「あらゆる追憶は、今日がどうであるかによって
したがって、欺瞞的な視点によって色づけされている」
「アインシュタインは語る」より
過去の記憶は、それを経験した時点では、喜び、怒り、悲しみ、恐怖などの感情に支配される。
その記憶を思い出すときは、そのときの感情とは別に現在の自分の状態が影響し、良き思い出とも、悪しき事柄とも如何様にも捉えられる。
例えば
現在、幸せを感じながら過ごせている人は
「ああ、あんなことがあったから、現在、私は幸せに過ごせている」と思う。
反対に、不幸だと思い込んでいる人は
「あんなことがあった所為で、現在、私は不幸だ」と思う。
同じ追憶でも、このように視点が違うと正反対のものとして思い出される。
ということは、過去がどうであろうとも、現在を楽しく過ごせるように勤めれば、過去の捉えられ方は変えられるということですね。
極端に言うと「過去は変えられる!」(過去へのこだわりは変えられる)
凄いテクニック!さすがアインシュタインですね!
過去へのこだわりが原因で心身共に病んでいる方、結構いらっしゃいますよね。
こんな感じに捉えてみました。
あっ、こう思う私も欺瞞的な視点に色づけされていますね・・・ははは