太陽LOG

「太陽にほえろ!」で育ち、卒業してから数十年…大人になった今、改めて向き合う「太陽」と昭和のドラマ

#418 ルポライター

2020年05月04日 | 太陽にほえろ!


朝のひととき。
セミの声がうるさくて目が覚めちゃうというスニーカー(山下真司)のぼやきを受けての
ドック(神田正輝)のダジャレ連発にキレるゴリさん(竜雷太)、
けっこうウケてる長さん(下川辰平)というおなじみの構図がすでにこの回で確立されている感じです。
「セミプロだよ」は、ドックにしては気の利いた返しだと思うんですがね。

ある出版社から相談を受け、メインテーマまるまる使ってスコッチ(沖雅也)とスニーカーが
建物に入っていくところを映す演出がかっこいい。
カメラの前を二人が歩いてるだけなんですけどね。
音楽と演者がかっこいいと、ただ歩くシーンも絵になりますよね。


以前より噂のあった土木省の入札に関する東郷建設・岩田社長との関係を暴いたルポが無記名で送られてきて、扱いに困った編集長が相談してきたのだった。
東郷建設のバックには響組がついており、黒い噂が流れると関係者が不審な死を遂げているのため、このルポを書いた人物にも危険がおよぶ心配があった。

岩田や土木省の三浦らが会合に使っているスナックに客を装って入ったスコッチは、
担当のホステス博子(田島令子)に近づき、その後も彼女に張りつく。



スコッチ、お紅茶しか飲まないのかと思いきや、これは当時のスポンサー提供のコーヒー牛乳では?w
このあと、窓越しに倒れる彼女を目撃し、車のドアをジャンプして飛び越え、さらに後ろ足で閉めるという美技を見せてくれます。

博子の様子から、ルポを書いたのは彼女だとひらめくスコッチ。
しかし、目を離したすきに逃げられ、翌日彼女は遺体で発見される。

博子が白血病で余命半年だったこと、本当は雑誌の記者になりたかったらしいことを知り、
彼女が命を懸けて不正を暴こうとした思いを無駄にするまいと一丸となる一係。



さらにスコッチは、博子が真相究明のために近づいた三浦に対し、しだいに本当の愛情を感じていて、彼に罪を償ってもらいたくてルポを書いたと思い至る。
しかし、その思いは届かず三浦は博子を殺した。

不正で利権をむさぼろうとする者、それを搾取する暴力団、保身のために恋人を手にかける役人。
それを追いつめる刑事たち。

証拠のイヤリングを、夜中の駐車場で地面にはいつくばって探すスコッチ、ドック、ロッキー、スニーカー。
みんな絶対自分が見つけてやる!と思っていそうな真剣な様子で、捕り物だけじゃなく、こういう地道な捜査もやっぱりかっこいい。
真剣さというのは、無条件に人の心を打つんだなと思いました。



【スコッチとドック】
ふたりのやりとりで私が愛してやまないのが、ドック登場編の
「冗談じゃないよ!ひとつ間違えば僕が死ぬとこだったじゃないっすか」
「俺が死ぬよりましだ」
というシーンなんですが、さくっとひどいこと言われているのに
「ハードボイルドだ。たしかブランデーとかいったな」と感心しているドックもなかなかです。

今回、ひとりで響組に乗りこみ、組員たちにむりやり握手しながら快活に挨拶をしつつ強引にガサ入れをする案外無鉄砲なドック。
「まったく前後の見境がないな、お前ってやつは」とぼやくスコッチに対し、
「滝さん、あんたも相当ね」
と先輩に対して無礼なドックの物言いを気にするでもなく笑うスコッチ。

両者ともマイペースなせいか、組むことは多くてもあまり“コンビ”感はないのですが、
やりとりは息が合っていて、実はかなり好きな組み合わせです。

動けない二枚目が刑事役をやるほどの悲劇はないと思っているのですが、その点沖さんも神田さんもアクションシーンに限らずちょっとした動きにも自分のカラーがちゃんとあり、かっこよさもコミカルさも表現できて、なおかつこの容姿なのでいうことなしです。

この組み合わせで、逆に隙のないハードな話も観てみたかった気がします。





#536 死因

2020年03月15日 | 太陽にほえろ!


