この時期、お悩みの方が多いと思いますので、対策を一つ
花粉症などのアレルギー疾患の原因になる物質はリノール酸です
結論から言うと、リノール酸の摂取量を極端に減らせば症状は緩和されます
多くの油に含まれる摂取されたリノール酸は、細胞膜に一時貯留され「アラキドン酸」という物質へと姿を変え
更には
ロイコトリエン
プロスタグランジン
トロンボキサン
という物質へと姿を変え、大量に放出されるとアレルギー症状を発症します
(抗アレルギー薬として処方される薬は、これにヒスタミンを足した4つの物質の放出を抑える薬です)
ヒスタミンが有名ですが、ロイコトリエンの方が症状を数十倍酷くさせますので、こいつの放出を抑えれば楽になるというわけです
こんな理屈で、上記3つの物質の原材料となるリノール酸を取らなければ花粉症の改善につながるということになります
これは花粉症のみならず、アレルギー疾患全般に通用するので、蕁麻疹・アトピーなどにもお勧めです
…で、リノール酸を多く含む食品を挙げると限がないので
ここでは、ざっと
殆んどの油…マーガリン、バター、オリーブオイル、ごま油、サラダ油などなど…
肉、乳製品、ナッツ類など…
他は皆様、調べてください
で、これらをほぼ取らないようにするだけです
しかし、多くの食品に含まれるリノール酸を全く取らずに暮らすことなど不可能なので
これに対応して、細胞膜に溜まったリノール酸を減らしてくれる物質であるDHA、EPA、αリノレン酸を取ると更に良いです
DHA、EPAは魚に含まれる油です
αリノレン酸は、えごま油やアマニ油に大量に含まれます
これらを積極的にとるのですが、日々手軽に摂取するのにお勧めの方法は
えごま油かアマニ油を1日に大さじ3杯、必ず非加熱でとることです
この生活を数週間続けると楽になるのが実感できると思います
しかし、止めるとテキ面に悪化しますので花粉の季節中は継続してみてくださいね