goo自由日記

いろんな出来事を載せています見てくださいね!

第36回中国地方選抜神楽競演大会in戸河内  2

2015-06-07 14:40:26 | 神楽
 続きます。

 7、競 旧  頼政  栗栖神楽団  廿日市市
  平安時代、近衛天皇七六代の御代、帝の上に毎夜、丑三つ時、東は三条が森の彼方より
  黒雲が飛び来たりて、奇妙な姿の 頭はサルで胴体は狸、尾は蛇で手足は虎の「鵺」という怪物
  に悩まされる。
  そこで源氏の嫡流、源三位頼政は近衛天皇に退治せよとの勅命を給わり、自らが家臣の猪早太を連れて
  向かい激闘の末、退治する。
  (旧舞の鵺退治と同じ)

 


 


 


 


 8、競 新  滝夜叉姫  吉田神楽団  安芸高田市
  藤原秀郷、平貞盛の為敢え無き最期を遂げた平将門の娘五月姫は、父の無念を晴らさんと貴船の社に
  祈願を掛ける。
  その満願の日、滝夜叉姫と名を変えます。
  大宅中将光圀は滝夜叉の妖術に悩まされながらも陰陽の秘術を持って滝夜叉姫を鎮圧する。

  (若さがはじけた感じです)

 
  


 
  
 


 


 


 9、競 旧  塵 倫  土居神楽団  安芸太田町
  第14代仲哀天皇の時代に、異国から日本征伐を企て、数万の軍兵が攻めてきましたが、その中に
  塵倫と言って身に翼があり、雲に乗って空を自由に飛び回る神通自在の大将軍がおりました。
  天照大神のご神徳と弓矢の遺徳を持って、従者に竹麿呂を従え、塵倫に立ち向かいます。
  激しい戦いの末、天皇の射た矢が塵倫に命中し、雲の彼方へ落ちて行き、敵の軍は衰退してゆく。
  国の危機を救い、天か太平、国家安全、民安全の世を造りあげた仲哀天皇を称える神楽です。

 (子供のころから見てきたふる里の神楽、歌も太鼓も懐かしい)

 


 


 


 


 


 塵 倫  「それに立ち向こうたるは! いかなる神にてましますか!」
 帯中津彦 「おお我はこれ! 人皇第14代の帝、帯中津彦の天皇とは自らがことなり。
       汝、いかなる者か!」
 塵 倫  「この方か、この方は! 今度日本征伐の大将軍、塵倫とは我がことなり。
       汝一命惜しむものならば、官軍を我に渡しこの国を立ち去れよ!」
 帯中津彦 「あーら愚かなり。
       汝魔法をもって雲に乗り! 霞に隠れ神通を得て飛び来るとも朕また天神地祇を
       頭とし、天つ御親、日ノ御神の御稜威を背に戴き、天の鹿児弓、天の羽々矢の遺徳を
       もって、汝が一命討ち射ち止めんこと、ただ今のことなり!」
 両 者  「さらば立ち合い! 勝負決せん!」

   (セリフを入れてみました)

 10、競 新  伊吹山  横田神楽団  安芸高田市
   日本武尊は、都より近江の国の伊吹山の邪人を成敗せよとの勅命を伝える使者 韋駄天権内が駆けつける。
   勅命を受けた尊は舞楽行脚の者に姿を変え、権内と共に伊吹山に向かい鬼人に近ずく。
   邪人の頭は面前で舞楽を見せるように命じる。
   舞楽を見た鬼人は舞楽を肴に酒宴をな始める。
   尊は剣舞を披露したら機をみて鬼人に斬りかかり激戦の末にこれを成敗する。

 (さすがに立派なもの、ひときわ際立って見えます)

 

   


 


 


 


 


  ここで、競演5団体、特別出演1団体を残して帰路に・・・
  ブルーシートの上に敷物はしいていたものの、同じ体制で腰が痛くなりました。
  午後、6時を回っておりましたので、潮時かと、今年は気温も低かったのでしょうか、寒かった
  です。
  競演大会もアチコチ開かれますので、年々お客さんが減ってきて赤字だとスタッフの声もあったり。
  それでも会場は大勢の観客でにぎやかです。
  横田の素晴らしい神楽を堪能して、太鼓の音がいつまでも心に響いています。


  

第36回中国地方選抜神楽競演大会in戸河内  1

2015-06-07 08:55:29 | 神楽
27-6/6(土)戸河内ふれあいセンターで開催された「中国地方神楽競演大会」に行く!
10:00開場、12:00開演。
毎年行く神楽競演大会、主人の姉もきました。

 
 


 12:00 開会式。
 衆院議員の河井克行議員の挨拶もありました。

 


 1、特 出 四方祓い  土居神楽団 安芸太田町
  舞殿を祓い清め、四方の神々の御降臨を願う儀式舞です。
  舞人や観客をも祓い浄め、舞法もあらゆる内容が含まれているので、基本舞としての性格も持って
  います。

 


 2、 競 旧 鍾馗  龍南神楽団  北広島町
  須佐之男命が鍾馗大神となり疫病神を茅の輪を持ち退治するという物語。

 


 


 

 3、競 新 山姥  上本地神楽団 北広島町
  腹心 渡邊綱を従えた頼光は、北陸路を急ぎ、上路山にいたる。
  夜の帳に道を失い、難儀する主従の前に一軒の山家が見え、心優しそうな老婆が宿を貸す。
  山姥親子は寝込みを襲撃するが、頼光主従の反撃の前に追いつめられる。

 


 


 


 4、競 旧 羅生門   堀神楽団 安芸太田町 
  平安時代の末期、京都御所の羅生門には、夜毎妖鬼(大江山茨木童子)が出没して良民を苦しめた
  源頼光は家来で四天王の一人である渡辺綱に命じ坂田金時と共に征伐に向かわせます。
  羅生門に置いて茨木童子と格闘になり腕を切り落とすが妖鬼は雲中に姿を消す。

  旧舞の羅生門、久しぶりに見ました、新舞の戻り橋と同じ内容。

 


 


 


 


 5、競 新  葛城山  西宗神楽団  北広島町
  大和の国葛城山に古くから住んでいたという土蜘蛛の精魂は、朝廷に従わず世を乱して抵抗を
  続けていました。
  時の朝廷に仕える源頼光が重い病気にかかり、侍女・胡蝶に典薬の薬を独訳にすり替え、頼光に
  飲ませようとします。
  四天王は土蜘蛛の流血のあとを追って、ついに葛城山に辿り着き、激闘の末、めでたく土蜘蛛を
  退治します。

 (土蜘蛛と同じあらすじ、よく見るメンバーでした)

 


 


 


 6、特 出  八幡      高猿神楽ジュニア 安芸高田市
  九州豊前国の宇佐八幡に祀られている八幡の神、誉田別命が異国から飛来した”第六天魔王”
  と称する悪魔王に立ち向かい、神通の弓を持って従者門丸とその悪魔王を退治する物語。

  (6才~17才の子供神楽、可愛らしかったです)

 


 


  休憩です。

  続きます・・・