孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

Whistler ‐‐‐ ウィスラー

2008-12-24 18:47:58 | ウィスラー



ウィスラーに行ってきた。

仕事で。

ガイドじゃなくって視察ね。

仕事をお任せしているガイド会社さんがきちんとJALPAKがやりたいことをやってくれているかというのを見てくるわけですよ。

品質重視モットーにしているJALPAKとしてはよくやる視察です。

品質ではなくノリモットーにウィスラー駐在をしていたおれにこんな仕事が務まるのか? そう思うでしょ? おれもそう思いますが、まあなんとかなるもんです。サービス業としては水商売やFELOLOWはかなり高いポジションにいると思います。


ウィスラーもちろんなんだけど、バンクーバーもすっごいなんだ。

特にバンクーバーは普段降らない街だからエライことになっていて、飛行機の翼が凍っちゃって出発できなかったり、滑走路に雪が積もって飛び出せもしないし、着陸もできなかったり。

道路の除雪が間に合わなくて観光へ行けなかったり、フェリーが遅延、欠航したり、高速道路で車が立ち往生したり、ガケに落ちたり、とにかく被害がすごいんだ。

そしてそんなカナダ中のイレギュラーが報告さえるのでおれの部署です。
その情報を精査して、お客さんのこうむる被害をなるべく最小限に抑え、なおかつ日本の本店へ報告するのがおれの部署の仕事であり、おれの部署には今、おれしかいないので目の回るような忙しさ、っていうとジジくさいけど、マジで電話はなり続け、次から次えと情報が入ってくるわ、新しい事件は起こるわで、ほんとあっという間に時間がすぎてっちゃった一日でした

そんなんで自虐的に、
昨日ウィスラー行っていなかったツケがでたんですよ、仕方ないっス」って言ったら、
半分くらいは仕事でいったんだから貴方が悪いわけじゃないのよ」って。


ちょっと待て!

 

半分くらいは?

はんぶんくらいは?

ハンブンクライハ?



Non、ノン、のん


確かに楽しく滑ってきましたが、100パーセント仕事です。




楽しく、久しぶりにパウダーなんかも滑りましたよ。

ブラッコムグレイシアはまだクローズってなっていたけど、ロープくぐって滑ってきました。

歓喜大パウダー滑走となりましたよ、楽しかったです。

でも、100パーセント仕事ですよ。


明日のクリスマスイブもオフィスは半日しか開けないけど、間違いなく降り続くこの雪のおかげで残業です。
滑れない雪の為の残業ってサイアク

あーー、また滑りたい!


<エメラルドリフトから>



<ウィスラーMt.とブラッコムMt.を結ぶ夢のゴンドラ「Peak 2 Peak」乗りました>


<ブラッコムグレイシアの入り口♪>



<これを滑んなきゃダメでしょー>

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トロワバレーvol.91 粉雪滑走篇

2008-12-24 17:52:03 | トロワバレー 2008
メインディッシュ・バックカントリー
2月22日(金)---7日目 至福の粉雪滑走篇


至福の粉雪滑走後半戦に突入!



木々がみえるでしょ。
氷河エリアも終わり、ティンバーライン(森林限界線)も越えツリーも交えたパウダーランがここから展開していく。
益々たのしくなってくるよ。





シャア(仮名)の快心の一撃(滑走)






青い空と白い雪のコントラスト最高です。





うーちゃん(仮名)のパウダーセンサーが冴えまくる!




くみどん(仮名)、かっこいい~~~~






JP & カオル

JPはねー、スキー上手いよ。
すっごいバランスがいい。
5年に1回くらいしか転ばないんじゃないの。たぶん。
そんな感じで一緒に滑るのがとっても楽しかった
あ~またJPとも一緒に滑りたい。




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December ‐‐‐ 師走 3/5

2008-12-23 14:35:58 | ENTRI(エントリ)
坊主も走る師走 第三話(全五回)



すんげー楽しい約1ヶ月の欧州遠征を終えてからのひと月がしんどかった。
風邪をもらってきて全然治らねーの。
体重も激減して127ポンドまで落ちました。
ほねほねロックな感じでやばかったです。



3月末で一緒に働いていた大先輩が辞め、会社内のシステムも大きく変わり「ほんとうに大丈夫かねー」なんて感じの新年度が4月からスタート。



新人のパートさんを雇ってくれたんだけどおれの部署で欲しい人材と他部署先輩がおれの部署で働かせたい人材が異なって希望通りのリクルートができなかったことから始まった新体制はあんなこんなで予定よりも早く8月末で終了。



仕事はまあ楽しくプライベートも充実したいい夏を過ごさせてもらったかな。
ハイ、いい夏でした。



ちょっと早い夏休みとして6月中旬に30ヶ月ぶりに帰国。
梅雨真っ只中だったけど最大のイベント「アタック・マウントフジ」を無事慣行。
富士山8合目付近からのスキーでの大滑降は大感動で涙が溢れそうになりました。
このパーティーに参加してくれたみんなにはとっても感謝しています。