大物代議士・板倉の乗った車が事故に遭い、警察病院に運ばれたが手術中に亡くなった。
担当医の白石良子(岡まゆみ)から連絡を受けたドック(神田正輝)は、
板倉が麻薬中毒者だと聞かされ衝撃を受けながらも、麻薬ルート解明のため、
しばらくは極秘にするよう良子に頼む。



この年の1月に、学生時代以来の再会を果たしたドックと白石先生。
仕事に対する不安や悩みでそれぞれに揺れていましたが、
12月のこのエピソードでは、お互い成長し、充実感や自信が内面からにじみ出て頼もしさを感じます。

そんな若くてキラキラした主役のふたりと対極にいる中年の看護師・守口光江(斉藤美和)が、
もうひとりの主役だったように思います。

光江と同年代(たぶん)の現在はもちろん、放送当時中学生だったにも関わらず、
私は光江に共感してしまいました。正確には共感ではないかもしれないけど、彼女の言っていることが大人になったら身につまされそうな気がしていたのです。

30年、看護師として、おそらく一人で息子を育てながら頑張ってきた。
実直で仕事ぶりも真面目。白石先生からも人柄をふくめ信頼されているようす。

そんな彼女が、板倉の秘書・木村(剣持伴紀)からマンションの譲渡と引き換えに
麻酔薬の細工と白石医師の医療ミスだという嘘の証言を頼まれ引き受けてしまう。

本来なら、そんなことに応じる人ではなかったはず。
でも、ふと自分に残された職業人生を思った時、息子にまとまったものを遺してやる最後のチャンスだと感じて受けてしまった。

若い時ならそれは“欲”かもしれないけれど、私には光江の“疲れ”に見えました。

口封じのため車に撥ねられ、意識が戻ったときに記憶喪失を装った光江。
しかし、仮病と察しながらも記憶喪失のままならこれ以上命を狙われることはないからと、
「もう何も聞かない」と見舞ったドックと、事件後に自分を「良い人」と評してくれた白石医師に、光江の気持ちは揺れる。



匿名でかかってきた電話に、光江が真実を明かしてくれる気になったのでは…と
マンションを訪ねるドック。

「迷いました。ずっと迷ってました……今でも迷ってます」
たとえ息子を息子と呼べなくなっても(マンションを)手放さないと決意していたのに、
証拠不十分で釈放された白石先生がドックと楽しそうに笑い合う姿を見て、
一生嘘をつき続けなければいけない自分がたまらなく惨めになったと泣き崩れる光江。



光江が見かけた光景がこちら。
ボスからおこづかいをもらったので食事に行こうとキャッキャするふたりw

光江の心を動かしたのは、傷ついた不幸な顔ではなく、若いふたりの信じきった明るい顔だった…。
事件以来ドックの質問に後ろめたさからほとんど目を逸らして答えていた光江が、
流れる涙を拭うこともせず、まっすぐ目を見て告白したこの場面が強く印象に残っています。

寄り添いながら語りかけるドックの声がやわらかく、一世一代の告白をしてやっと解き放たれ
生来の正直さをとりもどせた光江を癒しているようです。ドックセラピー。

自分の思いもよらないところで、誰かに影響を与えることがある。
若さ、明るさ、熱意…ドックと良子が無意識だからこそ、光江の心に響かせたもの。

年を重ねるうちにいつのまにか失うものもあるけれど、正直に生きていれば誇りは失わずに済む。
ズルしたり、ちょっとしたごまかしをしたり、そうして少しずづ溜まってしまう澱のようなものを洗い流すために、信じるべき指針のようなものを、あの頃も今も、私は『太陽にほえろ!』から得ています。

#584 盗聴

2020年01月13日 | 太陽にほえろ!


