記事を書くに当たり記憶を検証した結果、私が小学校1年の時のことです。
遊園地で出会った60手前ぐらいの歳のおじさんに
「ボクお化け屋敷に入ったことあるんだよ」と言ったら
おじさんは、お化け屋敷やいくつかの屋敷を見せてくれて
「それじゃあ今度は飛行機屋敷はどうだ」と言って
一緒に飛行機屋敷の中に入った。
そのおじさんは身長は160㌢ちょっとで
バタ屋よりかは少しマシな格好の人で
当時は近所でよく見かけたような感じの人だった。
そして飛行機屋敷のほうはというと
建坪70~80坪でいかにも昭和の頃のやや古びた町工場のような感じで
外壁はトタン張りの木造平屋の建物だった。
中は外見同様に使わなくなった町工場を物置にしたような感じで
棚や机で通路が作られている。
中は機械の部品や工具や建築資材のようなものが
展示されているというのか収納されているというのか
ただ無造作に置かれているだけであった。
機械の部品なども飛行機とは全く関係ないものばかりだったが
その時はそれをイカサマだとは思わなかった。
というより自分はそれを飛行機屋敷として受け入れていた。
ただそんなものが面白いわけがない。
入って30㍍も歩かないうちに嫌になって
その中にあった石膏と鉄でできた展示物というのか収納物を
一つ掴むと外に飛び出した。
「おい、待て待て」おじさんは追いかけて来た。
私は持ち出してきた物から手を放して地面に落とした。
その物はコンクリートの上に落ちて割れた。
そこで目が覚め夢は終わった。
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