その後も毎夜、毎夜の飲めや歌えの大宴会の数々。
久しぶりに帰った日本は家族も、友達もみんな歓迎してくれて「家族や近い友達、仲間が大勢いる日本ていいなあ」って思っちゃいました。



「アタック・マウントフジ」に備えてトレーニングを重ねた結果3月には127ポンドまで落ちていた体重も135ポンドくらいまで上昇。
同時に筋肉量も増量しているのでいい感じのトレーニングが積めていると確信している。
ちなみに12/10現在141ポンドになり体作りも成功したと思われ「早く滑りたい!」と願う毎日。



秋になってから毎日が早くてどうしようもないんだよね。
「気が付けば10月」
「気が付けば10月も終わり」
「気が付けば11月が始まってる」
「気が付けば11月がもう終わり」
「気が付けば師走じゃん」なんて感じであっという間。






坊主も走る師走 第一話 ・・・ 健康

坊主も走る師走 第二話 ・・・ 御礼

坊主も走る師走 第三話 ・・・ 増量

坊主も走る師走 第四話 ・・・ 継続

坊主も走る師走 最終話 ・・・ 全力
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トロワバレーvol.90 粉雪滑走篇

2008-12-23 14:33:26 | トロワバレー 2008
メインディッシュ・バックカントリー
2月22日(金)---7日目 至福の粉雪滑走篇





ヨーロッパ・アルプスの山々
神々しい感じがするよね。
アランがかっこいい~






バックカントリー山をまるごと滑るってことだから、こんなちょっとしたのぼりもある。 エッサホイサッ♪






もりりん(仮名)が絶好調でガイド・アランを滑る時も歩く時もびっちりマーク






四国からのNewカマー ゆうさん(仮名)






歩くときは景色も楽しめていいね♪






大丈夫か~?、まだまだ滑るぞ~」by アラン



望むところよ、まだまだあたしたち満足してないわ」 by 我ら



粉雪滑走はまだまだ続く。
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トロワバレーvol.89 粉雪滑走篇

2008-12-21 14:53:18 | トロワバレー 2008
メインディッシュ・バックカントリー
2月22日(金)---7日目 至福の粉雪滑走篇


ティンバーライン(森林限界線)をはるかに超えたパウダー滑走はまだまだ続く!




まこちゃん(仮名)





くっしー(仮名)





抜群のパウダーセンサーを持っているうーちゃん(仮名)





赤い彗星のシャア(仮名)






青と白のコントラスト。

最高です。

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トロワバレーvol.88 粉雪滑走篇

2008-12-20 23:25:56 | トロワバレー 2008
メインディッシュ・バックカントリー
2月22日(金)---7日目 至福の粉雪滑走篇


とんでもない斜度をなんとか無事に滑り降りることができた。
アランとJPのお蔭で怪我人なく、そして楽しくここからのパウダーランを楽しめるってわけだね(嬉)。
さあ、ここからもヨロシクお願いします、仏蘭西国家資格山岳案内人殿





もちろん、完全な裏山
バックカントリーなのでおれたち以外誰もいない。
眼下の景色がすばらしい。






さあ、滑っちゃうよ!









大雪原を横ぎり、滑走ポイントへむかう。
この雄大さがいいね。
この雄大さは日本にはないね、ウィスラーにもないね、ロッキーにもないね。
さすがヨーロッパ、さすがフランス、さすがトロワバレーだね。
写真奥にはデブリ(雪崩後の雪の塊)があるでしょ。
そんなリスクもあるからアランたちに一緒にきてもらう必要がある。







軽い感じの、ジャブってところかな。
そんな気持ちいいノートラックを滑るところから始まった♪








浮遊感、浮遊感、浮遊感♪♪♪


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December ‐‐‐ 師走 2/5

2008-12-18 06:05:00 | ENTRI(エントリ)
坊主も走る師走 第二話(全五回)



フランス・トロワバレーはまだ連載が続いているんだけど(年内中には終わらせます!)最高でした。
あんなバカでかいスキー場を、バケモノガイドとゆかいな仲間達と一緒に過ごした1週間は最高に楽しく「スキーってやっぱりいいな」って再認識しました。



まあ『カオル企画』第6弾「カオルと世界一のパウダー天国トロワバレー2008」については連載中の「たび記」をご参照いただくとして、実は『カオル企画』第7弾ももうすでに動き出しています。



記念すべき『カオル企画』第7弾はなんと、
世界最高&最強スノーワンダーランド・ウィスラーです。
題して『カオル企画』第7弾「カオルと聖地ウィスラー2009」



いつもの通りスノージャンキー、パウダー大好きっ子、オフラーが集うスパーパウダーツアーであることにはなんの変わりもないんだけど、
なんと主催がFELLOW ⇒ JALPAKへ変わりました。