1984年1本目の作品。正月早々「盗聴」って…と当時も思いましたが、あれからン十年、2020年最初のログはこの作品にしました。

覆面車の中で偶然ラジオの電波に乗って盗聴された電話のやりとりを聞いてしまったドック(神田正輝)とラガー(渡辺徹)は、強請られていた田所という宝石店の男を突き止め協力を依頼し取引現場で張り込んでいると、和美という若い女が現れた。実は和美も何者かに強請られていて、代理でやってきたのだった。

必ず守るからと協力を求め、和美を泳がせて尾行していたラガーだったが、地下鉄の構内で近付いてきた男に彼女が襲われ、混乱の中、男は捕らえたものの、その隙に和美が行方不明になってしまった。

やがて和美を誘拐した男から、ダイナマイトを巻かれた和美の写真が送られてきた。
同じく写真を受け取った婚約者の新田医師(星正人)が、一係に捜査から手を引くよう抗議してくる。


新田が犯人と接触するときが逮捕のチャンスと、新田をマークする一係の面々。
自分が協力を依頼したのに守り切れなかったことに責任を感じ、新田の家に盗聴器を仕掛けて、
犯人との取引場所を掴むラガー。



「たいしたことないじゃないですか。駆け出しのデカがひとり首になるだけのことですよ」
助手席のドアを開け、一緒に張り込んでいたボギー(世良公則)を車から降ろそうとするラガーに、
「お前だけにね、そういうカッコいい真似はさせらんないの」
そういってドアを閉め、車を出すよう促すボギー。

ふだん熱くなって暴走しがちなふたりですが、今回はボギーが犯人に対する怒りを胸に秘めながらも、焦るラガーを鎮める役目にまわっていました。
お互いを気遣うやりとりが、さりげなく温かいです。

ラガーたちが取引現場で見張っていると、現れたのは西岡徳馬演じる成島という男。
もう西岡さんが出てきた時点でほぼ犯人確定ですね。
しかし、残念ながら証拠不十分で釈放されてしまいました。

トシさん(地井武男)とボギーがあからさまに尾行するのを振りきった新田がタクシーで逃げる。
車内でほっとしていると、タイヤを鳴らして1台の車が曲がってきた。


ドック! 
顔のアップに“ドック刑事のテーマⅡ”がジャーンと被る演出で、一気に正月ボケが吹っ飛びます。

さらにもう一台…。

マミー! 
一係の走り屋ワンツートップにロックオンされ、逃げきれるのか!?
ふたりとも特に気合が入った感じでもなく、淡々と追っているのがクールです。

追跡劇で使われがちな芝浦界隈や多摩地区の車が少ない通りではなく、新宿の普通の道を走っているのがまた良いです。
そして、捕らえるのではなくあくまで後を追っているだけなので、強引に距離を詰めたりしません。

やがてマミーが横から出てきた車を避けようとして急停車し追跡を断念。
「ドック、あとはお願い」という無線に対し、「ハイ、了解!」と応じ、ちらっとバックミラーを見るドックがかっこいい。
しかし、ドックもそのあと同じように路地を曲がってきたトラックと鉢合わせてタクシーを見失ってしまう。

そのころラガーは和美の居場所を突き止め、新田が駆けつけた時には保護して事情もすべて打ち明けられていた。
和美が投薬ミスで患者を死なせてしまい、それを隠そうとした新田が成島に脅されていたのだった。

刑事生命と引き換えに、和美を救うために違法な手段をとったラガー。
ボス(石原裕次郎)は「責任は俺がとる」と相変わらず頼もしく、仲間たちも一丸となって解決に向けそれぞれが力を尽くす。

とりたてて派手な演出はないものの、一係の結束の固さが随所に感じられて、新春にふさわしい作品だったと思います。


#567 純情よ、どこへゆく

2019年10月14日 | 太陽にほえろ!


