まで行っててよ。」




ハイ







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