先日、8/18~26までネパールにて治療してきました。
赤十字の協力を得たボランティア診療です。
場所は、ネパールの南端、インドとの国境に近いバイラワという町
初日は赤十字の会場の近くで市場が開かれておりまして大変賑やかでした
こちらが会場です
早朝から多くの患者さんが遠方からいらして長蛇の列です
今回、日本から参加したメンバーとネパリー鍼灸師です
最前列、向かって右から3番目にいらっしゃるのが
ネパールに鍼灸を持ち込まれた、畑美奈栄先生
鍼灸への情熱と圧倒されるようなパワーを持ち
キメ細やかな気配りをされる素晴らしい先生です
診療中はこんな感じでして
戦場の衛生兵のような忙しさで、ごった返しています
患者数は4986人に上りました!
主訴は、各所の疼痛を訴える方が多かったのですが
その程度が、日本ならば癌などの闘病後や出産後などで現れるような、両側、全身性の酷いものが多く
ネパールの過酷な風土と住環境、季節を問わず素足にサンダル履き、入浴なし、油を多用する食生活などの影響によるものと推測されました
その他にも、医療が行き届いていないが故の疾患多数
幼児の頃に患った中耳炎の治療をせず、大人になっても耳垂れを起こしていて難聴になってしまった方(この症状を訴える方は多数)
一ヶ月、小便がまともに出ていない方(この症状でも病院に行かない?行けない?)
全身が浮腫で痛む10歳の男の子(病院で原因不明だが、恐らく日本ならば診断がつくでしょう・・・)
などなど・・・
診療中にネパール語から英語に翻訳してくれたのは、主にネパリーの中学生
皆、素直で無邪気で可愛いです
英語は堪能で、頭も切れて素晴らしい
でも、心は純粋でして日本人の小学3~4年生くらいな感じです
ヘルスキャンプが終わりに近づいた頃
私たちは、彼らの学校に招かれ、熱烈な歓迎を受けて
別れるときには、皆、ハグして涙で見送ってくれましてね
私たちは、彼らのピュアさに唯々感動してしまいました
ものすごい数の患者さんですね!
途上国の医療事情も知らなかったから、驚きました。
素晴らしい経験をされたようで!読んでるこっちも楽しくなりました!
先生すごくいい顔してますね!こっちも笑顔になります
それにしても、また今年もめっちゃ黒くなってるっ!!
てゆうか、先生、ネパリーと見分けがつかない!
ちょ、先生!馴染みすぎっ!
コメントありがとうございます
この患者さんの長い列・・・
見ると戦意を消失しましたよ
気付かない振りで目の前の患者さんのみに集中していました(汗
ネパリーよりは色白でしょ(笑)
あっ!でも。。。
「ネパリードクター?」
って聞かれました(笑)