ある晩、宿直のボギー(世良公則)が仮眠する横でガールフレンドと電話で盛り上がるドック(神田正輝)。
続けて違う女の子と電話をしているドックを軟派だと責め、ボギーが男と女の理想の形を語ろうとした矢先、
「専務が社長を殺すかもしれない」という通報が入る。
現場に急行した時にはすでに社長は殺されており、一係では通報した倉田という経理部長から事情を聞く。


ドックがよくやる椅子の馬乗り。1脚1脚跨ぎながらボギーに詰め寄るドック。机が2台しかないのに
椅子は何脚あるんだ?ってくらい次々跨いでいくのがマンガチックです。

殺されたのは竜神会系の日南金融の太田黒社長で、田沼専務(辻萬長)から倉田に犯行をほのめかす
電話があったという。
田沼と付き合っているという夏子(竹井みどり)に事情聴取をしたドックは、彼女が太田黒に乱暴され、
それを聞いた田沼が復讐したことを突き止める。



泣き崩れる夏子と、彼女を愛するがゆえに罪を犯した田沼に同情するボギーだが、ドックは彼女になにか引っ掛かりを感じる。

夏子役の竹井みどりさん。綺麗なのはもちろんですが、今回改めて観て声が可愛らしいのが印象的でした。
こういう声に生まれてたら人生違ったかもしれないなぁ。



夏子のことが好きすぎて手も握れない田沼の純情に共感するボギーは、彼を消そうとする竜神会よりも先に
見つけ出そうと必死に田沼の行方を追う。

ボギーと田沼のあいだには似た者同士、どこか響き合う部分があったように見えます。
犯罪者であっても同じ目線に立ち、胸に届く言葉を投げられるボギー。
声や口調に初期のころとは違った成熟を感じます。



田沼役の辻萬長さん。「太陽」では私の記憶する限りとことん悪い役ってない気がします。
いつもやむを得ず罪を犯してしまう…そんな男の役がハマっています。


一方、田沼探しをボギーたちに任せ、ドックは真相を探るべく倉田に迫る。
推理を打ち明け協力を乞うふりをして、倉田が社長の座につくために竜神会と夏子を操り、
田沼に太田黒を殺させたうえで始末しようとしていたことを暴く。

ボギーの素直さ、ストレートな優しさがあったからこそ田沼がそれ以上罪を重ねる前に捕らえることができ、
そんなボギーをも利用して賭けに出るドックのドライな捜査が、真犯人にたどり着く結果につながる。

愛すべき好人物はボギーだけど、細やかに相手の言葉や表情の意味を探り、勝負どころでは
大胆に仕掛けるドックの方が刑事としてのキャリアと適性を感じます。

竜神会に自分を襲わせて逆に逮捕する最後のアクションは、ところどころユーモラスでドックらしい展開でした。
元々明るい色の服装が多いドックですが、なかでも今回は派手で尾行にも敵から逃げるのにもまったく不向き!



後輩が増えるにつれて、ドックがいつのまにか“出来る良い子”になってしまったのが当時はちょっと
寂しかったのですが、今回は初期のころのマイペースで自由な雰囲気が戻ってきて嬉しかったのを覚えています。

出来る子といえば、歩道橋の上でボギーの買い物袋の中からドックがパンを抜き取り、別れ際にボギーが
さりげなく取り戻して安心していたら、実はカフェオレを掏られていたという一場面。



わざとらしく腰痛をアピールするこのあたりが怪しいと思うのですが、何度見ても掏った瞬間がわかりません。
スリでもサギでも金庫破りでも、入門したらその後もスキルを磨いて活かすあたり、さすが出来る子。

#574 冒険の海

2019年09月08日 | 太陽にほえろ!
七曲署管内のスーパーから盗まれた車が神奈川県警のパトカーに追跡され、
逃げる途中で海に転落。運転手は死亡した。

現場に向かったドック(神田正輝)とラガー(渡辺徹)は、引き上げられた車の中から
拳銃を見つける。
その拳銃は半年前に一億円相当の金塊が強奪された事件で使われたものと判明。

ドックは車の引き上げに協力してくれた地元のダイバー清水(渡辺謙)に、
海中の再捜索を依頼する。





のちに大河ドラマ「独眼竜政宗」で一躍スターになる渡辺謙さんの、まだ初々しい演技も見どころの本編。
今ではすっかり世界のケン・ワタナベですが、「太陽」に出演したことは覚えていらっしゃるでしょうか。