ウィスラーはね世界で唯一FELLOWが集客で競合他社に負けてるディスティネーションなんです。
ここでFELLOWを使って『カオル企画』ができない訳はその料金の高さにあったんです。



今回、同じ内容でツアーを作ったら3割以上料金が高くなったことでしょう。
そこで、どーしたらこの世界最高&最強スノーワンダーランド・ウィスラーで『カオル企画』が催行できるか考えてみたら「なーんだカンタンじゃん」って、JALPAKでやることにしました。



JALPAKのスキーツアー「ジャルスキー」のパンフレットのP.16をご参照下さい。
『カオル企画』 inウィスラーについて広告がデカデカと掲載されていま、、、掲載されていま、、、掲載されていま、、、掲載されていません。



ハイ、今回も完全闇企画です。
知る人ぞ知る、カオルが選んだお客様のみに「招待状(お誘いメール)」が届きます。



あいかわらずツアー作りに徹底的にこだわっています。
ディスティネーション、宿泊施設、オプショナルツアー、現地ガイド、のみならず、お誘いするお客様まで徹底的にこだわっています。



「カオルのツアーに行って良かった」とその時だけでなく、翌年も、3年後も、5年後も、10年後も、人生を終える時でさえても思ってもらえるようなツアー作りをいつも真剣に考えて旅創造屋(ツアープロデューサー)としてこだわり続けています。


これはおれのライフワークです。



大変有難い事に『カオル企画』第7弾「カオルと聖地ウィスラー2009」も満員御礼となりました。
ご参加、ご検討いただいた皆様には大変感謝しております。
ありがとうございます。






坊主も走る師走 第一話 ・・・ 健康

坊主も走る師走 第二話 ・・・ 御礼

坊主も走る師走 第三話 ・・・ 増量

坊主も走る師走 第四話 ・・・ 継続

坊主も走る師走 最終話 ・・・ 全力
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トロワバレーvol.87 恐怖の下山篇

2008-12-18 06:01:41 | トロワバレー 2008
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2月22日(金)---7日目 恐怖の下山篇


いや~でもねー
こんな写真じゃぜんぜん伝わらないよね





これじゃあ、ぜんぜん伝わらない

ホントはもっともっと手に汗握った感じだったんだ。








・・・・伝わらない。

どうしたら伝わるのか、この凄さ

伝えたい







横から見ても駄目か。。。








こんな風(写真はカオル)に滑り下りてきている瞬間の緊張。

もし仮に転んだら岩にぶち当たるまで滑り止らないんだろうなという、悪い考え

ヘルメットを被っていない自分への罪悪感

無事に帰りたいと願う強い気持ち。


ドキドキとわくわくが大きく交差する瞬間。


トロワバレーってスゲー


トロワバレーにきて良かった





伝えたい、この感動
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トロワバレーvol.86 恐怖の下山篇

2008-12-17 16:10:06 | トロワバレー 2008
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2月22日(金)---7日目 恐怖の下山篇





「KAN(仮名)は一番先に行け」というアランの号令と共に始まったスキーダウン
けっして滑降ではない。
横滑りだね。






アランの足元をみると、しっかりザイル(ロープ)が踏まれている。
万が一」が起こることを想定している。
万が一」が起こらないことを心から願う。





続いて病気のくっしー(仮名)。
片手にストックを束ねて持って、肩越しにザイルを通すとより安定する。
仮に転んだとしてもザイルは簡単には身体から離れないし、バランスも取り易い。




カオルものんびり写真なんて撮っているように見えるけど、ちゃんとアランのアドバイスを超訳してみんなに伝える大仕事をしている。
あの場所に立っているのも結構緊張するんだよ。




うーちゃん(仮名)も慎重に。






写真じゃこの緊張感斜度は表現できないね。

この緊張を伝えたい!!
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トロワバレーvol.85 恐怖の下山篇

2008-12-16 16:16:50 | トロワバレー 2008
メインディッシュ・バックカントリー
2月22日(金)---7日目 恐怖の下山篇


アランとJPのフランス国家山岳ガイドが厳重注意というのがよーーーーーーくわかるとんでもない急斜面が現れた。

どれくらいスゴイかね。
ブラッコムマウンテンクーアーエクストリーム(昔のひとはスダーンと呼ぶ)ってコースわかる? あの入り口もかなりビビるよね。



でもね、あそこは滑れるんだよ。
ターンできるってことね。
確かに「えいっ」って気合を入れないとできない場所もあるけどね、ターンできるんだよ。

この入り口はね、ターンして間違っちゃったらイっちゃうね
マジで。




アランがスキーでアンカー(碇)を打ってくれて、ここにザイル(ロープ)を固定して、更にJPが先に下りてくれてザイルを安定させてくれる。






いつになくみんなの顔も真剣







さあ、エライことが始まった♪


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