さすがに良き面構え。武器を構える姿も決まってます。


海に沈んだとみられる金塊を探すため協力を乞うドックに対し、最初は気が進まず冷たく応じるものの、
ドックも海が好きで学生時代によく潜っていたと知るや、とたんに心を開き快諾した清水。

婚約者の美由紀も彼と似て第一印象がかなりとっつきにくいですが、彼らの経営するダイビングショップは大丈夫でしょうか。

それでも打ち解けるとこのもてなし。

さすがのドックも勤務中のためノンアルコール。

ドックは清水からフロリダ沖での宝探しに誘われ、美由紀との結婚式の立ち合いを頼まれる。
海で拾った指輪を美由紀にあげるつもりだと嬉しそうに見せる清水。
ドックは自分より自由に生きている彼に羨望する。

ふだん一係の中では誰よりマイペースで自由人なドックが、かつて自分もハマっていた海で
自分の腕だけを頼りに生きている清水に対し、少し寂し気に見えたのが新鮮でした。


海中を捜索していると、二手に分かれたとたん清水が何者かに襲われ腕を負傷。
気づいたドックが襲ってきた3人を追い払い、清水はなんとか軽傷で済んだものの、
犯人には逃げられてしまう。


逃げられたもののかっこいいブルース。
かつてのジーパンの名シーンを彷彿とさせますね。

水中シーンでは神田さんも渡辺謙さんも実際に潜っていますが、海での動きは神田さんの方が圧倒的に
慣れている印象。謙さんはもしかしたらこの役のために初めて潜った?のかもしれません。

私事ですが、その昔、本編がきっかけでスキューバダイビングを始めました。
スキーもテニスもゴルフもできませんが、ダイビングだけはドックと一緒に遊べるんじゃないかと
自負しております。
当時はこんな器材で潜っていたんだ!とか、
「沖合3キロで待つ」って、どんだけ雑な取引!?とか、突っ込みどころは数あれど、
ダイバーとしても楽しめる作品です。



捜査の中で、金塊がダイヤの指輪に変えられていて、それを知らずに拾った清水が狙われたことがわかった。
ダイヤを奪うために美由紀を攫い、清水に取引を迫る組織。

ドックの制止を振り切り、単身沖合にボートを走らせる清水。
それを水中スクーターで追うドックは、どうやってボートの位置を正確に突き止めたのか!?

海で生きてきた自信から、自分の力だけで美由紀を救い出そうとし危機に陥った清水を助け、
「陸(おか)には陸のルールがあるんだ」と諭すドック。
宝探しの夢はお預けになったものの、犯意のなかった清水には執行猶予がつくことになった。

彼らのフロリダ行きの際には、1週間ほど休みを…と気が早いドックを呼び寄せ、
「宝探しもいいけどな、俺の宝物はお前たちだって言ったら、おまえどうする」とボス。
「この、うまいこと言っちゃって!!」と思いきりボスをはたくドックw



ボス=石原裕次郎にこんな激しくツッコめるのは、ドックならでは、そして神田さんならではという気がします。
ボスもドックも端々に照れと親しみが漏れ出ているのも微笑ましいです。


【本日のシンクロ】



あんなに「宝探しなんて」と否定的だったブルースが、興味を抱いたことに驚き突っ込む一同。
仲良しのせいかみんながきれいに揃っていてちょっと笑えます。

もう一つのシンクロがこの場面。

長時間さんざん怒鳴りつけても黙秘を続ける参考人にボギー(世良公則)が手を焼いていると、
山さん(露口茂)が現れ、「疲れたろ」と男に声をかける。
ほっと緊張をゆるめる男とボギー。
「おまえが留置されてる間に捜査はほぼ完了しているんだ」
山さんの言葉に明らかに動揺する男、そしてボギー。

ふたりの反応がやけに似ていて笑えます。
男と山さんを交互に見比べるボギーの目の動きはぜひ動画で。